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研究林周辺の風景
今日は少し研究林の周辺の紹介をしたいと思います。写真は研究林のある平井から8㎞ほど下流側に行ったところにある七川ダムです。竣工したのが1956年ですので東京の小河内ダムよりも1年早いことになります。和歌山県史上最大ともいわれている1953年の紀州大水害の対策としての一面もあって建設されたそうです。この日はそれほど水が溜まってなかったので、かつての耕作地跡が水面から顔を出していました(画像左の草の生えた平地)。このあたりは椀平という地名があるので、その集落のものだったかもしれません。他にも炭窯が見えるような所もあります。
お次はわりと有名な一枚岩です。写真で見るよりも実物はかなり大きいです。初めて見たとき結構びっくりしました。晴れの日も綺麗ですが、雨の日は岩肌に雨が集まって滝を作るので迫力があります。また、雲がかかっている日も幻想的できれいです。現在この周りに人は住んでいませんが、昔はこの岩の左側に「日南川(ひなたがわ)」という集落がありました。現在はどんどろの森というキャンプ場のさらに奥に、石垣や墓地の跡地が残るのみとなっています。
古座川に限らず紀伊半島では山奥をドライブしていると突然波のような石垣が現れることがあります。それらの多くは昔炭焼きや林業で栄えた集落の跡地です。ほとんどが人工林となって森と同化しているため、知らない人は気づかないかもしれませんが、こんなところにも人が住んでいたのかという視点で見てみるととても面白いのでおススメです。
また、さらに古座川を下ると潜水橋があります。四万十川の沈下橋がかなり有名ですが、和歌山県内でも見られるので、お手頃かもしれません。この橋は以前、台風で橋脚が流され撤去の計画も持ち上がったそうですが、住民の方からの保存の声により現在に至るそうです。そのおかげか、写真を撮っている方も時折見かけます。これで背景に入道雲でもあれば絵にかいたような夏ですね。
さて、今日は古座川の紹介をしました。まだまだ見どころがあるので何回かに分けて紹介できればと思っています。興味を持った方は是非訪れてみて下さい!
最近、授業等の関係で山に行けてませんでしたが、次回までには山に行けそうなので記事にしたいと思います。お楽しみに。