お寺の名前というものは「山号、院号、寺号」の三つから構成されるそうで。金剛寺さんはだから山号を「青梅山」院号を「無量寿院」寺号を「金剛寺」といいます。
真言宗豊山派の古刹ですので、お大師様で今も親しまれている「空海」さんが平安時代に打ち立てた真言宗のお寺になります。
その開創の伝説が、そのまま青梅という街の名前の由来になったとも伝えられています。
ーーーーー開創の由来ーーーーー
承平年間(西暦931年~937年)に、平将門がこの地に来たとき、馬の鞭としていた梅の枝を地にさして「我が望み叶うなら根づくべし、その暁には必ず一寺建立奉るべし」と誓ったところ、この枝は見事に根を張り葉を繁らせました。
この梅の木がつける実がいつまでたっても青く、熟すことがなかったことから、いつからか「将門誓いの青梅」と言われ、この土地の名も青梅と呼ばれるようになり、寺は青梅山と称することになりました。今も境内に立つ青梅の木はこの土地が青梅市となった今日も、この街を見守り続けています。
ーーー金剛寺HPより引用ーーーーー
青梅っ子の教育にも熱心で境内にある四恩幼稚園は仏教教育を中心とした幼児教育を2つの園庭、そして裏庭、動物たちっていう自然豊かな環境の中で行っていて、平日の昼間には子ども達の元気な声が響きます。
街に開かれたお寺にしていきたい。古刹だからこそ、伝統という名のハードルを下げ、市民に開かれたお寺づくりをと日頃から語る滋住職のご厚意で、毎週月曜日には「小さな昼市@金剛寺の四恩幼稚園」が開かれ、その縁で今回の上映会のこけら落としの場所にもさせていただけることになりました。
11月。日が暮れてくると山の寒さも感じられる季節。青梅の古刹の中には縁日のように屋台が並び、そしてスクリーンに灯が灯る。開演前に境内を散歩して、青梅の歴史に触れた後に、みんなでスクリーンを囲んでワイワイできたらイイナって、そう思ってお待ちしています。
チケットはこちらから購入できます。
↓
https://camp-fire.jp/projects/view/321188
チキチキ5やcafeパセアールでも買えますので、お声がけくださ~い。