本日はデザインについての裏話です◎

今回はご縁あって、農家であり、石見銀山に根を下ろすアパレルブランドの群言堂さんで植物柄の布などを手がけられたり、植物画もとても美しく描かれたりしている鈴木良拓さんに、デザインをお願いすることになりました◎

とても素敵なパッケージができてきたので、植物画や今回のデザインをつくる裏側や想い、島根県大森の植物たちとの暮らしについてを先日オンラインインタビューをさせていただきました◎

https://www.youtube.com/watch?v=ehAgJedy8WY


愛娘のはるのちゃんも、畑と鶏のことを教えてくれます＾U＾
最初のほうは、島根県大森の自給自足に近い暮らしがおもしろいなと、お話を伺ってみました。ほのぼのゆるゆる癒やしトーク、のんびりお楽しみください◎

▶ゲスト
鈴木良拓さん／オオモリ スズキファームズ、群言堂 根のある暮らし編集室
インスタ・https://www.instagram.com/suzuki_mogu...
▶ナビゲーター
新田理恵／伝統茶｛tabel｝代表
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動画を見るのが難しい方のために、ちょこっとデザインについての抜粋も、こちらに掲載◎

◆群言堂の植物担当とのことですが、どんなことををされているの？
大森周辺に生息している植物を集めて染色の原料にしたり、野山の植物をスケッチしてそれを図案にプリント柄にしたり、
主にスタイルにかかわるデザインのお仕事をしています。
あとは野菜なども農園で育てている。


◆他にデザインしているものは？
隣町の石見麦酒のクラフトビールのデザインもしております。
第1弾は自分で育てたビーツと、山で見つけた黒文字を図案にしました。

いつも鉛筆で図案書いており、水彩やアクリルも使ったりして色を表現している。
デザインは主に鉛筆で書いてます

『クマザサ』は思い入れが強く、夏のクマザサを書いたら「冬のクマザサ」が良いと依頼があったので、
あえて冬の特徴である縁取りを追加した覚えがあります。
このクマザサは1枚描くのに、採取～下絵～色付けまでで6時間くらいかかりました。

◆コーラのデザインについて
コーラの原料をイラストにした。コーラの中身は個人的にグッとくるものが多かった。
朝鮮人参やシナモンなど、樹皮や皮や根っこなど『ごろっと』したものを書くのが得意なので
すごく楽しく書けました。

実物が手元になかったので、図鑑みたりネットで検索しながら鉛筆で書いていきました。
鉛筆だと陰影がつけやすいので。

◆植物おくり
沢山絵をかいてたら楽しくなり、スクロールできるような構成（パターン化）にしてみました。
図をつなげることでラッピングペーパーなどの使い方もできたらよいと思います。
◆デザインのパターン
最初は植物１つ１つを書いていって並べたが、原料が真ん中に集中したイラストより全体に
広がったイメージのほうがよいなと思い、全体に配置する流れになりました。
色は黒や緑系になった理由は、使っている材料が「おたねニンジン」などパワー系スパイスが多かったので、
『重ため』なイメージが良いかなと思いました。
ただ、tabelのコーラは『飲むと元気が出る』のイメージとは少し異なっていたので、暖色系を
試していると色んな良いイメージが膨らんできて色んな色ができました。
最終的には鮮やかな赤に決定しました！

見せ方として、「男性のお客様も買いやすいように」というキーワードがあったので、
西海岸などかっこいいイメージも取り込みました。

◆ジンジャエールのデザインについて
黄色を残しつつ、色の組み合わせで遊べないかなと思い、
背景を黄色にしたり、線を黄色にして背景の色をいろいろ変えたりしました。

沢山案が出た中で絞り込む際は、ジンジャエールが持っている要素を洗い出してみました。
今回は生姜のパワフルさと「満月」のイメージ、蜂蜜も要素にあったので、淡い黄色よりもう少しダルトーンな黄色にに落ち着きました。

◆今回のデザインで難しかったことは？
帯の限られた枠の中に合わせて、情報量を集約させてまとめて作っていかないといけないことが試行錯誤のポイントでした。
ボトルにぐるりと巻く帯だったので、植物おくりに出来てよかったです。
植物画を描く際に気を付けているのは、色んなパターン（角度）からも何回も書くことですね。

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プランのパターンはプロジェクトページからご確認ください。
https://camp-fire.jp/projects/view/324336
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最後までお読みいただきありがとうございます。

次回はコーラシロップを使ったレシピをご紹介予定です。
残り15日、最後までかけ抜けますので、応援のほどよろしくお願いします！