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ツーリズムで産地のストーリーを引き出し、東北の食・酒・生産者の魅力を世界に発信!

「食×人×風景×文化」をキーワードに、ワイン会やツアーを行い、東北の魅力を発信してきた「テロワージュ東北」プロジェクト。今新たなステージとして、本格的な厨房設備を備えたキッチンカーを整備し「テロワージュマルシェ」と「産地キャラバン」を開催します。そこで引き出したストーリーを、世界に向けて発信します!

現在の支援総額

3,563,000

118%

目標金額は3,000,000円

支援者数

234

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/11/14に募集を開始し、 234人の支援により 3,563,000円の資金を集め、 2020/12/13に募集を終了しました

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現在の支援総額

3,563,000

118%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数234

このプロジェクトは、2020/11/14に募集を開始し、 234人の支援により 3,563,000円の資金を集め、 2020/12/13に募集を終了しました

「食×人×風景×文化」をキーワードに、ワイン会やツアーを行い、東北の魅力を発信してきた「テロワージュ東北」プロジェクト。今新たなステージとして、本格的な厨房設備を備えたキッチンカーを整備し「テロワージュマルシェ」と「産地キャラバン」を開催します。そこで引き出したストーリーを、世界に向けて発信します!

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こんにちは。プロジェクトオーナーの毛利です。
そもそも私がテロワージュ東北を始めようと思ったのは、東日本大震災後に大きな被害を受けてなお立ち上がろうとする生産者の方々を助けたいと思ったのがきっかけでした。中でも被害が大きく先の見えなかった水産業の分野で、輸出という活路を見出し、生産者たちの後押しをしているのが、株式会社ヤマナカ高田社長です。今回、光栄にも高田社長からお声がけいただき、秋保ワイナリーの白ワインを使ったコラボ商品「オイスターパテ」が誕生し、リターン品の一つにさせていただきました。

※イメージ画像※イメージ画像

東北の食を世界の食卓へ

宮城県といえば、日本有数の水産県。なかでも牡蠣は広島に次いで第二位の生産量を誇り、特に生食用の牡蠣といえば宮城県と言われています。そんな宮城県でも、高齢化や東日本大震災の影響により、牡蠣生産者の数はここ10年で半減し、衰退の一途を辿っています。しかし、世界に目を向けると、フランスで養殖されている牡蠣は、実は宮城のマガキの種を持ち込んだものであったり、サンフランシスコの魚市場でもMIYAGI OYSTERというブランド名で売られていたりします。(調べてみると1925年以降に宮城県から大量に輸出された牡蠣の子孫である事が分かりました)それだけ、宮城の牡蠣は世界で十分に戦えるポテンシャルがあるのです。さらに、海外に販路を拡大することで、日本の牡蠣養殖のビジネスモデルを変えることもできます。日本では牡蠣を出荷するのは秋から冬にかけてのみ。4〜5月を過ぎると牡蠣は産卵に備えて抱卵してしまうので、食べないのが当たり前とされています。しかし、アメリカやヨーロッパなどの欧米諸国では、日本のように冬期に限らず、牡蠣は一年中食べられているのです。また、むき身で出荷する文化のある日本では、牡蠣を出荷するまでに非常に手間がかかりますが、海外であれば殻付き牡蠣が一般的です。水揚げしたものを殻のまま急速冷凍して輸出するという方法であれば、生産者の手間も削減できます。そこに目をつけた高田社長は、「MIYAGI OYSTER PROJECT」を立ち上げ、中東や東南アジアに宮城の牡蠣を輸出することに成功し、生産者の所得増加に貢献されています。

出会いを積み重ねて今の成功がある

このようにご紹介すると大きな商社のやり手社長のように思ってしまいますが、株式会社ヤマナカは震災の3年前に創業された、水産業界ではいわばベンチャー。高田社長がすごいのは、ノウハウもツテも無いなかで、自分たちで1からプロモーションしてここまでの販路を開拓してこられたことです。現在主力の輸出国となっているベトナムも、はじめはなんのあてもなく、SNSのプロモーションだけで、飲食店向けのイベントを開催するところから始めたというから驚きです。そのイベントには日本から漁師さんも連れていって、とにかくベトナムの人に牡蠣料理をバンバン試食してもらったそうです。ベトナムの人にも自分の生産された牡蠣が喜んでもらえることを知って、漁師さんも自信がついたといいます。震災からの再建途上の時期に、その体験がどれだけその漁師さんの糧になったことかと思います。

東北のストーリーを、世界に

高田社長とお話しをしていて、印象に残っている言葉があります。

ー以前は、北海道ならまだしも、東北なんて海外では全く知られていなかった。東北を説明する時に、「北海道の下ですよ」と言っていたぐらい。それが、東日本大震災をきっかけにTOHOKUのワードが世界で知られるようになった。そして今、新興国であっても、商品をただ買うのではなく、ストーリーに共感して買う時代になってきている。実際に、東日本大震災から立ち上がってきたストーリーに共感して取引してくださるお客様もいる。だから今は、胸を張って”TOHOKU”のブランドを掲げているんだー

ご自身で地道に出会いを重ねて販路を開拓してこられた社長らしい言葉だと感じています。今回のプロジェクトではテロワージュ東北のストーリーを世界に発信することを目的としていますが、とても勇気をもらえる言葉です。

宮城の食材で作ったオイスターパテ

そんな高田社長が、初めて他社とのコラボレーションで作った商品が、今回のオイスターパテです。牡蠣はもちろん、地元で水揚げされた、生産者の顔のわかるものだけを使用し、秋保ワイナリーの白ワインと、蔵王酪農のバターをブレンドし仕上げています。バケットにのせてオーブンで焼いて食べるのが社長のおすすめだそうです。今回のリターン品では、私が最も合うと思うワインを選んでお届けします。ぜひ、お家でペアリングを楽しんでみてください!

応援コメント

東北には、一つ一つが個性的で、価値のあるものがたくさんありますが、それらがコラボレーションすることで、より大きな価値を生み出すと思います。このことを知ってもらうためにも、今回のクラウドファンディングのような手法は有効だと思います。プロジェクト達成、応援しています!

株式会社ヤマナカ 高田慎司 → WEB

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