レーには、街を象徴するようにユキヒョウの像がありました。
「会えますように」と願いながら、ユキヒョウ像の横を車で通り、東へ走ること3時間。
番犬と家畜の牛がユキヒョウに襲われたという街に到着しました。
いざ、野生ユキヒョウのもとへ。
と、気持ちははやるのですが、なんと、10歩あるくだけでも一苦労、、、
標高4,000mを越えていることもあり、動悸息切れが激しく、一気に年老いた気分でした。
酸素って、とても大事なんですね^^;
亀のようなノロノロペースで坂を登り、犬と牛が襲われた家にたどり着くと、
そこからすぐそばの岩陰にユキヒョウがいました。
下の写真は、ユキヒョウに襲われた傷で死んだ家畜の牛。
ユキヒョウは、写真の赤丸(↓)のところに捕えた犬を持ち運び、ここに留まっていました。
ユキヒョウが出てくるのをじっと待つ私たち。
犬を持ち去ったまま、一向にその場から動かないので、
現地のスタッフが少し近づいてみると、驚いたユキヒョウは崖の上へ。
さすがユキヒョウ。
太く長い尻尾でバランスをとりながら、大きな脚で軽々と登っていきます。
堂々とした動きが野生そのもの。急な崖もなんのそのといった様子でした。
亀歩きだった私とは大違い、、、(汗)
このまま逃げ去ったかと思いましたが、
捕らえた犬が惜しいのか、まだ家畜を襲いたいのか、この場を離れません。
崖の上から私たちの様子をずっと伺っていました。
つづく。