こんにちは、ユカイ工学 BOCCO emoプロジェクトチームです。
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チームインタビュー
「分解してよりわかるハードウェアの奥深さ」
今回はこれまでのインタビューに続いて、BOCCO emoのハードウェア開発について、チームメンバーに話を聞きました。
これまでのインタビュー
#1:ソフトウェア編
#2:デザイン編
#3:ソフトウェア OS編
細部まで気を配った機械設計
--- 今回はBOCCO emoを分解しながらお話いただけるんですね!
池戸:そうですね。やはりハードウェアについて語るなら中を見ながらじゃないと…!
BOCCO emoは上からどんどん重ねていけば組み上がるように設計しているんですよ。では、早速分解していきましょうか…
\ パカッ /
池戸:ネジを締める順番もわかりやすいようにガイドを基板にプリントしてあります。この順番で締めると、だいたい同じような位置にくるようになるんですよ。
それと、細かいけど…この4つのネジ穴。よ〜く見ると全部違うサイズにしているんです。
高岡:違うサイズにすることで、誰が組んでも傾いたりせずに、毎回同じように組み立てができるように配慮されているんです。
こういうところはメンテナンス性にも繋がる部分ですね。こういった細かい設計を池戸さんはしてくれているんですよ。
池戸:細かい部分まで気を回して設計するのが機械設計者の仕事ですから。現場を知っているからこそ、現場の人がやりやすいように設計しないと。
いかにノイズを減らして、エラーが起こりづらい基板にしていくかを常に意識して設計しています。
BOCCO emoの表現を支えるハードウェア
池戸:BOCCO emoのプロモーション動画を見てもらうとわかると思うのですが、首元が結構動くんですよ。
これ、BOCCO感を狙って、あえてカタカタ動くようにしているんです。BOCCO emoってBOCCOの次世代機なので、ちょっとした関連性を持たせたくて。
--- たしかにBOCCOを連想しますね!可愛い!
池戸:ちょっと頭が浮いているようなアソビがあって僕も好きなんですよね。子どもたちがemoちゃんをツンツンしているシーンも見ていて楽しいです。
山田:僕はemoちゃんのほっぺも可愛くて好きです。内側を見るとLEDがキレイに光るような構造に設計されているんですよ。
池戸:目の部分が導光板の役割を担うように設計したので、ほっぺ部分の穴から均一に光るようになっているんです。
逆に体の方は、ボタン部分以外に光が漏れないようにしています。
山田:そうそう!ボタンごとに光の個室になっているんですよね。
--- 分解しないと見えない部分ですが、随所に工夫が施されていますね!
山田:ボタンの硬さとか、鼻の大きさや構造とか…本当色々工夫したところがあって。ここでは語りきれないですね。笑
池戸:みなさん普段見る機会がないと思いますが、構造的に無駄が無いようにすることでコストダウンにも繋がるんですよね。
結果的に、手に取ってもらいやすい価格になることにも繋がるので、可能な限りスマートな構造になるようにしています。
左:山田、中:池戸、右:高岡
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他にも、開発中に特に苦労したボディの着色や、ぼんぼりを動かすためのコイルについてなど、まだまだ話は続きます。続きはぜひ、ユカイ工学noteでご覧ください。
メディア掲載情報
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