丸竹夷オンラインまつり応援メッセージ
この度は丸竹夷オンラインまつりの開催決定おめでとうございます。
綿善旅館の若おかみ小野でございます。
この素晴らしいおまつりに会場として、綿善旅館は関わらせて頂いております。
さて、オンラインと聞くと、一部の小学校では紙の教科書が廃止されタブレット1台がその代わりを果たしたり、内閣ではデジタル改革担当大臣が任命されたりと、急に加速したデジタル社会を実感せずにはいられません。
オンラインという言葉だけだと、よく分からないなぁという印象を持たれる方も多いかもしれません。
また、一方で興味はあるけれどSNS(LINEやFacebook等)の使い方に自信がない、と言うお話も耳にします。
個人的には、義親を見ていて案外そうでもないなぁという事を感じています。
義親は山口県におり、夫を含めて3人の子供がいるのですが、全員が海外を含めて山口県にはおりません。それももう20年になります。それぞれ仕事や生活があり、ほとんど山口県に帰省できていない状況です。
ですが、そこでオンラインが登場します。
Skypeというテレビ電話で週に1度は義親と孫はおしゃべりをしております。
会えない時間が圧倒的に多い物の、子供たちは身近な家族として認識しているようです。
画面越しにニコニコと「あ、おばあちゃん髪の毛切った?」や「おじいちゃん、ちょっと太ったんと違う?」等盛り上がっています。
年に1度は山口か京都で会うのですが、子供たちは「久しぶり!」という感覚は持っていないように感じます。
個人的にはドラえもんのどこでもドアに代わる便利グッズだと思っています。
TV電話って難しいんでしょ?と思われるかもしれませんが、電話と同じでアドレスと言われる電話番号に代わるものを使って顔を見て話せるという、とても簡単な仕組みです。
ですが、知らないことは思っているよりも壁が高く見えることも多いことと存じております。
そのような中で、このオンラインまつりは一緒に楽しくその壁を乗り越える企画になっています。
多くの方がお話したい人と気軽に繋がることが出来る世界をこのオンラインまつりを通して広がることを心より願っております。
勇気を出して一歩踏み出し参加される方々、そしてこのように社会のネットワークを繋ぐ企画をされる増田さんのエネルギーは、京都から日本を元気にされること間違いありません。
綿善旅館は、その会場として安心できる空間をご提供させて頂きます。
オンラインまつりの成功、関わる皆様のハッピーを祈念しております。
京の宿綿善
若おかみ
小野雅世