【クラウドファンディング現状報告】
クラウドファンディングを開始して本日で4日目となりますが、既に目標金額の77%にあたる総額388,000円を41名の方からご支援頂いております!本当にありがとうございます!
残り、112,000円。
気候変動が原因で生活に苦しむインドネシアの農家さんのため、バイオガスキットの普及のため、引き続き温かいご支援をどうぞ宜しくお願いいたします!
================================
こんにちは。Living in Peace(以下、LIP)の大栗です。私が所属するLIPマイクロファイナンスプロジェクトでは、「途上国の貧困問題」にアプローチするために活動しています。これまで、生活者へ小口融資を行うマイクロファイナンス機関への財務支援やスタッフの技能向上に携わってきました。
今回、新たにインドネシアのバリ島を拠点に活動するsu-re.coと共同でインドネシアの農家を助けるための活動にチャレンジします。
su-re.coのCEO ドクター・タカマはLIP創設メンバーの一人で、私が入会した数年前から交流がありました。(と言ってもまだ対面でお会いしたことはないのですが。)
ドクター・タカマが語るストーリーは、日本ではよく知られたものではないと思います。少なくとも当時の私にとってはすごく新鮮な話でした。
人の生産活動によって大気中に温室効果ガスが増えると、温暖化や海面上昇などのいわゆる気候変動問題が生じます。日本でも気温の上昇だけでなく、集中豪雨や台風の大型化が顕在化していますが、インドネシアでは違う形で農家に影響が及んでいるようです。
多数の島から構成されるインドネシアでは、海面上昇が農地の塩害につながりやすく、気温上昇や降雨量の変化が農作物の収穫量に影響しやすいのです。
su-re.coの活動は農家が、自律的にこの問題に立ち向かえるようにするためのものです。農家が気候変動環境下でも農業を継続できるように、気候変動に強い農作物を作ることを促します。そして、それら農作物の一部を買い取り、商品として販売します。
また、商品の販売で得た収益の一部を財源としてバイオガスキットの導入や導入先の農家への教育活動を実施しています。
農家は教育プログラムとバイオガスキットの提供を受け、気候変動に強い農業を実践することでsu-re.coの商品生産を支える。su-re.coは商品販売事業を通じて農家を支える。
この様な循環型の仕組みを作ることで持続的に活動を続けることができます。
私たちLIPは日本に根ざしたNPOとしてsu-re.coの活動周知や商品販売を担いたいと考えています。日本の皆さんがこの活動に共感し、su-re.coの商品を手に取っていただける機会が増れば、それはインドネシアの農家の支援につながります。
今回のクラウドファンディングはsu-re.coとLIPが日本で行う活動の試金石です。7500万人と言われるインドネシアの農業従事者のために、皆さんに一杯のコーヒーをお届けします。