【お礼とご報告】ガルロチクラウドファンディング、おかげさまで無事プロジェクト成功にて、昨日終了となりました。 今回のプロジェクトを開始し、４日間で初回目標額500万円を達成、期間終了日までに、829名の賛同者様から12,842,800円の支援金をいただきました。また、直接のご寄付・ご支援が39名様、766,500円となり、合計で868名の方から13,609,300円のご支援をいただきました。インターネットを使えないからと、現金を直接お持ち下さった方もいました。ご寄付いただきましたご支援者から、このクラウドファンディングの情報を知らない方々にお声をかけてかけていただき、その支援の輪が一層広がりました。ご援助の資金と同時に、たくさんのご支援のお声もいただきました。このような企画を立ち上げてくれてありがとう！との声が多かったのが印象的でした。ガルロチにいらして下さった方々一人一人に大切なストーリーがあり、今回のご支援と同時にメッセージにて、そのような思いを拝見することができ、胸が熱くなりました。ガルロチは、タブラオであっても、一般で形容される自然発生的な芸を表現する場所ではありませんでした。本来は劇場公演として行うようなグループの面々やテーマ、演目構成、内容の濃さがあり、ロングラン公演を披露しながら、アーティストの“今の躍動”が感じられる場所だったと思います。一過性の表現の枠を超えた、スペイン人のピュアな意気込み、姿勢を感じられる、稀有な場所であったと感じております。 あらためまして、このように日本内外からの多くの皆様のご支援ご援助に大変驚くと同時に、やむなく閉店をしましたガルロチを応援してくださる方々がこんなにもいらっしゃることを実感し、本当に勇気をいただいております。 今現在、フラメンコの本国スペインでは、コロナ禍の影響が長期間にわたりそうな予測もされております。同様に日本でも、自粛ムードは一年近くにわたり続いており、仕事や趣味などの日常に深い影を落している状況です。このような環境の中、皆様のガルロチに対する熱い思い、そして、ガルロチを通してフラメンコの復興を託してくださった事を深く胸に刻み、未来につなげたいと思っております。 今回のクラウドファンディングを通して再確認したのは、ガルロチは50年以上連綿と続いて存在する場所のみならず、フラメンコに対する未来への祈りの聖地でもあるという事です。未曽有の日々をお過ごしの皆様が貴重なお金を投じて、ガルロチへ大きな希望を託してくれたと痛感しております。 皆様の思いにお応えできるよう、今回のご支援ご援助を有効に活用いたします。今回頂戴した資金は、お約束通りにガルロチのスペイン人グループの招聘、家賃などの必要経費、リターン品の製作、発送費、そしてガルロチの未来に向けての準備資金として大切に使わせていただきます。リターン品の発送は12月上旬より随時お送りして参ります。また、ストレッチゴール達成の“スペシャルライブ”につきましては、2021年2月頃を予定しております。こちらも詳細が決まりましたら、改めてご報告申し上げます。 最後に、このプロジェクトにご支援下さったすべての皆さまに、ガルロチを代表して深く御礼を申し上げます。これからも、ガルロチの活動にご理解を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。皆様の未来がフラメンコと共に、明るくありますように！ タブラオフラメンコ ガルロチ代表 村松尚之
