こんにちは 自分で決めるキャンペーン事務局です。
今日は『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』関連企画 精神科医 野田正彰氏講演会『日本の精神医療の歴史とこれから』の講師 野田正彰先生の紹介をします。
精神科医としての顔
比較精神医学を専門とし、精神病理学、文化人類学、社会学を横断する研究を行っています。また、病院勤務時代には、精神病院内の鉄格子の取り外しや、入院患者が内容を知られることなく手紙を外部に出せるようにするなど環境改善に取り組んできました。
手紙を出す前に病院側で確認があったというのは驚きですが、資料を調べていくとこんな話も出ています。誰かが送付前に中身を見るということは、手紙に書きたいことが書けなくなるという話につながります。時としてそれは治療に関する自分の考えすら外部に伝えられないという危険な話にもなりえたのでないでしょうか。
ノンフィクション作家としての顔
『喪の途上にて』は日航ジャンボ機墜落事故の遺族との対話を記録した本です。様々な家族・関係者が登場しますが、第三者がよく文章化できたなと思うほど繊細な内容まで踏み込んだ内容です。遺族から信頼されてるからこそ書けた本なのではないかと思います。
講演会は10/28(土) 職員会館かもがわにて開催です。キャンペーンと並行してこちらもぜひどうぞ。
詳しくは以下を参照ください。
https://www.facebook.com/events/1946819575578453/
印刷用
https://app.box.com/v/noda-koenkai