2020/10/10 11:45

ご無沙汰しております。越智です。

FIPという病気を患ってしまった我が家のペンタ(生後約4ヶ月のオス)へのMUTIANの投薬生活が始まってから、およそ二週間が経ちました。


プロジェクトの最初の投稿にも記したとおり、投薬を始めてから1、2、6、10週後に、お薬がしっかり効いているかどうかを診る検査があり、そのうちの1、2週後の検査が終わりました。今回は、そのご報告となります。

私自身、この投稿にまだ不慣れなことや、自分の仕事の関係などで、投稿が少し遅れてしまいました。もしペンタのことを気にかけてくださっていた方がいらっしゃいましたら、ご心配をかけて申し訳ございませんでした。

それでは、ご報告致します。


①1週目(10月1日)

1週目の血液・生化学検査の結果です。いろいろと見るべきところはありますが、全体的に良くなっていました!

MUTIANの投薬を始めて3日くらいで、ペンタの食欲がもとと同じくらいにまで回復し、その影響で、肝臓系の数値がかなり良くなりました。(上の4つの項目が肝臓系です)

そのほかにも、腎臓系、白血球数、血小板数なども明らかに良くなっているため、とりあえず一安心しました!

ただ、前回お話しした、FIPであるかどうかを判別する手段の1つである「A/G比」が、前回とほとんど変わっていません。しかし、獣医さん曰く、1週間ではそんなに変わるものではないとのことなので、今後も経過を見たいと思います。

この週は、1週間分のMUTIANと、肝臓のお薬を処方してもらい、また翌週に来院することになりました。


②2週目(10月8日)

再び前回と同様の検査をしてもらったところ、順調に良くなっていました!

肝臓系の数値がついに正常値になり、肝臓のお薬が必要なくなりました。毎日、肝臓のお薬を2回、MUTIANを1回と、合計3回もペンタに投与していたので、少しでもペンタへの負担、ストレスを軽減させてあげることになるので、本当によかったです...!

その他の数値も順調に良くなっていたのですが、何よりも良かったことが、お腹に溜まっていた腹水が、ほぼ完全になくなったことです!

腹水が溜まっていると、臓器が押しつぶされ、最悪の場合、呼吸困難に陥るらしいです。2週間前のペンタは、明らかにお腹がパンパンに張っていて、とても辛そうでしたが、それがほぼ無くなったというのは、心の底から安心しました。

また、先ほどの写真にもあるように、前回と比べてGLB(グロブリン)の数値が上がり、一番下の「A/G比」が下がってしまっていますが、これは腹水が抜けた段階で、どの猫ちゃんでも1度下がってしまうものなので、悪化している訳ではないと説明を受けました。

なので、とにかく2週間前よりも、状態が良くなっているようなので、良かったです!

次の来院は4週間後と、かなり間が空くことになるので、ペンタの体重が変わることも考慮して、とりあえず2週間分のMUTIANを処方してもらいました。

次回の課題は、「A/G比がどこまで上がっているか」というところではないかと思います。

予想していたとおり、かなり高額ですが、ここで諦める訳にはいかないので、絶対に続けたいです。


また、ペンタの今の様子ですが、食欲、元気ともに、以前のころのペンタに戻ってくれています

以前のように、おもちゃに元気にじゃれついたり、走り回ったりしてくれています。まだ幼いので、何もしていないのに、私や息子の足にじゃれて、甘噛みしてきたりもします(笑)。

MUTIANの投薬にもいくらか慣れてきて、息子と協力しながら行っています。

とはいえ、まだFIPが治っている訳では決してないので、気は抜けません。ただ、2週間前のように、ご飯もほとんど食べず、ほとんど寝たきりの状態のペンタを見ているのはとてもつらかったので、元気になってくれただけでも、飼い主としてはとても安心しています。


最後に、ペンタのことを気にかけてくださっている方々、本当にありがとうございます。これからもペンタの命を救うため、精一杯頑張っていきます。

皆さまのご支援・ご協力を、改めてお願いしたいです。どうかよろしくお願い致します

また、恐縮ではございますが、もしよろしければ、このプロジェクトのことを、皆さまのお知り合いの方々に紹介、拡散していただけると幸いです。


次の検査は4週間後です。結果が出ましたら、またご報告させていただきます。