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近未来型マイクロ水力発電! 災害時の発電、売電、EV充電などに活用

小さな水車、夢の水力発電がついに完成します。持ち運び可能で水の流れる配管であれば簡単に設置できます。火力発電などの大規模発電が多い日本では災害などで発電所が止まってしまうと近隣一帯が停電してしまいます。これからの未来は各地で小さな発電できるような分散型発電が必要です。

現在の支援総額

218,780

43%

目標金額は500,000円

支援者数

47

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/09/02に募集を開始し、 47人の支援により 218,780円の資金を集め、 2020/10/11に募集を終了しました

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現在の支援総額

218,780

43%達成

終了

目標金額500,000

支援者数47

このプロジェクトは、2020/09/02に募集を開始し、 47人の支援により 218,780円の資金を集め、 2020/10/11に募集を終了しました

小さな水車、夢の水力発電がついに完成します。持ち運び可能で水の流れる配管であれば簡単に設置できます。火力発電などの大規模発電が多い日本では災害などで発電所が止まってしまうと近隣一帯が停電してしまいます。これからの未来は各地で小さな発電できるような分散型発電が必要です。

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はじめに・私たちについて

はじめまして、マイクロ水力発電の開発チームです。

私たちは、三重県鈴鹿市を拠点とする会社で、小さな水のエネルギーを使って発電するマイクロ水力発電の開発をしています。3年以上に渡る研究を経て、発電効率を改善(最大2.2kwh発電が可能 ※約6世帯分の電力をまかなえます)し、環境にやさしいエネルギーで安定した電力供給を実現できるこの製品をお届けする準備が整いました!


マイクロ水力発電とは?

「マイクロ水力発電」とは、一般河川、農業用水、砂防ダム、上下水道などで利用される水のエネルギーを利用し、水車を回すことで発電する方法です。

「マイクロ水力発電」について厳密な定義はありませんが、
出力10,000kW~30,000kW以下を「中小水力発電」と呼ぶことが多く、
出力1,000kW以下の比較的小規模な発電設備を総称して「小水力発電」と呼びます。
その中でも出力100kw以下を「マイクロ水力発電」と呼びます。



プロダクトのご紹介








工場の排水ビルの循環水浄水場の循環水などを利用し、配管内の水の力で発電するマイクロ水力発電が完成します。

それらで発電した電気を「自社内の電気として使用」「売電収入を得る」「EV車の充電用に使用」などの利用を想定しております。


プロダクト誕生までのお話

なぜ水力発電の開発をスタートしたのかというと再生可能エネルギーの中でも太陽光発電や風力発電は天候に大きく影響を受けます。地熱発電は試作をするにしてもコストがかかりすぎ、温泉地などでは規制もあり開発が進みません。バイオマス発電はカーボンオフセットという考えがありますが、木質チップなどの森林資源は成長に時間を要するためそれ以上に資源を使いすぎることには問題があります。

そこで身近にあり常に使うことができるエネルギーを考えていたところ、小さな流れている水のエネルギーは使えないのかという考えにいきつきました。

川の水を使うには、水利権や河川法の規制がありそれらをクリアするためには1年以上の時間がかかることがわかり、規制がない工場排水やビルの循環水を活用することに決めました。

水力発電で最も重要なのが水のエネルギーを受ける水車部分(回転する部分)であります。その水車の構造によって大きく発電量が変化します。

水車技術は、ヨーロッパが先行しており日本では水車開発を中心に事業展開している企業は少ないため高度な技術をより簡易的にして最適な材料を使い改良すれば安価に提供できることは可能だと判断しました。
そこでフランシス水車という構造を改良していき、2019年初めには設計が完了しました。

設計段階において様々な案がありましたが、実際に製品としてお客様に使ってもらえるようにするには多くの壁があり、商品開発の難しさを感じました。
設計・開発だけでなく、多くの施設、自治体、工場、道路公団、温泉地などヒアリングをおこない、どこにどれぐらいのコストで設置すればニーズがあるのかを具体的に調査してきました。

それらのデータをもとに低価格でコンパクトな高効率のマイクロ水力発電が誕生します。

マイクロ水力発電が普及すれば、リスクを回避するためにも 大規模発電に頼らない分散型のマイクロ発電が実現できると考えています。

災害が多い日本では、非常時に電気がないことは致命的です。そんなときに市民プールや浄水場など避難所の近くに水の流れさえあれば電気が得られる環境を目指します。

私たちは常に"技術力の向上を追求"し、"地球環境の保護を考慮"することを目指しており、それらを追求することで社会課題の解決やより豊かで便利な社会になると考えています。石油・石炭・天然ガスが50~120年程で枯渇してしまうというデータがあります。それらに変わるエネルギーによる電力供給は21世紀を生きる私たちにとって最大の課題ではないかと思います。

地球のために「あなたのお金の1%」
お金がない人は「あなたの時間の1%」
時間もない人は「あなたの心の1%」

を一人でも多くの人が使うことができればより良い社会になると信じています。


製品スペック

設置場所:工場、ビルなど各施設の排水・循環水

使用目的:自家消費として照明や動力源に使用売電して収入を得るEVの充電に使用など






各種プラントや大規模商業ビル、空港・駅などの公共設備などの配管残圧が利用できる場所でしたらどこでも設置可能です。

サイズ: 幅280×奥行280×高さ560㎜
タイプ:フランシス水車
発電出力:0.5~2.2kw
想定流量:5~25L/s
流速:2~8m/s
水車回転数:450~1200rpm
有効落差:4~15m
材質:S25C、FC200
配管径:Φ65、Φ70、Φ100、Φ120・・・ その他も対応可能
発電機:永久磁石式IPM発電機

その他に制御盤(電気の使用用途に合わせて設計します)が必要になります。
売電よりも自家消費で電気を使用する方がコストを抑えられ、稼働までが早くなります。
設置に関するお問い合わせは、info@yumesfrontier.comまでご連絡ください。

設置方法


Φ65の配管をフランジ部分に取り付けます。
(塩ビ管、鉄管、ビニール管などサイズと強度が合えば大丈夫です)



取り付けた配管から水が流れ渦巻状のケーシング部分に水が流れ込みます。
ケーシングの中央部分にランナ(羽根)が取り付けられておりそこを通過し下から水が出でいきます。
ランナ(羽根)が回転する軸を発電機につないでおり、回転することで電気が生まれます。




下の出口部分にはネジが切ってありますのでそこに合う配管(Φ65)を取り付けていただければそこから水が出てきます。



こだわり・特徴

水車のランナ(羽部分)の最適な角度調整などを流体解析を繰り返し、何度も試行錯誤しました。
試作では金属3Dプリンタなども使い製造方法も工夫しております。



コストをかけすぎるといくら発電しても、コストを回収するのに時間がかかってしまうため、最高の技術力で低コストを実現することが最も苦戦したところです。

また水車、発電機一式で30㎏程ですので持ち運びも簡単にできます。

設置工事会社もスムーズに工事が可能になります。



以下に社内実験の映像をご確認いただけます。


こちらは2019年ポートメッセで開催された「メッセナゴヤ2019」に出店の際に公開させていただきました。

部品点数も最小限にして、大まかに上から発電機、ベース部品、水車(ランナ、ケーシング)の3つに分解できます。

メンテナンスが容易で安価に抑えることができます。


リターンのご紹介

【お礼メッセージプラン】 1,000円

マイクロ水力発電に興味を持っていただき、ご支援いただいた方々に弊社よりお礼メッセージをメールにてお送りさせていただきます。
その後、疑問点やアドバイスなどございましたら、引き続きメールでのやり取りをさせていただきます。
お気軽にご支援いただけると幸いです。
*日程 :プロジェクト終了後、順次お送りします。2020年10月12日~

【マイクロ水力発電社内実験見学 先着100名限定】 5,000円

社内で設置しているマイクロ水力発電の性能試験場を見学いただけます。開発メンバーがどのように実験し改良を重ねてきたのか解説も交えお話させていただきます。
*日程 :2021年1月頃
*場所 :三重県鈴鹿市汲川原町460番地 (株)ユームズ・フロンティア実験棟にて開催
*交通費や滞在費について :自己負担でお願いします

【マイクロ水力発電現場調査プラン 先着100名限定】 30,000円

【マイクロ水力発電現場調査プラン 先着100名限定】
マイクロ水力発電を設置するにあたって、「どれぐらい発電するのか」「導入費用の改修にどれぐらいの期間がかかるのか」「発電した電気をどのように使うのか」など現地の流量や地形などを調査します。
目安として最低でも流量5L/s、有効落差4mは発電するために必要です。
全国対応させていただきます。
*日程 :2020年12月~順次日程調整をさせていただき現場へ伺わせていただきます
*場所 :全国対象(依頼いただいた場所へ伺います)
*交通費や滞在費について :伺うにあたっての諸費用は弊社で負担させていただきますので依頼者側で発生する費用はございません

【CAMPFIRE限定マイクロ水力発電早割りプラン 先着30名限定】 800,000円

マイクロ水力発電機(ランナ、ケーシング、発電機一式)を早割り価格でご提供させていただきます。
一般販売予定価格:980,000円(税別)→ 18%OFF 800,000円
そのほか場所によって制御盤などが必要になります。
*日程 :2021年4月~順次発送
*場所 :全国発送させていただきます


資金の使い道

製品化にあたり実験も最終段階に入っております。

2021年の販売に向けて最終試験に必要な水が流れる渦巻部分の"ケーシング"の試作品製造費用(50万円)に全額使わせていただきます。


改良を重ね厳しい試験を通った未来のマイクロ水力発電を普及させるためにも、ご協力の程よろしくお願いいたします。


メディア掲載

中部経済新聞中日新聞環境ビジネスオンラインなどに掲載させていただきました。






2019年にポートメッセナゴヤにて開催された「メッセナゴヤ2019」に出展しました。
自治体、大手工場、代理店といったさまざまな業界の方に興味を持っていただき今でもご指導いただいております。


開発メンバー

国内外問わず少数精鋭のチームで開発しております。

ポンプ設計者、航空宇宙エンジニア、機械工学、風力発電タービン設計者など幅広い分野のメンバーが集結しています。

流体解析を繰り返し、最適な水車形状になるように設計・試作を繰り返してきました。

今後も協力いただけるメンバーを拡大し、より良いプロダクトを追求していきます。


Q&A

Q.売電した場合、いくらで買い取っていただけますか?

A.2020年現在の小水力発電のFIT価格は34円/kwとなります。マイクロ水力発電は水があれば常に発電することが可能です。

Q.発電機は付属しますか?その他、必要なものはありますか?

A.水車、発電機はセットで販売します。

 マイクロ水力発電において必要なものは以下の3点です。

 ・水車

 ・発電機

 ・制御盤(発電機から電気を取り出しその電気を使える状態にするために必要)

 その他電気、配管などの工事費用がかかります。

 自家消費か売電かによって選定する機器が異なってきますので、制御盤の費用が大きく変動します。

 基本的には自家消費で電気を使う場合の方が導入費用は抑えることができます

Q.保証期間はありますか?

A.1年間の保証はございます。その後は年次点検をさせていただきサポート体制をとっております。

Q.カラーオプションなどはありますか?

A.現在製品としてご提供するものとしてオレンジ、ブルー、グリーン(ケーシングの渦巻部分を塗装)を予定しております。ご希望がございましたらお申し出ください。※通常はオレンジでの発送となります。

Q.購入後、設置までの流れはどのようになりますか?

A.以下の流れになります。

小水力発電 マイクロ水力発電 計画計画策定
   ・候補地選定
   ・流量、有効落差データ調査
   ・使用電力調査
   ・権利関係調査
   ・概略図面、費用作成・
   ・収支シミュレーション
   ・事業モデル、維持管理の選定

小水力発電 マイクロ水力発電 資金調達資金調達(自己資金の場合必要ありません)
   ・金融機関打合せ
   ・補助金申請

小水力発電 マイクロ水力発電 工事工事着工
   ・機器据付
   ・配管
   ・電気設備
   ・試運転

小水力発電 マイクロ水力発電 再生可能エネルギー運転開始

小水力発電 マイクロ水力発電 再生可能エネルギー保守・維持管理
   ・メンテナンス
   ・定期点検


Q.水の中に異物がある場合、稼働に問題はありませんか?

A.配管内の水を想定しておりますので、基本的に異物がない条件でご使用ください。
  多少の細かな異物は水車を通り抜けますが、流体の種類など使用される場所の詳細がわかりましたら
  お問い合わせいただければ設置可能かお調べいたします。


<支援時の注意>
金額間違いによるキャンセルや変更はできません。

ご注意ください。


<All-in方式>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


最新の活動報告

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  • (株)ユームズ・フロンティアの林です。ついにCAMPFIRE(キャンプファイヤー)にて資金調達プロジェクトがラスト1日となりました。ご支援いただいた方に感謝しております。まだまだ認知されていないマイクロ水力発電ですが、太陽光発電や風力発電と合わせて将来大事な発電になると考えています。 私たちは小さな会社でまだまだ勉強不足なところもございますが、知識を出し合い限られた予算の中で改良を続けてまいりました。2021年は導入見込先も何カ所かございます。導入に向けて更なる改良と安全第一の製品を広げていきたいと思います。今回のクラウドファンディングではリターンとして【お礼メッセージ】【実験見学】【設置現場調査】【マイクロ水力発電早割】をご用意しております・完成製品の一般販売は2021年(8月頃)を予定しております。世界最高水準のマイクロ水力発電をぜひご覧ください。 クラウドファンディングはラスト1日となりましたが、プロジェクト終了後もよりよい製品にするため日々改良していきます。今後の進展にもぜひご注目ください。-------------------------------------------------(株)ユームズ・フロンティア〒513-0005三重県鈴鹿市汲川原町460番地mailto:info@yumesfrontier.comTEL/FAX:059-395-6658https://yumesfrontier.com/hydro/------------------------------------------------- もっと見る

  • 実験場のご紹介!

    2020/10/09 19:00

    (株)ユームズ・フロンティアの林です。クラウドファンディングも残り2日となりました。ご支援いただいた方に心から感謝しております。今回は社内の実験場を紹介させていただきます。写真は社内で性能試験をする設備となります。弊社は三重県鈴鹿市で活動しており、4500㎡ほどの敷地に工場が3棟建っております。そのうち1棟をマイクロ水力発電の性能試験用に使用しております。流量を5~30L/s流すポンプが2台あり、設置場所を想定していろいろな条件で水車に水を流しております。それらから発電した電気は再度ポンプの電気に利用するか、最近ですと少し冷え込んできましたので電気ストーブなどに使用したりしています。写真に写っている豆電球は発電すると実際に点灯します。発電していることを可視化するために設置しております。リターンでは実際に実験設備をご案内させていただき、過去のかいはつの経緯についても簡単にご説明させていただきます。ぜひご支援いただけると嬉しいです。 もっと見る

  • 実験用の発電機とパワーコンディショナーが到着しました!こちらは製品化を想定した最終試験用となります。水の流れ ⇒ 水車 ⇒ 発電機 ⇒ パワコン ⇒ 負荷このようなイメージで使用します。発電機はコンパクトな同期発電機です。パワコンは発電機から取り出す電気を使える電気に変換する機器です。社内ではもうすぐ冬なので実験場の電気ストーブなどに使用する予定です。太陽光発電の普及によりパワコンなどの価格が安くなり、マイクロ水力発電でも使用できるものも多くございます。それらの機器の選定やその他の制御面も弊社で設計しております。水車、制御ともに安全第一で設計しておりますが、コストをより下げれるように改良していきたいと思います。引き続きご支援の程よろしくお願いいたします。 もっと見る

コメント

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  1. 2021/02/17 04:50

    私は温泉水を多量に排水しています。それを直接使用できないので、その圧を利用して、別のきれいな閉鎖循環水で、これを運転出来たら最高ですね。そうなれば工場排水が利用でき、この発電機は、飛躍的に向上しますね。期待しています。

    1. 2021/02/17 08:33

      コメントありがとうございます。 温泉水の排水も過去にお問い合わせがあり、水質により水車の材質を変えるか 別の循環水を利用して設置できるようにしていきたいと思います。 今後も何かアドバイスやご意見ございましたらぜひご連絡ください。


  2. 2020/10/05 15:00

    お世話になります。 >自然流化している場所で1MPa程の圧力があると理想的です。 ↓ まったく知識が無くてすみません。 配管内の圧力を計測、計算する方法などありましたら教えて頂けますでしょうか。 どうぞ宜しくお願いいたします。

    1. 2020/10/05 16:53

      圧力計を取り付けていただくか、設置場所の落差がわかりましたら概算で圧力値を出すことが可能です。 その他ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。


  3. 2020/10/03 07:25

    Q1.高所から低所に流れる水に対して、この発電機を設置することになると思いますが、発電に必要な高低差はどの程度必要ですか? Q2.地面と水平な配管を用意し、ポンプで右から左へ水を流すとします。この配管の途中に、ポンプを設置した時、ポンプが無いときに比べどの程度ポンプに負担がかかりますか? Q3.ポンプ設置に伴い、ポンプを設置した配管の流体の流速は低下しますか?

    1. 2020/10/03 10:23

      コメントありがとうございます。 ご回答させていただきます。 Q1. 最低有効落差は4mとなります。流量にもよりますが10m程あると理想です。 Q2. 配管内の圧力は~1MPa程発電機で回収されます。 ポンプの有無にかかわらず、発電機で利用する圧力は変わりません。 ポンプで送っている配管の場合、余力残圧を利用することになります。 発電機のためにポンプを設置することは望ましくなく(ポンプの消費電力以上の発電はできないため)自然流化している場所で1MPa程の圧力があると理想的です。 1MPa以下の圧力でも発電は可能です。 Q3. 密閉している配管の場合、配管内の流速は一定になります。密閉していない場合、流速は異なります。 その他、ご不明な点等ございましたらお気軽にご連絡ください。 興味を持っていただけてとても光栄です。 今後ともよろしくお願いいたします。


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