はじめに・ご挨拶
こんにちわ「物産館みわ375」を運営する(有)みわ375 代表取締役の片岡です。
こちらのページにお越しいただきありがとうございます。
少し長文になりますが、私の思いを記述させて頂きました。
<地産地消(野菜・ジビエ)の店「物産館みわ375」>
広島県の自然豊かな三次(みよし)市の国道375線沿いに建つ「物産館みわ375」は、古民家風の物産館です。施設理念として『地域に愛され地域が自慢する店』を掲げ、レストランでは地産地消メニューやジビエ料理をメニューに追加しました。ご家族づれや遠方からもお越しいただける人気レストランと、地域の特産品からジビエ肉や犬用ジビエのおやつも販売している売店は、三次市という田舎ならではの良さを楽しめるお店です。
<農作物被害から有害鳥獣駆除へ~有害を有益へ~ジビエ処理・加工・販売の誕生!>
物産館みわ375の運営に携わってから18年目になりますが、当初から地域に根ざした活動、地域活性化の取組をしておりました。その中でも特に地元の素材を活用した特産品を開発したいという思いは強く、色々な取組にチャレンジしてきました。
その1つとして、当社では店舗での営業だけでなく2006年から地域の農家が作った新鮮な農作物や加工品を集荷して、広島市内あるアンテナショップ「ひろしま夢ぷらざ」やデパートへの出張販売を行っております。しかし当初のころに比べて高齢化で農作物を作る人が減っていくのに加え、鹿や猪などの野生動物による農作物被害が増え、農作物も集まりにくくなっていく状況に頭を抱えるようになりました。わらをもすがりたい気持ちで被害状況を話される農家さんの農作物被害の状況は予想を上回るほど深刻でした。そこで地元の猟友会の皆様の協力を得ながら、自らも狩猟免許を取得し、農作物を荒らす有害鳥獣駆除を始めました。当初捕獲した鹿や猪は利用価値が低く、廃棄することもあり、有害を有益にしたいと考え、捕獲した鹿や猪を「ジビエ肉」として解体・加工可能な処理場を建てました。
処理場近辺で捕獲した鹿・猪は直ぐに処理場に運搬され、迅速かつ衛生的に処理し、人用ジビエと犬用のおやつに加工・製造しております。
上記で紹介しました「物産館みわ375」をはじめ、近隣の三次ワイナリーや三次自慢の農作物や特産品・加工品を販売するトレッタみよしなどでも販売しております。
このプロジェクトで実現したいこと
1.農業被害対策からの捕獲。捕獲した害獣を廃棄したくない「命をいただく!全部位すべて使い切る!」
農作物を荒らす有害鳥獣は有害として捕獲されますが、命をいただくことに重きを置き、有害である鹿・猪を有益にする取り組みをしてまいりました。
ジビエを人用として活用できるのは30%程度です。人用ジビエの利用だけではほとんどが廃棄となることから、事業としての採算性は取れないというのが現状です。人用として利用できないものにも部位ごとの特性を見出し価値を作り出す、まずは『全部位すべて使い切る』を目標としました。
広島未来塾を受講し、ご指導・アドバイスを頂き【まるごと産業化/人が喜び、わんこが喜び、地域が喜ぶプロジェクト 】を計画し、犬用おやつの開発・製造を開始しました。無添加で安心・安全な商品、そしてわんこの食いつきが抜群に良いと、近年やっと県内外から多くのご注文をいただけるようになってきました。
2.犬にとって必要な栄養素を併せ持つジビエを犬用おやつとして幅広く販売したい。
犬用のおやつを購入された飼い主さんから・・・
「飼い犬が自力でたてなくなったが、鹿肉を食べたら散歩に行けるまで回復した。」
「何も食べなくなり動物病院へ受診したが、やりようがないを獣医にいわれたが、行きつけカフェが始めた鹿骨スープを飲ませたら、体重が増え、毛並みがよくなり、散歩に行けるまで元気になった。」「何をやっても食べない犬に鹿肉ジャーキーをあげたら唯一食べた。亡くなる前に食べた唯一の物だった」と感謝を伝えに来店されたり、お電話いただいたりすることが相次ぎました。
自然界の肉を食べる事は犬本来の本能であり、とても自然なことであるが飼い犬のほとんどは市販のフードを食べている。健康な時には問題にならなかったが、老化することで問題になる立てない・歩けない、食べない事例に対しジビエが有効でした。
私たちの地域のご紹介
広島県の県北に位置する自然豊かな三次市は、三次駅を中心に数kmのエリアに、日本妖怪博物館や尾関山、恵まれた環境で育つ三次産ぶどうを原料とするワインを製造・販売する広島三次ワイナリーやワイナリーから徒歩で行ける奥田元宋・小由女美術館と地域のとれたて野菜や特産品や加工品を販売するトレッタみよし等の観光地があります。又、田舎ならではの旬のフルーツ狩りが一年中楽しめる平田観光農園や、日本の滝100選にも選ばれた名瀑の常清滝、桜の名所でもある尾関山公園や千本桜、史跡浄楽寺・七ツ塚古墳群を中心とする約30haが史跡公園“みよし風土記の丘など、田舎ならではの良さが詰まった観光スポットが多い街です。
プロジェクトを立ち上げた背景
<自粛で売り上げ低迷どころか都心からの注文は途絶えた>
特に人用ジビエは県内外からご注文をいただき、少しづつ知名度も上向きになりかけた矢先、新型コロナウイルスの蔓延から外出自粛を余儀なくされ、都心部の飲食店休業からジビエ肉の注文は途絶えました。現在は少しずつ都心部からの注文は復活してきつつはありますが、新型コロナウイルスの終息が見えない中 今後、第2波・第3波が来ることも予測され 以前のように回復するのか目途がたたない状態です。
<地域のイベント(わんわんの運動会、試食販売、三次市や他店舗のイベント参加)の中止>
イベントが中止になり、直接お客様への商品アピールの場も失われ、尚且、売り上げもなくなりました。有害鳥獣である鹿・猪を『全部位すべて使い切る』を目標とする【まるごと産業化/人が喜び、わんこが喜び、地域が喜ぶプロジェクト 】を計画し。しかし、犬にとって必要な栄養素を併せ持つジビエを犬用おやつとして幅広く販売することが難しくなってきました。
これまでの活動
<ECサイトでの販売開始>
今年5月からECサイトでの販売開始準備し、6月から販売開始しましたが、売り上げ目標にはなかなか届かない現状があります。
<未来を見据えた害獣捕獲~箱罠へのICTの活用と農家の田畑は地域住民で守る~>
害獣被害は後を絶たず、高齢者の田畑は荒らされる一方、駆除対象である鹿・猪の捕獲は継続せざるを得ない現状。しかし猟友会のメンバーの高齢化や引き継ぐ猟師の減少などから、数年後には害獣駆除すら出来なくなることが予測されました。「農家の田畑は地域住民で守る」を目標に、地域住民に捕獲協力を得る事と箱罠の管理のICT化を目指し、地域住民協力を要請したうえで実証実験を開始しました。
<安心できるジビエの提供~捕獲までの状況と製造までの情報を消費者に伝える~>
捕獲までの情報をICT管理する為、ジビエの捕獲経緯まではデータ化した情報を消費者に情報提供できる状況にありつつある。その後、捕獲から商品化するまでの過程は自社とシステム開発していく予定でした、新型コロナウイルスの影響から注文は途絶え、イベントも中止し売り上げは低迷、資金集めが困難となりました。
資金の使い道・実施スケジュール
<集めた支援金用途>
①サンプル品の作成と郵送料金にあてる
・イベントにかわる宣伝広告をするため、ドック関係者へサンプル品の配布を依頼
②食欲低下した高齢犬への製品の宣伝と新商品の開発、試供品の準備
③捕獲までの状況と製造までの情報を消費者に伝える システムづくり
<プロジェクト実施のスケジュール>
10月下~ クラウドファンディング
12月~ サンプル品の作成とドック関係者へ協力依頼
新商品の開発と試供品の準備
捕獲までの状況と製造までの情報を消費者に伝える システムづくり
12月以降 順次ご支援頂きました皆様に商品の発送を進めて参ります。
リターンのご紹介
<1000円 「物産館みわ375」の売店で1200円分のジビエ商品の購入チケット>
このチケットは『物産館みわ375』の売店で1000円で1200円相当の商品(人用ジビエもしくは犬用ジビエ)が購入できます。
売店で販売している商品の紹介(一部紹介)
人用ジビエ肉:鹿肉モモスライス(80g・240g)
鹿肉ローススライス(80g・240g)
ジビエウインナー(2本入り・3本入り)
犬用ジビエ(おやつ):鹿赤身ジャーキーチップス(40g)
鹿レバージャーキーチップス(40g)
鹿ラングジャーキーチップス(20g)
鹿スペアリブジャーキー(70g)
鹿ガレットジャーキーチップス(30g)
鹿背筋ジャーキー(40g)
猪赤身ジャーキーチップス(40g)
猪スペアリブジャーキー(70g)
鹿肉ごろごろスープ(200g)
鹿肉ごろごろ煮込み(60g)
鹿骨スープ(200g)
<2000円 犬用おやつ:鹿赤身ジャーキーチップス(40g) ×3袋 送料込み>
広島県三次市近辺で捕獲した鹿を捕獲後、迅速に自社に搬送し、衛生的に処理・解体した後に、スライスして無添加でジャーキーにしあげてます。
100%天然素材の鹿肉は高タンパク質・低カロリー・低脂肪・鉄分豊富・低アレルギー素材で、本来肉食である犬にとって栄養豊富なおやつとして、安心して与えることができます。
粉々にしてフードに振りかけたり、しつけのご褒美や日々のおやつにご利用いただけます。
常温でお届けです。
<5500円 鹿肉ローススライス240g×2袋、鹿肉モモスライス240g×1袋、
ジビエウインナー3本入×2袋 送料込み>
広島県三次市近辺で捕獲した鹿・猪を有効活用するために、捕獲後に直ぐに自社に搬送し迅速かつ衛生的に処理し、厳選した結果、人用ジビエに使用する部分を加工しております。
鹿肉は部位別ブロックに切り分け、冷凍後にスライスしております。程よい厚みのスライスで、いずれもご家庭で気軽に調理できます。炒め物・煮物・鍋物・BBQなど幅広い料理にご利用いただけます。
牛肉のようなさしはありません。ジビエは独特の獣臭があるといわれますが、高い解体技術から当店のジビエは「獣臭がなく食べやすい」とご好評いただいております。
ジビエウインナーは鹿肉ミンチと猪肉ミンチを混合し、ピリ辛スパイスや調味料を加え、食べ応え十分な極太サイズのウインナーです。BBQや朝食に、スライスして炒めたりトマトソースと煮込んでパスタなど普段のウインナーのようにお使いいただけます。
クール宅急便でお届けします。
<1000円 「物産館みわ375」のレストランで1200円分のお食事券>
このチケットは『物産館みわ375』のレストランで1200円相当のジビエ料理を召し上がる事が出来ます。新鮮かつ独特の獣臭もなく美味しいジビエ料理をお楽しみくださいませ。
最後に
はじめは「出店するための農作物が集まらない」という農家の方の深刻な悩みから
自身が猟師になって有害鳥獣の駆除に参加しはじめました。
捕獲した鹿・猪を埋葬処分する光景を見て
なんとも言えない感情がありました。
有害であるが駆除するために鹿や猪の命を絶つ・・・そして廃棄に終わる・・・
この命をどうにか活かすことできないか・・・
「地域の為に自分にできること」この想いから始めたプロジェクトが
農家の方が喜び、結果、地域が喜び・・そして食べた犬が元気になり、飼い主さんに感謝される・・・・
継続しなければならない事業になりました。
しかし、新型コロナウイルス対策での営業自粛やイベント中止は
商品の販売も低迷、都心からの注文は途絶え、アピールする場がなくなり販路の拡大もできない。
いつまで続くのかわからないこの状況ではありますが
何か出来る事はないか・・・前向きに考え取組みたいと思いクラウドファンディングに参加しました。
1.地域は地域で守る、高齢者が活躍できる田畑を守る
2.農業被害対策からの捕獲。捕獲した害獣を廃棄したくない「命をいただく!全部位すべて使い切る!」
3.犬にとって必要な栄養素を併せ持つジビエを犬用おやつとして幅広く販売したい。
続けなければならない、続けていくためにも、よろしくお願いします。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
<All-or-Nothing方式の場合>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
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