大阪特別展から1ヶ月が経ちました。
作品を出品した美術部生と、運営側の美術教員に展示を振り返ってみての感想をインタビューをしました!
■大阪中高美術部生へのインタビュー
・学生1
自分は初めての展示で凄く緊張もしたしその反面凄い楽しみにしていました。
作品を作っていく内に上手くいかず悩むことがあって途中で投げ出したくなった日もありました。ですが先生が沢山手伝ってくれて、自分の中でもやる気が出てきて最後は思うがままに作った感じでした笑笑
完成した作品を見るとやったかいがあったなーって思いました。展示会に来ていただいた方にも「よかった!」「どうやって作ったの?」等たくさん声をかけていただいて凄く嬉しかったです笑笑
全てが初めてで新鮮な感覚で楽しかったです!やってよかったと思いました!
・学生2
今回は学美大阪特別展に作品を出品出来てとても嬉しく思っています。
私は今回の作品で1人でも今の社会に疑問を持ってもらいたいと思っています。
これからも大阪朝高美術部で頑張りたいと思います。
・学生3
今回コロナで展示が出来ないとなっていたのに大阪は唯一展示を出来ました。
やっぱり実物を見てもらえる方が嬉しかったです。
そして自分自身今回の作品でたくさん成長出来たかなと思っています。
大阪展で実際に発表をしている時にもたくさんの方に「成長した」と言って貰えて3作品目でようやく少しは自分の思い通りに出来たかなと思いました。
でもまだ自分でちゃんと納得のいく作品を作れた訳では無いので次に繋げていければなと思います。
・学生4
今回の美術展で初めてコロナウイルスの中で実施しましたがそのような難しい環境の中で展示の中、とても多くの方々にお越しくださりとてもビックリしました。
そういう美術部をこれからも頑張っていこうと思います。
・学生5
今回の大阪特別展が無事開催できてよかったです。
大阪の学生のみというのは残念でしたけど、10号展で全国の美術部の作品が見れてよかったです。
・学生6
作品を展示して、なによりも観に来てくれた方達が凄いと褒めてくれるのが嬉しかったです。作品を制作する過程で何度も構図を変えて挫折しそうになった時もありましたが、いざ展示会場にて照明に照らされた自分の作品を見ると頑張って良かったなと思いました。まだ作品として未熟な所はありますが、これからどんどんパワーアップしていきたいと思います。
■大阪学区美術教員へのインタビュー
・美術教員1
展示を観にきた友人が言った言葉で一番印象的だったのは「この大変な時期、展示を決行してくれてほんまにありがとう」という言葉だった。コロナ禍でしんどいことが続く中、学美展示が友人にとって生きる活力になったと言うのだ。児童、生徒の作品の持つ熱が友人のエンパワメントになったことが本当に嬉しかったし、学美の持つ、“観る側の振る舞いを問う力"を改めて痛感した。
・美術教員2
6月、時差登校から徐々に授業も再開され、10月の大阪学区美術特別展に向けて、児童生徒は自分の作品の中から1点を選びました。こうして会場には各校児童生徒たちの「イチ推し」作品が集まり、現在の状況で精一杯表現したものからカジュアルなものまで、従来の「学美」でもなく「校内作品展」でもない子どもたちの「推し」を観る展覧会になりました。
10号展では投票ができると知り、投票用紙をもらいにくる児童、生徒たち。(推したいんですね。)
今年は入選、優秀賞はないけど、毎年なぜこれが優秀賞なのかと考えながら観てましたと感想をもらす観覧者。
今年は子どもたちと一緒に「〇〇推し」をしませんか?
以上感想インタビューでした!
展示期間、来場者から様々な感想をもらいました。
学生たちの表現がこれだけ多くの方に触れてもらえるのは、美術教員にとっても、学生たち自身にとってもとても意味のある機会です。
だからこそ、今年困難な状況の中で企画したこの10号展・WEB展は私たちにとって特別なものであるし、また、観る人にとっても特別な体験になってほしいと願っています。
10号展はまだまだ3月末まで全国を巡回し、WEB展の公開も間近に近づいてきています。
引き続きのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします!
2020学美特別企画特設ページはこちら▶︎https://www.gakubi1972.com/2020gakubi/