2020/11/11 18:00



360MAKAIの第二弾撮影から、はや10日





我々は早くも新たなる挑戦に取り掛かりました。



前回の撮影で出てきた反省点や、良かった点

また予想外にうまく行った箇所や失敗した場所。


それらを含め新たなアクションシーンを作り出す。





もちろん、今まで通りやったことのないものを作り

成功するか失敗するかはわからないが想像通りに行けば素晴らしいものになる

と勝手に期待しながらイメージを膨らましていく。




魔界の公演が行われていた頃のアクションの作り方や

考え方というのは主に

会場に来た人たちが、そのキャラクターに何を求めていて、

何をして欲しいのかを考えて作っていました。





特に毎回来てくださる熱烈な魔界のファンや、魔界の事を

よく知っていてストーリーやキャラを理解している方々。


この人たちの期待に応えるべく、客観的に捉え

ストーリーを重視しつつもその範囲内で様々なアクションを作る

といったように制作していました。






しかし





今回の360MAKAIのアクションでは

魔界を全く知らない人が見た時にどう感じるか。

どうすれば短いアクションだけで魔界の良さを表現できるか。


という点に絞って考えました。

そうすれば、今まで魔界を見たことがあって

応援してくれている方達も見たことがないような

今までの魔界とは一味違ったようなシーンが作れるのではないかと

確信しておりました。




というのも

今までアクションを制作して、稽古をすると

ほぼ100%自分がイメージしていたものより

素晴らしいものが出来てきたからです。



それもやはり、私1人の脳みそでは想像できなかったことが

それぞれのキャラクターや出演者自身の技術、設定などで

様々なアイデアが生まれてきてそれをみんなが提案してくれるからです。




この職業も年齢も何もかもが違う現場にも関わらず

全員が高い意識を持って素晴らしいものを作りたいという

一つの目標に向かっている魔界だからこその

素晴らしい現象だと思います。



歳が若かろうが、歴が短かろうが

全員が意見を出し合い、更にそれを聞き入れるというのが

今の魔界を作り上げている要因なのだと私は感じます。




毎回毎回言い続けてもういいよと

思うかもしれませんが






今回もとんでもないです。

期待していてください。



著:遅刻野郎