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鎌倉時代からの伝統、流鏑馬(やぶさめ)馬場の建設・維持にご支援を

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

流鏑馬(やぶさめ)は、たゆまぬ鍛錬のお披露目の場。見学スペースを備えた220mの流鏑馬専用馬場の建設・維持に費用が嵩みます。鎌倉の地より、武家文化を発信するためにも、ご支援をお願いします。

CAMPFIREクラウドファンディングアワード

現在の支援総額

12,082,000

100%

目標金額は12,000,000円

支援者数

233

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/11/01に募集を開始し、 233人の支援により 12,082,000円の資金を集め、 2021/01/18に募集を終了しました

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100%達成

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目標金額12,000,000

支援者数233

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流鏑馬(やぶさめ)は、たゆまぬ鍛錬のお披露目の場。見学スペースを備えた220mの流鏑馬専用馬場の建設・維持に費用が嵩みます。鎌倉の地より、武家文化を発信するためにも、ご支援をお願いします。

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■大日本弓馬会のご紹介

はじめまして。公益社団法人大日本弓馬会と申します。

当会は1939年に発足しましたが、この「大日本弓馬会」という仰々しい名称には訳があります。時代は明治、急速に入ってきた欧米文化により、馬術といえば乗馬ズボンに山高帽の西洋風になり、鎌倉時代より伝承された日本武芸の弓馬道は、衰退の一途をたどります。

それを惜しむ人々が、熊本細川藩に保存されていた武田流弓馬術を継承し、広く日本で公開するだけでなく世界にも紹介しようと、1939年「武家の古都・鎌倉」で設立したのが大日本弓馬会です。

この名称には、先人のそんな思いが込められております。

http://yabusame.or.jp/

*大日本弓馬会のホームページです。

流鏑馬で行う儀式「天長地久の式」

私どもは「鎌倉時代より伝承された日本弓馬道の保存、普及及び古式馬術の実践、指導により我が国伝統文化の発展に務める」ことを目的にしており、疾走する馬上から的に鏑矢(かぶらや)を射る、日本の伝統的な騎射である流鏑馬(やぶさめ)と笠懸(かさがけ)の技法を継承するために日々精進しております。

恒例行事としては、神社の祭礼で奉納される流鏑馬が明治神宮、三嶋大社、寒川神社、富士御室浅間神社、笠懸が京都上賀茂神社、地域のお祭りで開催される流鏑馬が鎌倉まつり(鶴岡八幡宮)、逗子海岸騎射式、川崎競馬場騎射式、小田原梅まつり(曽我梅林)、笠懸が三浦道寸祭り(三浦市荒井浜)で行われております。

また、大日本弓馬会では流鏑馬を通じた国際交流として、国賓訪日の折に特別流鏑馬を披露しております。最近では、2014年4月にオバマ米国大統領にご高覧いただきました。米国大統領では、1983年のレーガン大統領、2002年のブッシュ大統領にもご高覧いただいております。 

加えて、特別流鏑馬として諸外国や官公庁の求めに応じて特別流鏑馬を行うこともあります。最近では、2018 年 5 月にトルコ共和国イスタンブル市で行われた「Ethnosport Culture Festival」における流鏑馬、ラグビーワールドカップに合わせて2019年10月に神奈川県庁主催で行われた日本大通り流鏑馬が挙げられます。 

2014年オバマ大統領来日 明治神宮にて

しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ほとんどの行事が開催中止となり、日頃の鍛錬の成果を披露する機会が奪われています。それだけにとどまらず、この伝統を引き継いでくれる後継者が生まれてくるチャンスが失われることを危惧しております。


■幕府由来の武家文化の地 ‐ 鎌倉市に流鏑馬(やぶさめ) 馬場を設置します

流鏑馬や笠懸には多くの人が関わりますが、馬上から的を射る「射手(いて)」を育てることが最も重要です。

「鞍上無人 鞍下無馬(あんじょうひとなく あんかうまなし)」という言葉がありますが、まるで馬に人が乗っていないような状態がまさに人馬一体の極致で、射手の理想とされます。そのためには鞍から体を僅かに浮かせて、馬の反動を上半身に伝えることなく、的を狙う「立ち透かし」という技法を習得しなければなりません。西洋にはないこの日本の弓馬術を極めるには何年もの歳月を要します。

的中の瞬間をとらえた写真

どのような武道、スポーツでもいえることですが、技量の向上には本番が欠かせません。多くの方に流鏑馬をご覧いただける機会、的を外すことが許されないという緊張感漲る機会があってこそ、射手が鍛え上げられることとなるのです。この観点からすると、流鏑馬(やぶさめ)馬場の設置は、大日本弓馬会がどうしてもやらなければならない事業です。

そのため、神奈川県鎌倉市に新しい流鏑馬馬場の設置を計画しています。鎌倉は幕府由来の武家文化の地。『吾妻鏡』にも、鎌倉の鶴岡八幡宮で、流鏑馬が復活した件(くだり)が記載されています。

その「武家の古都・鎌倉」の地で、流鏑馬に出場する勇壮な射手の姿を見てもらえれば、日本の伝統を共に守ろうと応援していただける方が増えるのではないか。あるいは自分も射手を目指して頑張ってみようという若者が現れるのではないか。

そのためにも鎌倉に馬場を建設しようと一念発起し、この度クラウドファンディングに挑戦することを決めました。


■なぜ、いま、新しい馬場が必要なのか?

流鏑馬馬場を新設する目的を2つにまとめて、改めてお伝えします。

1)鎌倉の武家文化の魅力を発信する礎に

流鏑馬は6世紀に欽明天皇が宇佐の地(現在の大分県)において矢馳馬(やばせめ)として3つの的を射らせたことに始まるとされています。平安時代の896年には、宇多天皇が源能有に命じて「弓馬の礼法」を制定し、その後衰退した時期もありましたが、1187年、源頼朝が鎌倉鶴岡八幡宮に天下泰平を祈願する神事として奉納したことで復活することになりました。

その流鏑馬に代表される弓馬術が21世紀の今も、多くの困難と曲折を経ながら鎌倉で受け継がれていることを、ぜひ知っていただきたいと思います。

鎌倉時代の武士の作法と見事な技とが結集した流鏑馬は、実際に見て体感できる鎌倉の武家文化そのものです。しかし残念ながら、鎌倉で恒例の行事として流鏑馬を見ることができるのは、4月と9月に鶴岡八幡宮の馬場で神事として奉納される年2回だけです。「武家の古都・鎌倉」でありながら、流鏑馬は市民の生活の身近な存在ではないのです。

しかしながら、鎌倉の馬場ができることで、より多くの方に馬場に足をお運びいただき、流鏑馬をより身近に感じていただくことができるようになります。鎌倉の武家文化の魅力を、この馬場から発信していきます。

2)伝統文化を守る人の輪を広げるために

今年度、新型コロナウイルス感染症の影響で流鏑馬の中止が相次ぐ中、大日本弓馬会の射手たちは数少ない流鏑馬に向けて稽古に精進しています。

武田流では馬術を重視しているため自馬が欠かせませんが、自馬5頭の飼育費は、会員からの会費や寄付、武田流門人の騎乗料から捻出しており、非常に厳しい状況です。このような状況で、なぜ流鏑馬馬場を新設するのでしょうか。

それは、まず鎌倉という流鏑馬の聖地ともいえる場所に、多くの方にご覧いただけるような素晴らしい馬場を構える千載一遇の好機であることが挙げられます。

次に、多くの方に流鏑馬の魅力を伝えるためには使いやすい馬場が欠かせませんが、流鏑馬の馬場は長さ220mもあるため、どうしても経費が嵩みます。しかし、現在約120名の会員による特別寄付等だけではどうしても経費を賄い切れません。そこで、この貴重な伝統文化の維持継承のため、多くの方のご理解とご支援を求め、日本の弓馬術を守る人の輪を広げなければならないと考えたからです。

銘木の命をいつまでも維持するには、土の中の根を広く這わせ、十分な養分を幹に送らなければならないように、伝統文化を継承していくためには、その価値を理解し応援してくださる方たちを増やさなければならないのです。

あえて新しい馬場を作るプロジェクトに挑戦することで、大日本弓馬会のサポーターが広がることを願っております。「守る」ということは、「挑む」ということだと。

そして、このクラウドファンディングでご支援いただくことは、伝統文化を守る担い手になることです。リターンとしてご案内した各イベントや今回建設する馬場で、射手の高度な弓馬術や、人馬一体の美しさを味わってもらえれば、伝統文化を継承している私どもに共感していただけるでしょう。

そこで躍動感あふれる姿を、大日本弓馬会の指導のもとに撮影もしてください。そして、お知り合い方々に、流鏑馬(やぶさめ)・笠懸(かさがけ)の魅力の一端でもお伝えください。


■資金使途

新流鏑馬馬場の見積額を以下に紹介いたします。

・馬場造成工事:325万円

・角馬場整形工事:205万円

・柵・入口ゲート工事:680万円

・道具庫棟建築工事:386万円

・トイレ建築工事:324万円

・馬場維持費、草手入れ費用(建設後費用) :89万円


 総額2,200万円(含むクラウドファンディング費用。土地は期間限定で借用します)

このうち、大日本弓馬会が直接1,000万円の寄付金を集める目標を立てています。残りの1,200万円を、このクラウドファンディングでご支援を募りたいと考えています。
新馬場の計画図です

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


■多くの人に流鏑馬を見ていただきたい。子どもに武家文化を体験してもらいたい

相撲部屋の朝稽古の場では、地域の方や後援会の方が稽古を見学しながら関取と親しくなり、相撲ファンを増やしています。

私どもの新流鏑馬馬場でも、鎌倉市民をはじめとして鎌倉市を訪れる皆様に流鏑馬を見ていただき、ここ鎌倉の新馬場発の流鏑馬ファンが誕生することを願っています。

そして、子どもたちがたくさん見学に来てくれて、鎌倉から生まれた武家文化を体験してもらうだけでなく、人馬一体の素晴らしさも感じ取ってもらいたいと思います。そのためにも、子どもたちと馬とのふれあいの場も作りたいと思っています。

今回お借りする土地の事情もあって暫定的な馬場ですが、日本古来より続く文化の継承のためにご支援をいただければ幸いです。

また、このプロジェクトが成功して広くたくさんの皆様のご理解をいただくことができれば、恒久的な流鏑馬馬場をぜひ鎌倉に作ろうという機運が高まると信じております。このクラウドファンディングが、そのためのスタート、着火点になることを願っております。

これからも日本の弓馬術の発展、「武家の古都・鎌倉」のますますの発展に向けて、私ども大日本弓馬会は歩み続けてまいります。

ご賛同いただきましたら、どうかご支援をよろしくお願いいたします。


最新の活動報告

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  • 令和6年9月23日(月・休)に大日本弓馬会「鎌倉教場」(鎌倉市梶原)において、流鏑馬を行います。流鏑馬のほか、能楽、鎌倉彫などの展示体験や、馬とのふれあいの機会も提供します。 09:00 開場、文化展示など 10:00 流鏑馬開始(馬が走り始めるのは10:30頃)当日受付で1,000円以上のご寄付をいただいた方にお席をご案内いたします(先着350席)。ご寄付のいらない立ち見スペース(先着150名)でもご観覧いただけます。入場可能者数に限りがあるため、満員の場合はご容赦ください。当日お越しの際は、熱中症対策をお願いいたします。鎌倉教場における最後の流鏑馬となりますので、皆様是非お越しください。▽詳細はこちらhttps://yabusame.or.jp/ もっと見る

  • 令和6年1月1日に発生した能登半島地震の甚大な被害からの早期復興を祈願して流鏑馬を執り行います。また、当日は来場者から義援金のご寄付を募り、全額を被災地にお届けします。≪開催概要≫ 日 時  令和6年3月17日(日)13:00~15:00(12:00受付開始予定)       ※馬が走り始めるのは13:45頃の予定です。       ※雨天時は3月24日(日)に順延します。 場 所  大日本弓馬会「流鏑馬鎌倉教場」(鎌倉市梶原)  もっと見る

  • 令和5年7月16日(日)鎌倉教場流鏑馬神事09:30~ライブ配信を行います。10:00からは流鏑馬神事の祭典を行います。馬が走り始めるのは10:50頃からの予定です。文化庁、日本芸術文化振興会との共同主催により、天下泰平・五穀豊穣・万民息災とともに、鎌倉が守り伝える様々な伝統文化の普及発展や維持継承を祈念して実施します。URLhttps://www.youtube.com/watch?v=YOzQGErnXcU※画像のQRコードを読み込んでいただくとライブ配信のページに飛びます当日は気温が大変高くなる予報です。熱中症の危険がありますので、無理して会場にお越しにならなくても、ライブ配信でご覧いただけます。ご参加をお待ち申し上げております。 もっと見る

コメント

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  1. 2021/01/08 06:58

    土地は期間限定で借用とのことですが、どのくらいの期間借用予定なのでしょうか?せっかく馬場が整えられてもいつまで借用できるだろうか?感じます。また,借用費用はどうなっているのでしょう。

    1. 2021/01/08 10:59

      ご協力有り難うございます。ご質問の件、下記、お知らせします。 土地の期間限定借用は、当分の間という話合いとなっております、年度ごとの更新で す。借用費用はにつきましては、充分に納得できる内容での了解事項です。 宜しくお願いします。


  2. 2021/01/04 10:04

    支援者の内訳をみていると同じ人が26回、23回、16回等々と他のプロジェクトではあり得ない支援内容になつているようですこれは内部者やその関係者への依頼支援を表していると思います。本当の一般支援者の数はかなり少ない様に思いますが?

    1. 2021/01/04 15:36

      お問い合わせをいただきありがとうございます。こちら確認をいたしました。「支援者」のページを見るとおひとりの方が26件、23件、16件とご支援をされている方がいらっしゃるので、今回のようなご質問をいただいたのだと思います。 こちらは私たちのクラウドファンディングのプロジェクトに同じ方が26回、23回、16回とご支援をされたのではなく、CampfireやGoodMorningの他のプロジェクトの支援件数も含まれております。 23回の方は当プロジェクトのほかに22件の別のプロジェクトをご支援されていたため、支援件数が23回となっておりました。 クラウドファンディングに挑戦している期間は支援者の本名がわからないので、断定はできませんが、支援回数が多い方は当弓馬会の関係者というよりは、CampfireやGoodMorningを見て、関心があるプロジェクトに積極的に応援されている一般の方だと思います。 もちろん、当弓馬会の関係者から数回に分けてご支援をいただいたケースはありますが、ありがたいことに今まで接点がなかった皆様からご縁とご支援をいただいております。


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