2024/02/29 11:06

文化・経済フォーラム滋賀が主催している「文化で滋賀を元気に賞」を授賞させていただきました。

2/17にびわ湖ホールで授賞式があり、表彰状と賞金を授与していただきました。
コツコツ頑張って来た甲斐があったなぁ〜〜と、感無量な思いです。

最初は「本当に、滋賀コレかるたを必要と思ってもらえるのだろうか…」という思いがあったのですが、このキャンプファイヤーでご支援をいただいたことが自信となり、今の活動に繋がっていると思います。本当に心から感謝申し上げます。

現在、「地域活性プロジェクト」として、地域の企業様にスポンサーになっていただき、県内の保育園や幼稚園の子どもたち一人に1個ずつ、滋賀コレかるたをプレゼントさせていただいております。
このプロジェクトを開始して、もうすぐ2年が経ちます。プレゼントできたのは2月29日現在で2257名。3月にはさらに150名の子どもにプレゼントする予定が決まっています。

子どもたちが、少しでも地元滋賀のことを好きになってもらえるように。
また、地域の会社(大人たち)が、みんなのことを見守っているよというメッセージになればいいかなと思っています。

地域活性プロジェクトの進捗は、サイトで報告しておりますので、ぜひご覧ください。
https://project.karuta.biz/


↓こちらは、「文化で滋賀を元気に賞」授賞式で配られたパンフレットで紹介していただいた内容です。


「滋賀コレかるたで地域活性プロジェクト」は子どもたちに遊びながら故郷を愛する心を育んでもらいたいと滋賀の名所、歴史、文化を盛り込んだかるたを県内の幼稚園などに通う子どもたちに無償で贈っている。

地元愛を醸成するこの取り組みがますます盛んとなることを望みたい。 趣旨に賛同した企業や団体からの寄付で、かるたの制作費用を賄う仕組みだ。

これまで県内の24団体が協賛。2022年から、同プロジェクトのメンバーが県内62か所の保育園や幼稚園、福祉施設などに赴き、約2000人の子どもたちにかるたをプレゼントした。配布されたかるたにはスポンサーになった企業の会社内容を取り込んだ「オンリーワン札」も1枚プラスされている。

生まれ育った滋賀のことを深く知り、近くにある会社や工場、仕事に励む大人たちをもっと身近に感じられれば、もし地元を離れても故郷に誇りを持ち続けてもらえるはず、との願いが込められている。 

「文字を覚えるだけではなく、かるたが取れない悔しさ、取れた時の達成感、他人に譲る優しい心など、かるた遊びは子どもたちを育てます」と、松井栄里さんは説明する。 

大人にとっても札を読み、子どもたちに解説することで、故郷を振り返る良い機会にもなる。このかるたを使っての「家族でかるた」という、懐かしくも温かい光景が広がることが期待でき、滋賀への愛も深まることが確信できる取り組みだ。

同じ地域で生活している住民と企業が繋がり、より関係を深める好機を生み出し、さらに発展する可能性も。

子どもたちの文字教育、地域コミュニケーション、地元企業の事業内容の発信。まさに三方よしであり、文化と経済の交流・活性化が実行されている素晴らしい取り組みだと高く評価したい。

https://biwako-arts.or.jp/rd/bunkakeizai/award2023-2