北インドに位置する、ラダック(Ladakh)地方。
ここは、インドというよりも、
ネパールやブータン、チベットが混ざったような場所でした。
大部分がチベット系民族で、言葉もラダック語で話されています。
大自然に囲まれた地形から、夏はトレッキングでたくさんの人が訪れます。
日本からも年間3,000人が訪れていると聞きました!
日本からは、まず首都のデリーまで約9時間。
そこから国内便に乗って1時間でラダック地方の「レー(Leh)空港」に到着します。
空港に近づくにつれ、ゴツゴツした岩肌が見え始め、
山の中を飛びながら降り立ちます。窓から見える景色は、まさにユキヒョウの生息地!
すぐそこにユキヒョウがいそうで、ワクワクしながら着陸しました。
ところが、喜んでいるのも束の間、
ここは標高3,650m。そう、富士山の上に飛行機で降り立ってしまった状態です。
高山病の薬を飲んでいましたが、やはりそれでも頭がズキズキ、、、涙
そんな中、ラダックの東にある街で、番犬と家畜の牛が野生のユキヒョウに襲われたという情報が入ってきました。
本プロジェクトの現地メンバーSnow Leopard Conservancy India Trust (以下、SLCIT)の皆さんは、すぐに現地へ。
先に現地入りしていた野生動物写真家の秋山氏とLiferbirdの菊地氏も共に向かいました。
私たち双子は、まずは身体を慣らすため、この日はホテルで休息しました、、、涙
ちなみに、ここラダックでは、ユキヒョウは「シャン(shan)」と呼ばれています。
場所によっては「スチャン(schan)」と言っている人もいました。
モンゴルでは「イルビス(irbis)」、パキスタンでは「バルス(Барыс)」。
その土地の呼び名を知るのは、楽しいですねw
つづく。