こんにちは、ユカイ工学 BOCCO emoプロジェクトチームです。BOCCO emoクラウドファンディングは残り5日間になりました。
支援総額は現在1200万円を達成中です!ラストスパートもどうぞ応援よろしくお願いします。
チームインタビュー
「ユーザーと一緒に育てるロボットデザイン」
前回のデザインチームインタビューに続いて、BOCCO emoのベースとなるソフトウェア開発について、チームメンバーに話を聞きました。
僕がやっている範囲は僕しかできないから
--- 大川さんはBOCCO emoの土台となる部分を担当されていますよね。かなり専門性の高い部分だと思いますがいかがでしょうか。
大川:僕はパソコンでいう「Windows」のようなOS部分を担当しています。専門性というか…情報が多いので、自分で探し回るしかないというだけで、やっていること自体は他のエンジニアがやっていることと変わりはないと思っています。
作田:BOCCO emoプロジェクトに参加した時、OSを大川さんがほぼひとりでみてることを知って、本当に驚きました。初めてemoちゃんのソフトをビルドする環境に触った時は「わ!Linux * ビルドしてるよ!」って衝撃を受けたのを今でも鮮明に覚えています。
(* Linux:OSの一種で、コンピューターのオペレーション(操作・運用・運転)を司るシステムソフトウェア)
目に見えないものを扱う難しさ
--- 開発中に苦労したことはありますか?
里見:音声まわりは大変でしたね。BOCCO emoは音声専門のチップを積んでいて、僕はそのまわりを担当しました。ちゃんと音を拾ったり喋ったりするのって、ソフトウェアもハードウェアも特殊技術が必要なんです。
最初は不具合があったり動かなかったりしました。それをひとつひとつ分析しながら直していったので、大変だったし印象深いですね。
大川:目に見えないものを扱うって難しいよね。
里見:そうですね。光は目に見えるけど、音とかはきちんと聞こえているか実際聞いたり、波形見ながら判断していくんですけど…結構色々難しい技術が入ってるんだなって。
大川:目に見えないものといえば、音もそうだし、無線もそうだし。そもそも目に見えない空気読むとかもね。難しいよねぇ。
--- たしかに「エモ」ってなんだ?って最初なりませんでしたか?
大川:う〜ん、思いましたけど、僕はBOCCO emoの中に入るものが面白そうだと思ってプロジェクトに参加したんです。BOCCO emoがエモであるかというよりその中身。
結果的にみんなが考えるエモを実現させるために必要なものを開発したことになるのかな。
里見:BOCCO emoって、5年前だったら作れていなかっただろうと思うんですよ。今だからようやくこのサイズで、技術で、この機能で世の中に送り出すことができる。
コストとか考えなければすごいものって作れるんだろうけど、おのずと価格も高くなっちゃう。ユカイ工学が作りたいものってそうじゃないじゃないですよね。
左:作田、中:里見、右:大川
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他にも、先を見据えた開発環境構築や、妄想するBOCCO emoの未来の話など、まだまだ話は続きます。続きはぜひ、ユカイ工学noteでご覧ください。
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