この度は、【神楽坂まち飛びフェスタ2020】「坂にお絵描き/坂にお絵貼り」をご支援いただきまして誠にありがとうございました。
1999年以降、年に一度、神楽坂エリアで開催される展示、公演、催事などを取りまとめる「まちの手づくり文化祭」として発展・開催し続けてきた「神楽坂まち飛びフェスタ」は、2020年11月3日、今年唯一のイベント「坂にお絵描き/坂にお絵貼り」を、規模は縮小しましたが、無事に実施することができました。お陰様で21年間受け継いできたバトンを無事来年に繋ぐことができました。
新型コロナウィルス感染の収束も未だ見えない大変な状況下であるにも関わらず、皆さんのご支援を賜りまして、心より御礼申し上げます。
まち飛びフェスタのメインイベント「坂にお絵描き」は、今年は感染対策として毘沙門天善國寺前の約70mのエリアに限定しての開催でしたが、子どもから大人まで多くの方々に、いつものように自由にお絵描きを楽しんでいただくことができました。
また、当日来られない方でもお絵描きに参加できるように、事前に描いた絵の写真をデータで送ってもらって展示する新企画「坂にお絵貼り」を同時開催し、応募された150点もの作品がずらっと坂道に並ぶ様子は、まさに坂のアート空間で、コロナの中でも神楽坂をアートで盛り上げようという想いを形にできたのではないかと存じます。
開催準備を本格化する頃から深刻化さを増したコロナ禍の中でも、とにかく21年続く「まちの手づくり文化祭」の灯を消さぬことを第一に、実行委員たちで検討を重ねた結果が、こうした形での「坂にお絵描き」と「坂にお絵貼り」でした。その努力の甲斐あって有難いことに、TOKYO MXテレビでも紹介されました。
さらに、今年は一般参加企画募集を断念せざるを得ませんでしたが、毎年まち飛びフェスタにご参加くださる主催団体の紹介を通年でできないものかと発案した「オンラインまち飛びMAP」も新たに立ち上げました。
こういう時だからこそ「神楽坂まち飛びフェスタ」が、文化のまち・神楽坂の賑わい、文化施設やアーティスト応援の一助になっていれば幸いです。
新型コロナが一日も早く収束し、来年はこれまで通りの「神楽坂まち飛びフェスタ」が安心して開催できる秋を迎えらえることを、実行委員一同、心より願っております。
そして、今年だからこそ学んだことの数々を活かして、さらに充実した「神楽坂まち飛びフェスタ」にするために、心新たに力を合わせてまいります。
今後とも引き続き支援、ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のご多幸とご健勝を心より祈念申し上げます。
2020年11月吉日
神楽坂まち飛びフェスタ実行委員会
実行委員長 日置 圭子
実行委員 一同
追記:
11月3日の様子(映像、写真)は、*神楽坂まち飛びフェスタ公式HP( http://machitobi.org )にてご覧いただけます。
また、11月7日より、「坂にお絵貼り」で展示した応募作品の一部を、神楽坂6丁目商店会(神楽坂商店街振興組合)の街路灯に掲示させていただいております。