前回に引き続き、仙台うみの杜水族館での販売会に参加した高校生の感想を共有いたします!3人目は、ゆうとくんです。
ー 商品開発の中で特に頑張ったことは?
試作を頑張りました。
もともと、サイダーを加工する際に果肉や果汁を入れることが難しいとトレボンさんに言われ、その中でも塩なら使用できるとのことだったので、石巻産の金華塩を使った塩サイダーにすることになりました。それに合いそうだったのがレモンとライチだったので、いろんな分量・比率を試していきました。たくさん飲んだ結果、僕はレモン果汁に塩を入れたサイダーが良いと思ったのですが、他のメンバーはそうでもないと思ったりと、ひとつの味に決めるのは難しかったです。でも、炭酸弱めのライチ風味のサイダーは子どもでも女性でも飲めるような味になって良かったと思っています。
ー 優しいサイダーのお気に入りのところは?
パッケージのみんなで描いた魚のシルエットです。絵が不得意だと言っていたメンバーも多かったのですが、時間をかけて丁寧に描いたと思うので、一人ひとりの情熱が見れてとれるところが好きです。僕はサイダーの開発の中で、サイダーの味の次に手が込んでいるのはパッケージの絵だと思っています。味も良いですが、お客さんにはパッケージが良いという理由でも買ってもらいたいです。
ー 販売会でのお客さんの反応はどうでしたか?
話しかけたお客さん全員に「高校生がこのサイダーを開発しました」と言うと興味を持ってくれて、サイダーを買ってくれる人も多かったです。僕が話しかけたお客さんが買ってくれると、サイダーのことを伝えられた気がして嬉しかったです。そのお客さんの中でも石巻から来ていたお客さんが2組いて、僕たちの活動を応援してくれたのがとても印象に残っています。
ー 今後の目標は?
サイダーの特徴を話しても、買ってもらえないこともあったので悔しい思いをしました。初めての販売・接客でしたが、今回で慣れたと思うので、もっと詳しく話をして、買ってもらえるよう頑張りたいです。