「祖母・鳥濱トメと母・礼子から受け継いだ『薩摩おごじょ 新宿店』を絶対に護りたい!」プロジェクトオーナー、薩摩おごじょ新宿店店主の赤羽潤です。
この度は、プロジェクトをご支援いただきまして誠にありがとうございます。
スタートから10日間ほどの間に多くの皆様にご支援いただき、目標額を達成いたしました。
何と言ってお礼の気持ちを伝えたらよいのかわかりませんが、皆様のお気持ちにこたえられるよう、精一杯頑張りたいと思います。
新型コロナの影響が長く続いており本当に経営が危うい状況です。祖母の鳥濱トメ、母の礼子から受け継いだ『薩摩おごじょ』を、新型コロナのせいでつぶすわけにはいきません。
何とかしなければならないと考えて試行錯誤していたところ、忘年会シーズンも新型コロナの第3波が到来してまったくダメ、年明けには二回目の緊急事態宣言発出。さらには時短要請、なんと夜の8時まででは、正直話になりません。
ずっと迷っていたところ、多くの友人、知人、常連の方々、公私ともにお世話になっている方々から2回目のクラウドファンディングを強く勧められ、実施することにしました。今回の皆さんからのご支援へのリターンには、祖母のトメや母の礼子、特攻隊員の方々の思いに触れられるようなリターンを考えて、食事券等ではなく特攻隊に関することに重きを置きました。
リターンには、お世話になっている方々が協力してくださることになり実現したものが多くあります。
映画『さつまおごじょ』の監督で、知覧特攻の母鳥濱トメ顕彰会理事長の柿﨑裕治さんの全面的なご支援で、映画を一部再編集して特別公開してくださることになり、さらには支援者の方々のお名前と一言メッセージをエンドロールでクレジットしてくださるリターンがご用意できました。
世田谷観音様にもご協力いただくことになり、特攻隊員の銅像を新たに制作したのち、世田谷観音で「魂入れ法要」を行っていただけることになりました。その銅像をリターンとして支援者のお名前を入れたプレート付き台座に乗せてお送りいたします。世田谷観音様には鳥濱トメも、母の礼子も通っており、大変お世話になりました。
本当に多くの人に支えられているのだと、胸が締め付けられる思いです。
しかしながら、2回目の緊急事態宣言が解除されたとしてもすぐにお客様がお店に来られるようになるわけではありません。前回の緊急事態宣言解除後に、お客様が戻りきらなかった現実も見てまいりました。そんな中でもずっとお店のことを応援してくださる皆様の言葉を噛みしめながら、収束まで精進してまいります。
テイクアウトも始めておりますが、お店になかなか来られないというのが皆様のご意見です。
1日も早く新型コロナウィルス感染拡大の収束を願うばかりです。
もし、よろしければ引き続きお知り合いなどにも「薩摩おごじょ新宿店」のことを広めていただけましたら幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
知覧特攻の母鳥濱トメ・孫、初代店主赤羽礼子の次男
薩摩おごじょ新宿店店主 赤羽潤より