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静岡県で暮らすブラジル人の子どもたちに、学びの場を!存続プロジェクト

約40人の園児・生徒が新型コロナウィルスの影響を受け、学校を辞めざるを得ませんでした。静岡県磐田市にある、ブラジル人向け認可外保育園「チアホーザ」、小中高一貫校「オブジェチーボ」はその影響により深刻な経営危機に直面しております。子どもたちの学びの場、居場所を守るため、皆様のご支援お願いします。

現在の支援総額

728,333

18%

目標金額は4,000,000円

支援者数

76

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/10/30に募集を開始し、 76人の支援により 728,333円の資金を集め、 2020/12/31に募集を終了しました

静岡県で暮らすブラジル人の子どもたちに、学びの場を!存続プロジェクト

現在の支援総額

728,333

18%達成

終了

目標金額4,000,000

支援者数76

このプロジェクトは、2020/10/30に募集を開始し、 76人の支援により 728,333円の資金を集め、 2020/12/31に募集を終了しました

約40人の園児・生徒が新型コロナウィルスの影響を受け、学校を辞めざるを得ませんでした。静岡県磐田市にある、ブラジル人向け認可外保育園「チアホーザ」、小中高一貫校「オブジェチーボ」はその影響により深刻な経営危機に直面しております。子どもたちの学びの場、居場所を守るため、皆様のご支援お願いします。

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新着

12月17日 支援者の欄を更新しました。

11月13日 中日新聞に掲載されました!


はじめに

みなさん、はじめまして。私たちは静岡県磐田市にある認可外保育園『チアホーザ保育所』、ブラジル人学校『エスコラ オブジェチーボ デ イワタ』です。沖縄にルーツを持つ知念夫妻が1997年に発足した学校です。「チアホーザ」は知念ローサカヨコの愛称から「ホーザおばさん」という意味、「エスコラ オブジェチーボ デ イワタ」は、「ブラジルのオブジェチーボ式教材を使用した磐田の学校」という意味です。 (以下より『チアホーザ』、『オブジェチーボ』)

1階 チアホーザ (0歳児から5歳児) 
2階 エスコラ オブジェチーボ デ イワタ (小学1年生から高校3年生)

 1997年10月開園、2004年に現在使用中の校舎を設立。約23年間に渡り、延べ生徒数1660人(途中退園、転校含む)、ブラジル人の子どもたちの保育・教育の受け皿となってきました。

1997年10月 1 日 チアホーザミニ保育園(託児所)開園  (磐田郡豊田町富丘)
2004年 7月 28日 チアホーザ保育所 移転 (磐田市一言)
2004年 7月 28日 オブジェチーボ学習塾として開校(磐田市一言)


これまでの保育所、学校の歴史について詳しくはこちらから
https://tia-rosa.jimdosite.com/%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%A7/
(チアホーザ保育所 ホームページ・「これまで」)


チアホーザ・オブジェチーボの特色


静岡県内にあるブラジル人学校としては珍しくグラウンドがあります。(約850㎡)
のびのびと遊べるようにとこの場所を選びました。

子どもたちは、0歳から18歳(赤ちゃんから高校生)まで過ごすことができるので、このような成長を見ることができます。

給食とおやつは園の厨房で作っており、子どもたちは温かいご飯を食べることができます。


日系ブラジル人が多くいますが、日本人、ブラジルとフィリピン・日本とブラジルのハーフの子どもたちも通っています。


子どもたちが抱える問題

 ここに通う多くの子どもたちは、自分の意志とは関係なく日本にきているのが現状です。来日後すぐに公立学校に通学しても、言葉が通じない、食文化が違う、生活のルールがまったく違う、そのような理由から本校へ転校してくる子が多くいます。
 そのような環境で過ごす学校生活はどんなに大変で苦しいものか、想像もつきません。

『オブジェチーボ』 に通っている生徒Mさんの話を紹介します。
 Mさんは、2019年に来日し、公立学校へ通っていましたが半年もしないうちに辞めてしまいました。保護者によると、言葉が通じない、給食が食べられない、友達とうまく関われずにいじめにあってしまったとのことでした。
 現在、Mさんは家を朝6:30分に出て夜19:00に帰ってきます。日本の一般的な家庭と比べると学校の滞在時間がとても長いです。それでも、安心して過ごすことができる、笑顔でいることができる、そんな姿を見ればMさんにとって、「オブジェチーボ」は彼女にとって良い選択だった、良い居場所だといえるのではないでしょうか。

保護者が抱える課題

 ブラジル人の子どもたちが多く在籍する『チアホーザ』と『オブジェチーボ』ですが、保護者の約97%が非正規雇用の派遣社員がほとんどです。(残り3%は通訳者、工場の正社員など) 派遣社員は、日本社会で弱い立場におかれています。今回の新型コロナウイルスの影響で、派遣社員の多くが契約を打ち切られ、収入がなくなり、保育料や授業料を払うことが難しくなりました。
 その結果4月ごろから辞める園児や生徒が増え、家にいる子が多くなりました。また、保育料や授業料を滞納する家庭も増えました。公立学校に転校する子もいましたが、言葉や文化がわからない中での学校生活は、どんなに大変か計り知れません。

 また保護者の収入減少により、学費・給食費を払えず、半日で帰らざるをえない生徒も増えています。保護者からはこんな相談を受けました。「1日分の授業料が払えないので半日で帰ります。授業料を半分にしてください。」「今月は○○日しか通っていないので日割りにしてください。」「お昼ご飯を食べて帰っていたけど、給食費が払えないので食べずに帰ります。」「姉(中学生)は授業があるので来ますが、兄弟二人分は払えないので弟(保育園・年少)は家にいます。」など、ここに書ききれないほどの相談を受けました。

「チアホーザ」「オブジェチーボ」が抱える課題

 生徒数は23年間で延べ1660人(途中退園、転校含む)、リーマンショック前は最大180名ほどの園児・児童が在籍していました。現在は、『チアホーザ』、『オブジェチーボ』 合わせ150名が在籍しています。ここ最近、新型コロナウイルスの影響で、辞める子ばかりで、新しく入ってくる子はほとんどいません。 

 『チアホーザ』が認可外保育園として受けられる国・県・ 市からの補助金は年間経費の約1/88です。『オブジェチーボ』 が学習塾として国・県・市から援助を受ける方法は今のところありません。したがって、収入は保育料と授業料に頼るしかないのが現状です。
 しかし、新型コロナウイルスの影響により生徒数が減り、『チアホーザ』、『オブジェチーボ』にとって、主な収入源である保育料・授業料が激減しました。毎月の職員報酬や税金を払うのもギリギリ、カットできるものは減らしていますが状況は厳しくなるばかりです。

ブラジル人の子どもたちが抱える課題を知ってもらいたい、それと、同時にこれからもブラジル人の子たちが通う『チアホーザ』、『オブジェチーボ』 が存続できるよう、皆様のご支援お願い致します。


応援メッセージ

・高畑幸(静岡県立大学・教員)
2013年から同僚の水野かほる教授とともに、本学学生が毎月1回オブジェチーボを訪問して日本語科目の授業で指導補助役を務める「県大オブジェチーボ交流」を行っています。様々な理由でチアホーザとオブジェチーボを必要とする子どもたちがいます。知念さんご夫妻と教職員の皆さんの奮闘を知る1人として、応援しています。


・水野かほる(静岡県立大学・教員)
オブジェチーボ校とは、もう10年近く学生共々おつき合いさせていただいています。今年度は、初めて日本語教育実習を2人の学生がさせてもらいました。最初の日に、「『先生』と呼ばれて嬉しかった。」と書いていたのが印象的でした。日本人も外国につながる子も、全ての子どもたちが適切な教育を受けられることを願っています。



資金の使い道

・『チアホーザ』『オブジェチーボ』を存続させるための資金として使わさせていただきます。

・子どもたちにとってより良い環境となるよう整備します。
 〈手洗い場の増設〉
 70万~80万(より安い業者をさがしております)

この写真は現在の手洗い場の様子です。これまでは、木製の踏み台を設置し小さい子も使えるようにしていました。この水道は、小さい子も小中高生も大人も使っています。
写真撮影のために消火器は移動しました。外への出入口に近く、現在の手洗い場裏側の写真です。感染防止のための「手洗い・うがい」ができる手洗い場の増設を皆様のお力で実現したいです。

・リターン製作費として
 〇子どもたちからのビデオメッセージ 11,000円(編集費)
 〇オリジナルバック2種類       90,040円(バック製作費)
 〇招待チケット           3,000円(チケット作成費)

実施スケジュール

2020年10月30日 プロジェクト掲載開始
2020年12月31日 プロジェクト終了
2021年01月    リターン発送予定
2021年05月    イベント ブラジルの収穫祭 開催予定
2021年10月    イベント 運動会/文化祭    開催予定


<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



リターン

◎チアホーザからのお礼のメール

◎子どもたちからのビデオメッセージ(共有、拡散、投稿等は遠慮ください。)

◎オリジナルバッグ(園児・生徒の絵をもとにデザインしました。)

 A 不織布コンビトート L(白と青)

 B たためるエコバック(黒)

 オプションよりお選びください。
 未記入の場合こちらで選んで入れさせていただきます。

◎給食を一緒に食べよう!チアホーザ保育所への招待チケット1枚 (1枚につき1回、1家族又は2人まで、交通費は自己負担 ※コロナウイルスの影響で開催時期は要相談。個別で連絡させていただきます。2021年内を予定)

◎学校行事への招待チケット1枚(1枚につき1回、1家族又は2人まで 、交通費は自己負担 ※コロナウイルスの影響で開催時期は要相談。フェスタジュニーナ2021年5月の日曜日、運動会/文化祭2021年10月の日曜日 を予定)

学校行事①フェスタジュニーナ(ブラジルの収穫祭)

学校行事②運動会/文化祭


メディア掲載
11月13日に中日新聞に掲載させました!


支援者の皆様

51人(12月17日現在)の方に支援を頂いております。大変嬉しく思っております。
ありがとうございます。もっと多くの見たことも聞いたこともない方に、この園を、学校を、より知っていただけるように頑張ります!

近くにお住いの方々が「やり方わからないから直接寄付したいんだけれど」と来てくれました。ブラジルへ行ったことがあったり、ブラジルで働いた事があったり、ブラジルとの関わりをもつ方が近所にも居る事がわかり嬉しかったです。ありがとうございます。

企業の方から電話を頂きました!外国人に対しても手厚く保証している企業のようです。ありがとうございます。

匿名でポストに図書カードが入った封筒が届きました。
確かに受け取りました、子どもたちのために絵本を購入したいと思います!ありがとうございます。


最後に

『チアホーザ』とは、日本語でチア(Tia)=おばさん、ホーザ(Rosa)=ブラジルの名前です。
ホーザ(Rosa)にはフレンドリーや人を助けるなどの意味が込められています。『チアホーザ』 の園長もRosa(ホーザ)、子どもたちには、Tia Rosa (チアホーザ)と呼ばれています。

「チアホーザ保育所」の由来は、子どもたちが「チアホーザ」と園長を呼び、園の名前に親しみを持ってもらえるよう付けました。

このクラウドファンディングを通して、静岡県磐田市にこんな保育園、こんな学校があると興味を持っていただき、知っていただき、支援していただけたらと思います。 

主催者:経営者の知念夫妻

編集者:息子 知念正輝・近藤帆波

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • お待たせしました。ようやく新しい水道が完成しました!センサー式で手を触れずに水が出ます!↓以前掲載した水道の写真です。小さい子は台に乗って手を洗っていました。トイレの後の手洗いと外遊びから帰ってくる時の手洗いと併用していたので大変混みあっておりました。この度新しく水道ができたおかげで以前のような混雑は見られなくなりました。手を洗う頻度がコロナ以前に比べて比較的に増えております。コロナ対策はもちろんですが、インフルエンザや風邪予防にもつながっていると思います。 手をなかなか洗いたがらない子どももいましたが、洗いたい時に手が洗え、センサー式で手をかざしたら水が出る反応を楽しみながら手を洗うことができ、先生に言われる前に自ら進んで手を洗いに行く子どもが増えました。ありがとうございます。支援してくださった皆様のおかげです。  もっと見る
  • リターンについて

    2021/01/28 16:52
    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
  • 12月31日をもちまして私たちの「静岡県で暮らすブラジル人の子どもたちに、学びの場を!存続プロジェクト」が終了しました。76人の方々に支えられ合計728,333円の支援金が集まりました。本当にありがとうございました。クラウドファンディングをしたことで、「オブジェチーボ」「チアホーザ」のこと、ブラジル人の子どもたちの現状をたくさんの方々に知っていただくことができました。皆様のご協力のおかげて、普段関わりの少ない方々とも繋がることができました。たくさんの応援メッセージありがとうございました。クラウドファンディングを通しての寄付、会社様からの寄付、そして様々な理由から直接持ち込んでくれた方々からの寄付がありました。残念ながら目標金額到達とはなりませんでしたが、今後も子どもたちの居場所である「オブジェチーボ」「チアホーザ」を存続できるよう頑張ります。あらためて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。 もっと見る

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