今日は2017年、パエリア日本チャンピオンになるまでのお話です。
この国際パエリャコンクールへのanocadoのチャレンジは今年で4度目。
近年、益々コンクールが盛大になり、#54 大会からは予選を通過したお店が決勝に進む形態に発展してきました。
ここ日本においても、予選が開催され、全国より上位3チームが日本代表として決戦の地「スペイン・バレンシア・スエカ」への切符を手に入れられます。(日本予選は20チーム)
我々、anocadoは#54・#55 予選敗退。当時を振り返ると、恥ずかしい限りです。
今の私が当時の作品に点数をつけると…。【50点】到底、世界で戦うパエリャには届きません。
そして#56 予選3位入賞し、スペインの決勝に進む機会を手にしました。
ここでは、沢山のエピソードがありました。
当時も今ほどではないですが練習をしていたのですが…、その最終練習にて。
チーム監督の私は、「このパエリャで行こうと!」話を進めました。(そのパエリャを今採点すると【73点】位かな)
突然、まゆが「これじゃ勝てない」と言ってきたのです。
「えっ!」と私。何を言い始めるのキミは!?
何が、何処が、どのように???
もちろん、当時のまゆも具体的には言葉にできなかった。
追い討ちをかける私。何が、何処が、どのように?????
激しい口論の末、私が、監督を降り、まゆチームの発足となりました。
ここに居合わせてくれたのが、今年のチームのシマケンさん。こと島田さん(笑)
その大会は、2日連続で初日はオリジナルレシピ。翌日は国際大会予選というかなり過酷なスケジュールでした。
努力と皆さんの協力で、オリジナルレシピ「萩アナゴと夏みかんのパエリャ」で初日は優勝。(このお話は後日)
全てを出し切った後の深夜、最終練習決行。
チームまゆの強行最終練習を行いました。(島田邸)
そこには今年撮影をしてくれているケントと、道具を作ってくれている父も付き合ってくれました。
監督・まゆ 調理・ゆーき 薪・タカシの新チーム。
ここで奇跡のパエリャが出来上がったこと。今でも鮮明に覚えています。
結果、#56大会3位通過、決勝へ。
この試合は、まゆの根性とセンス。そして研究と直感で手にしたものとなりました。(いま採点すると【86点】かな)
そして、決勝。
皆様の応援に答えられず、入賞とはなりませんでした。
しかし、肌で感じた世界大会。持ち帰ったモノは沢山。
てな、感じで【anocado 世界に挑戦 2017】が始まります。
続きはまた今度。。。