私たちの努力不足&広報不足なのですが、せっかくクラウドファンディングでいただいた「大切な支援金」を、豪雨災害の被災地で活動されている学生や生徒の皆さんに、配り切れていません。申し訳けありません。
約800万円のお金を支援金としてお渡しできるのですが、今までのご応募が少なく、300万円ほどしかお配りできていません。
ボランティアなので自力でというお気持ちかもしれません。他の支援者から支援を受けているので更なる支援は不要なのかもしれません。さらには、私たちの支援活動をご存じないのかもしれません。試験のシーズンでボランティアどころでないのかもしれません。
ただ、被災地では更なる支援を求めていることは事実です。泥だしが終わっても、仮住まいのサポート、子供たちの遊びや学習の支援、コミュニティ活動のお手伝い、観光や農業の活性化の応援など、まだまだ支援が必要です。そのために、全国の皆さんからいただいた資金を活かしていただければと思います。
これからの支援活動、とりわけ春休みの支援活動の応募も受けつけています。
九州については、現地への支援が九州一円に解禁されたこともあり、福岡はいうまでもなく、鹿児島や宮崎あるいは長崎などからの支援の応募も受け付けます。
さらには、それ以外の地域からでも、被災地の大学や市民団体と連携しての支援活動であれば対象になります。
とはいうものの、私たちの広報の弱さが根本にあるのは確かです。私(代表:室崎)は、いつでもどこへでも広報の行脚に行こうと思っています(といっても日程調整の時間はください)。支援を考えておられる大学や高校あるいはグループに、これから足を運ばせていただこうと思っています。
お声かけいただければ、喜んでお願いに飛んでまいります。「生徒会が生徒に呼びかけて、50円・100円と集めて10万円もの寄付をしてくださった高校の取り組み」など、全国の支援活動の現状をお伝えしたいと思います。
写真は、本論と関係ないのですが、支援されている皆さんへのお礼の気持ちです。
以下,シンポジウムのお知らせ3件です.
「学生ボランティア活動報告会」の第2回が、12月16日の19時からオンラインで開催されます。今回は、神戸大学の「くまとーち」(私たちのCF支援団体の一つ)や神戸大学震災救援隊、東北大学SCRUM、学生応援村さんの報告があります。
それに加えて、毎年、東北学院大学で開催されている「大学間連携災害ボランティアシンポジウム」が開催されます。12日の13時から、今年はオンラインで開催されます。このシンポでは、熊本学園大学、神戸大学、中央大学、東北学院大学などの学生の報告があります。
この12日のシンポでは、昨年に引き続き基調講演ををさせていただきます。今年は、「学生災害ボランティアの歴史に学ぶ」ということで、関東大震災から令和2年豪雨までの災害学生ボランティアの取り組みを振り返りつつ、未来を展望したいと思っています。
来年の1月9日に開催される、関西学院大学災害復興制度研究所の「復興・減災フォーラム」です。
「Withコロナと災害ボランティア」というテーマで開催されます。第1部は「学生円卓会議」ということで、熊本豪雨災害などに取り組む熊本学園大学などの学生の皆さんの報告があります。
会場参加の定員は50名、オンライン参加の定員は80名です。災害復興制度研究所のホームページから申し込んでください。
12月12日、16日、1月9日の3つのシンポをお聞きになると、学生ボランティアの全体像が、お分かりいただけると思います。