2020/11/09 12:24

鷲見 雄馬(Yuma Sumi)

高校卒業までは日本でバレエを習い、ポルトガルとオランダに留学して、その後ジョージア(グルジア)のバレエ団にいました。同じバレエ団にいた知り合いのダンサーが、同じタイミングで帰国して福岡でワークショップを開いたので、それを手伝いに来たのが2年半前です。その後、最終的に福岡に拠点を移しました。

CHIKAKO先生とは、オープンクラスを受けに行って出会いました。CHIKAKO先生の舞台は、みんな独特の感性とプロ意識で舞台に臨んでいて、福岡でそういう機会というのは滅多にないと思います。去年の公演を観て、作品とか世界観もすごくいい舞台だなと思ってたので、「CKKの舞台に出ない?」と言われた時は、「ぜひお願いします」という感じでした。

CKKは、それぞれのダンサーのキャラが濃いのもあるんですけど、ダンサーの良さありきで始めてるところが、すごくおもしろいと思います。CHIKAKO先生のスタイルを押し付けるというよりは、ダンサーとのクリエイションの中で生まれてくる作品という感じがして、やりがいがあるし、もちろん勉強にもなります。自分の向き不向きとか、苦手なことがわかる一方で、何が自分の踊りなんだろうと考えさせられるし、そういう時間をちゃんと持てているのでありがたいです。

今はエンジニアとしても働いているので、コンディショニングとかはバレエ団の時とは違うやり方を練習から色々試しながら、2月に持っていけるといいなと思います。うまく自分の体のコンディションを上げて、クオリティを上げて、短い練習時間でも密なものをつくっていくとか、違うアプローチで望みたいです。その上で、与えられた作品の中で自分なりに表現したいことを、きちんと納得のいく形に持っていきたいです。