先日、被災地協働NGOセンターの増島智子さんから、次のようなメッセージをいただきました。
「地元秀岳館高校の高校生が泥出しに汗をかき、だんだんときれいになっていく自宅を見て、住民さんの顔も少しずつ笑顔になって行きました。
こうして途方にくれる被災者の方にとって、ボランティアの寄り添いによって、少しでも光が見えたことによって明日につながることがあります。
(中略)
住民さんの笑顔が、ボランティアにとっても生きがいです。秀岳館高校の生徒さんが活動を終え、最後に「ありがとうございました!」と言って帰っていく姿を見て、ボランティアをするのではなく、ボランティアさせてもらってありがとうという、仏教でいう布施の気持ちを思い出しました。」
以下、室崎のコメントです。
秀岳館高校の学生の皆さんだけでなく、日吉高校、球磨工業高校の皆さんが、地元被災地の被災者の支援のために、泥出しや避難所支援などで、積極的にボランティア活動をしてくれています。
ちょうど6年前の、兵庫県の丹波豪雨災害の時、多くのボランティアのみなさんが、ほぼ同時期に起きた広島豪雨災害の支援に行ってしまい、ボランティが来なくて困っているときに、柏原高校、舞子高校、社高校、西脇北高校、市立西宮高校、灘高校など、地元の高校生が駆け付けてくれて、被災地を救っていただけたことを思い出しました。
高校生に感謝です!
写真は、秀岳館高校と球磨工業高校のホームページから借用しています。