★コザのまちと『キジムナーフェスタ』

私たちの活動の拠点は、沖縄でも特別に多文化多民族が混じり合うコザというまちです。

戦後、米軍基地の前にできた闇市がこのまちの発祥。

沖縄各地、アメリカ、インド、フィリピン、台湾、ペルー・・・様々な人たちが集まるコザは、大きな文化の交差点です。

このまちには、それを象徴するような演劇祭「キジムナーフェスタ」がありました。

日本全国、世界各国から集まったパフォーマーの祝典は、沖縄コザの夏の10日間を彩りました。

それは、演劇を通して“人間賛歌”が溢れる10日間でした。

 

通りに溢れかえるひと、ひと、ひと。

特設照明でキラキラと輝く一番街のアーケード。

様々な国のアーティストと地元のひとが一緒に夜な夜なコザの酒屋で飲み騒ぎ。

 

しかし、この祭りはコザから姿を消してしまいます。

 

・・・・・・

「キジムナーフェスタ」が無くなってから4年。

まちの男が二人、バーで話していました。

あの祭りをもう一度、と。

千里の道も一歩から。

まずは、コザのまちかどに「キジムナーフェスタ」を呼び戻そう。

あの10日間を夢見ながら、始めます。まちの小さな公民館から、こつこつと。

その名も「SUPERコザ劇場　THE NEXT GENERATION」。

 

まちの男二人。（＊注１）

 

その時のつまみ。

 

会場となる「沖縄市センター公民館」いい味出してます。

 

 ＊注１　写真左：企画者の犬塚、右：犬塚が行っていたバーの元オーナーマッチです。キジムナーフェスタがあった時、犬塚は音楽で活躍したりフラッシュモブなどで大迷惑をかけたり、マッチは自分のバーで色んな国の人たちが集まるのを楽しみにし、外国の美しい女性パフォーマーが店に来てはニコニコしておりました。どうぞ、よろしくお願いします。

 

★このプロジェクトで実現したいこと

私たちが今回実現したいのは、『新しいキジムナーフェスタを始めること』です。

これを通して、多文化のまちコザに再び「文化」を呼び戻すための一歩を踏み出したい。

その一歩が、コザのまちかどで、まず1日の演劇公演を開催することです。

開催をきっかけに、ご支援くださる方はもちろん、地域の方、演劇関係の方とネットワークを繋げていける「交差点」（＝出会いの場）を創って、次に繋がる大きなうねりを巻き起こしたい！

 

さらに、この一歩を足がかりに、

夏冬の公演や、コザのお店でのイベントなどの『定期公演」

そして、『SUPERコザ劇場』という劇場を実際に作ること

を大きな目標にしています。

自由な創造力がうごめいて、多様なヒト・多様な芸術がスパークする劇場という『交差点』をコザに作るのです。

新しいキジムナーフェスタの拠点となるように。

 

そのための第一歩が、今回の公演です。

いつかはこんな・・・

 

 

★資金の使い道

　舞台制作費として約60万円を見積もっています。（舞台設営、音響、照明、舞台スタッフ人件費など） 

★今回の目玉

＜目玉その１　GABEZ（ガベジ）のサイレントコメディー＞

那覇市で同時期に開催されている「国際児童青少年演劇フェスティバルおきなわ（通称：りっかりっかフェスタ）」より、パントマイムの世界的パフォーマー「GABEZ（ガベジ）」さんが、私たちの企画するコザのステージに「行ってもいいよ！」と嬉しい返事。

　キジムナーフェスタがあった時から、コザのストリートでも大活躍したGABEZさんは、あの夏の10日間、私たちにとって祭りの象徴でした。

　そのGABEZさんがきてくれる。スケジュールは押さえた。あとは…お金だ！

　

　＜目玉その２　まちのひとが主役！コミュニティダンス＞

　キジムナーフェスタ2012年2013年、この2年は画期的な年でした。

　それまでキジムナーフェスタのステージに登ることがなかった、地域の「まちの人たち」が主役となるプログラムが初めて実施されたのです。

　それは、コミュニティダンス。

　コミュニティダンスとは、赤ちゃんからお年寄りまで、経験や技術がなくても踊れる新しいダンスのカタチ。決まった振付を覚えるのではなく、その人だけが持つカラダや思いから、動きを引き出し、それが見たこともないダンスになる。

　一番街商店街のアーケードを子どもたち、おとな、おじいにおばあ、妊婦さんまで、総勢70人以上の『ダンサー』たちが舞い踊りました。

　その時の、演出家がマニシアさん。

　今回、なんと急遽このプロジェクトに参加してもらえることになりました。

　誰もがダンサーになれて、キラキラした照明に包んでもらうことができる。

　そんな素敵な世界を見せてくれたアーティストです。

　そのマニシアさんが来てくれる！　あとは…お金だ！

（撮影：草本利枝　提供：JCDN）

 

　＜目玉その３　絵本作家savaの絵本と音楽！＞

　コザの原点、銀天街。

　そこで、物語を育んだ絵本作家のsavaさん。

　コザにゆかりのアーティストさんを！と考えたときに真っ先に私たちの頭に浮かびました。

　コザを行き交う、行き交った人たちの歴史・記憶をたんねんに物語に紡いでいくsavaさん。複雑でときには暗い歴史もあるコザ。そこに暖かい光を注いで、色とりどりの絵本を作って来ました。

　まさに、うってつけ。このプロジェクトに出演するために絵本作家になったようなもの！

　そのsavaさんが出てくれる！　あとは…お金だ！

 

★最後に。まちのひと、パフォーマー、みんなが支える祭りにして行きたい！

　こんな楽しいことを、私たちだけで味わうのはもったいない。今いるたくさんの人たちはもちろん、100年後のまちの人たちにも楽しんでもらいたい。

　だからこそ、私たちは行政や大企業に頼らない、「街場」からの祭りづくりを目指しています。

　まちのひとやパフォーマーが「できる人ができることをできるだけ」をモットーに支えあうことが長続きのコツだと思います。

　そこで、まず私たちの企画に一緒になって協力してくれるコザにゆかりのあるアーティストによるステージを実現します。これはパフォーマーと支えて行くための、第一歩。

　次に、チケットもぎりや舞台のお手伝いなど、小さなことでも、できるだけまちの仲間に関わってもらうような工夫をします。これはまちのひとと支えて行くための、第一歩。

　最後に、ご支援くださった方と一緒に“めいいっぱい”この夏のステージ、そしてコザのまちを楽しむこと。これは、まちの人だけではなく、演劇を愛する全ての人、まちの雑踏を愛する全ての人と支えて行くための、第一歩です。 

 

▼公演の概要

　2017年7月29日（土）

　昼公演／14:30開場　15:00開演　出演／GABEZ　コミュニティダンス

　夜公演／18:30開場　19:00開演　出演／GABEZ　絵本作家sava

　会場／沖縄市センター公民館

　チケット／前売：一般2,000円　小学生以下1,500円　（自由席）

　＊当日500円増し　＊未就学児は膝上の場合のみ無料

　チケットプレイガイド／

　下記プレイガイドにてお買い求めください。

　沖縄市民小劇場あしびな〜　TEL:098-934-8487

　普久原楽器　TEL:098-938-9375

　照屋楽器　TEL:098-937-3162

　 お問合せ／kozasupergekijo@gmail.com（メール）

　　　　　　@OKINAWASUPERKOZA（Facebook） 

▼出演パフォーマーからメッセージ

GABEZ（ガベジ）

コザの皆さん、沖縄の皆さん。お元気ですか？GABEZです。沖縄に毎夏、舞台を行うようになって何年経ちましたでしょうか。GABEZは皆さんにお会いできることがとても嬉しいです。沖縄での舞台公演で思う存分表現をし皆さんと触れ合ってきた時間。その沖縄での機会を初めて頂いたのはコザでした。今では中々行く機会がなく寂しく思いますが、目を瞑れば劇場から劇場の道のり。色々な商店街、そこであった沢山の人。その光景が目に浮かんできます。

沢山の人の力や応援、協力でまたコザで公演や、人の集う空間が出来ると言うことはとても大変な事だと思いますが、もしまた出来るなら嬉しく思います。そして、GABEZが少しでもそのお力になれればと思います。

これからどんどん暑くなりと思います。体にお気をつけて下さい！！

 

マニシア：演出・振付（コミュニティダンス）

多くの沖縄市民の方々に出会いコミュニティダンスの作品「コザの息」（キジムナーフェスタ2012）「石のうた」（キジムナーフェスタ2013）を披露させていただきました。キジムナーフェスタが沖縄市からなくなった後5年間ずっと思い描いていた作品を新しく芽生えようとしている「スーパーコザ劇場」で発表できること心から楽しみにしています。I LOVE YOU ALL ! みなさん愛しています！

 

Sora(野中 香織)：演出・振付助手（コミュニティダンス）

今回、急遽ながらもトントン拍子で色々なご縁が結びつきました。しかも大好きな沖縄というこの土地で。歴史と共に丁寧な暮らしの中にいらっしゃるみなさんとのかけがえのない時間を楽しみにしています。それぞれの日々の苦悩も輝きもそのままを舞台にあげましょう！どうぞよろしくお願いいたします。

　

sava（サバ）：絵本作家／空間デザイナー／グラフィックデザイナー／シンガーソングライター／作曲家／演出シナリオ

コザの商店街で地域おこしに関わって3年。コザのおじさんおばぁ、商店の人々に支えられ絵本作家として今は活動できています。わたしの絵本の源はここ、コザにあります。星の数ほどの人のヒストリーがストーリーとなってこの土地に埋もれている。それを絵や音や空間、形を変えて光を添えるだけでまちが絵本の舞台に生まれ変わります。今回はどんな新しいものがたりが生まれてくるのだろう、楽しみで仕方がありません。

 

 

▼リターンについて

各コースによって、様々なリターンをご用意しています。

まず、私たちのSNSで感謝の気持ちとご紹介をさせて頂きます。（全コース共通）

さらに、劇場といえば思い出す・・・

見たことありますよね！「寄進札」というそうです。

この寄進札に、支援された方のお名前や店舗名を入れて、当日会場にババン！ズラーッと飾ります。

終わった後はお土産にどうぞ！（コースによって小〜特大あり）

 

そして、チケットは絵本作家savaの特製ポストカードでご招待。

昼と夜公演で2種類あります。

公演が終わった後は、おうちに飾ったり、大切なひとに贈ったり。どうぞお持ち帰りください。

 

さらに、公演の後はコザの素敵なお店にも寄って欲しい！ということで、こちら！

①Arcade Resort Okinawaのドリンク券！（5000円〜コース　昼公演希望の方むけ）

コザ一番街に新しくできた、オシャレなカフェバー＆ゲストハウスです。

いろんなドリンクから1杯どうぞ！

素敵な外観。

スタッフの皆さん☆お待ちしていますよ〜

HP：https://ar-okinawa.com

Facebook：https://www.facebook.com/ArcadeResortOkinawa/

 

もう一つはこちら！

②コザ麦酒工房の自家製地ビール券！（5000円〜コース　夜公演ご希望の方むけ）

美味しい地ビールと気の利いたつまみが待ってます。

これがその地ビール。当日は4〜５種類から選べるとか！

店主のヒーコーさん！一緒に乾杯しましょう〜☆

Facebook：https://www.facebook.com/kozabrewingokinawa/

 

ぜひ、コザの街をお楽しみください！

 

次は・・・

かまどオバァの手作り懐かしウチナー玩具

ヘビのおもちゃ。一つ一つ手作りです。

いつも元気なかまどオバァ。今回はコミュニティダンスに出演！

 

「りっかりっかフェスタ」オリジナルグッズ（タンブラー or タオル）

今回連携させてもらっている「りっかりっかフェスタ」のグッズです。かわいいよね。

 

絵本作家savaのオリジナルグッズいろいろ

沖縄の昔話やオリジナルの物語が詰まっています。歌入りのCDも。

ポストカード。

 

CD付きの絵本。

カラフルな特製時計。

 

最後に、たくさんのご支援を頂いた方へ、スペシャルな感謝を込めて。

①音楽家犬塚拓一郎があなたのためにピアノを奏でます。オリジナル曲も作ります。

オシャレなバーであなたにカクテルと音楽を。

 

②絵本作家savaがあなたのために、オリジナル絵本（６ページ）を作ります。

あなただけの物語が絵本に。

 

③元cafe&dining threeマッチ店長があなたのバーテンダーに。

今回の発起人犬塚がよくくだを巻いていたcafe&dining three。ここから今回の企画は生まれました。

その時店長さんだったマッチがあなたのおしゃべりを聞いたり、お酒を注いだり！

 

④今回の隠し球的存在MCターカー＆フーミーのあなたのことを応援します。

知る人ぞ知る、コザのディープゾーン銀天街からやってきたターカー＆フーミー。

今回の公演ではMCを引き受けてくれました。

そんな彼ら（彼女ら…）のちんどん屋と一緒にお店やお仕事のPRや、秘蔵のプロマイド５枚組！

 

 

たくさんのアイデアと、コザの温度、コザの人間味を感じてもらえたら、嬉しいです！

 

＜詳しい内容はそれぞれのリターンをご覧ください！＞