2022/01/27 18:37

皆さん、こんにちは!
プロジェクト起案者のNPO法人アスリード理事として、主に学校・企業のコーディネーターを務めております小島です!

本日は、『オンライン職業講話』支援NO.6、神栖市立波崎第三中学校の活動報告をお届けします!(学校の皆様のご確認にお時間をいただいておりますので、実施日が前後しております、ご了承いただければ幸いです!)

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開催したのは、ふたたびの茨城県!神栖市立波崎第三中学校です。

こちらもWEBサイトをご覧いただき、アスリードの存在を知ったとのことで、「職場体験の代替プログラムとして、オンラインでの職業講話を検討したい」とお問い合わせをいただきました!

事前の接続テストでは実際に教室にお邪魔して、回線や機材の動作をチェックさせていただきました。こちらの学校ではipadを活用されていましたが、回線の状況は神奈川県より茨城県の方が良好な印象…?当日に向け、登壇企業の皆さんにもガイダンスを開催し、準備を進めていきました。

当日も良い天気に恵まれ、私は現地へ。運営スタッフには、神奈川からそれぞれリモートでサポートをしてもらえるよう体制を整え、オンライン職業講話がスタートしました!!


相模原を拠点に 中小企業や地域活性のためのブランディング・デザインを手がけるKOZAKIKAKUさま。その仕事は、クライアントの“輝かせるべき価値”を見極める事からはじまる。社長が直接生徒たちに「クリエイターになるために身につける4つの力」について語ってくださいました。


働く人たちの“コミュニケーション”をサポートする無線機のレンタル・販売を行っているオンザウェイ様は、何人もの社員さん、そして社長までも画面に登場し、生徒たちとふれあってくださいました。質疑応答でもチームワークの良さが伝わる、あたたかい交流の時間となりました。


磯子区で美容室を展開しているTRIPLE-efさまからは、社長と若手の美容師さんがご登壇。フランクに会話できる雰囲気をつくってくださり、「なんでも聞いて!」との呼びかけに、毎朝のセット方法のアドバイスをもらっていた生徒も…。より一層、“はたらく大人”を身近に感じられたのではないでしょうか。


そして最後に、アスリードの正会員(スクラムメンバー)でもある梶さまもご登壇!!ご自身が勤務されている医療関係のお仕事のお話についての他にも、「中学のときの学びは将来役に立つのか?」という10代なら誰もがギモンに感じるテーマを、社会人の視点から回答してくださいました。


回線の切断などの大きなトラブルはなく、それぞれサポートに入った運営スタッフも質問の深堀に参加させていただきながら、オンライン職業講話は無事終了!

控室にて再び登壇企業様にzoomでお集まりいただき、振り返りMTGを実施しました。


【森山先生からの御礼コメント】

「働くことの意義」について、1学期から学習を進めてきました。興味のある職業を調べることから始まり、仕事のやりがい、仕事の大変さ、そして楽しさを学んでいく中で、生徒たちも職業について考えることができるようになりました。生徒たちの学びを深める場として、今回の講話を実施させて頂くことができ、たいへん感謝しております。

御協力頂いた企業の方々には、教師という立場では伝えきれないことを生徒たちに話していただき、とても有り難く感じています。この学習を忘れずに、自分の将来について、より一層考え、充実した人生を生徒たちには歩んでほしいと思っています。

この度はたいへんありがとうございました。


【講師の方へのメッセージ・感想】 

今回は、生徒の皆様から登壇者の方々に「感謝の気持ちを文章で伝えたい」ということで、カラフルな御礼状を届けていただきましたので、一部内容を共有させていただきます。


★KOZAKIKAKUさま★
ロゴに対するとても熱い思いに感銘を受けました。私も何かに対する熱量を持っていけたらなぁと思います。

一つの依頼に対する一つ一つの過程やかける時間は私の想像以上でした。その楽しさや辛さがよく分かりました。お話を聞くまでは、(仕事は)ずっと大変なものでしたが、自分の考えが変わりました。

おかげで私は、ロゴ作成にはまってしまいました。例えば身近にあるものをロゴで表したり書いたりして、とても楽しかったです。

お話をきいて印象に残ったのは、インタビューの際に仰っていた、お客様の依頼に合うものを提案するためには、自分の会社だけでなく、他の会社にもオファーすることがある、ということです。お客様のために最善を尽す姿勢はとても凄いことだと思いました。

デザイナーに大切な 「みる、かんがえる、つくる、せつめいする」 この4つは、普段の生活のなかで生かしていくことができる力だと私は思いました。将来の自分について深く考えることができました。

私は、大学か高校を卒業した後、モノのデザインをする(CADなど)会社を起業しようと考えています。起業して始めた方からたくさんのアドバイスをもらえたため、人の役に立つような事がたくさんできる大人になりたいです。

★オンザウェイさま★
サービスやサポートをするときに大切なことや、やりがいがたくさんあることが分かりました。また、色々な人と関わる仕事ということがとても印象に残りました。私も、将来販売の仕事についてみたいと思いました。

私たちが質問をしたりすると笑顔で答えてくれるところから、大切にしていることがすごく伝わってきました。

「これだけは他に負けない」という質問に対して、「お客様の依頼やどうしたら喜んでくれるかを考えて柔軟に対応できる」というこたえが印象に残りました。私はそのことを聞いて、その時その場によって対応のし方を変えられるのは凄いと思いました。

会社の説明の時に動画を見て、皆様仲よさそうだなと思いました。質問するときなど私たちが楽しくなるように面白くしてくれてめっちゃ面白く楽しく職業講話ができました、本当にありがとうございました。

そのイベントを支えるスタッフ。さらにそのスタッフたちを支える無線機…イベントや企画を行うには必ずそれを支える人達がいる。そういうことがよく学べました。これから、どんなことにも支えてくれる人がいるということを思って過ごしていきたいと思います。

★TRIPLE-efさま★
お客様が快適に過ごせるように店内をキレイにしていたり、親子で参加できるイベントを行ったりしていて、「お客様のために」という思いがすごく伝わってきました。私は、まだ夢は決まっていないけど美容師も素敵な仕事だなと感じることができました。

みなさん1人1人が楽しそうで、とてもこの職につきたいと思いました。大人になる前にこのようなお話が聞けてよかったです。

やっぱり、元気で面白い方の方が、周りの人も元気になるし、仕事でも成功しやすいんだなと思いました。自分もこれからは元気一杯に過ごし、周りの人を笑顔にさせたいです。

実際に働いている方が、あんなに楽しそうにお話をしていたので、社会に出るのが楽しみになりました。

私は小6から将来の夢は変わらず、ウェディングプランナーです。理由は人を笑顔にするのが好きだからです。うれしかったこと、やりがいについて質問があった時、女性の方が「お客さんが笑顔になった時」と言っていて、やっぱり人を笑顔にすることってお客さんも自分も幸せなことなんだなと思えました。美容関係のお仕事も素敵だなと思いました。

★梶さま★
コロナが流行し、医療について興味が湧くようになっていました。コロナが流行してからスキー学習や体育祭の午前中開催など、楽しみがうばわれてしまうことがとても増えました。それでもみんなが学校に行ける事、安心して日々すごせることは医療関係者の方々のおかげだと思っています。いつもありがとうございます。

今回講話をしていただいて今の自分には何が足らないか、何を必要とするのが向き合うことができました。イメージとは違う社会の厳しさについて知ることができました。厳しい中でも、やりがいを感じていく、そんな楽しいことも教わることができました。

私は小学6年生の頃から看護師になる事が夢で、今回のお話を聞いてとても自分のためになりました。また、医療という業種にはたくさんの人が関わっていることを改めて知りました。講和を聞いて学んだことを生かして、困っている人を助けられる看護師さんになりたいです!!本当にありがとうございました。

特に、私が質問をした時に答えてもらった"やる気のある人がなんの仕事をやるのにも大切だと教えていただき、これからは何事にもやる気をだし取り組みたいと思いました。

特に「助かった」などの言葉でモチベーションが上がると聞いたことから、僕は、「ありがとう」というお礼の言葉などを大切にしていこうと思いました。

私は今まで職業はお金で選んでいたのですが、お話を聞いて、仕事にはやりがいと仲間が大事なんだな、と思いました。仕事を意欲的にできる会社に勤められるように頑張ります!

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6校目の活動報告はここまで…。

実施中、私は接続トラブルに備えて各教室を巡回していたのですが、教室には事前にお届けした『みらい百花』の姿も…。

『みらい百花』を通じて、『職業講話』を通じて、これからもイキイキと働く大人たちの姿を若者たちに伝え続けていきたいと改めて感じました。

そして最後に、担当の森山先生に支援者の皆様から寄せられたメッセージを託して、茨城県を後にしました。


先生も言っておられましたが、オンライン職業講話の利点を最大限生かした形での開催ができ、私たちも嬉しく思っています。今回、クラウドファンディングに挑戦しオンライン職業講話に関する発信をしていくなかで、県外からの問い合わせが来たことは想定外ではありましたが、たしかに日本全国、海外で働く大人とだって、オンラインならつながることができる。そんな可能性も、この取り組みを通じて感じることができました。

ご支援いただいた皆様には改めまして御礼申し上げますとともに、引き続きお届けする活動報告をお楽しみに…!

それでは、またこれからも若者たちの“未来づくり”に、皆さまからのあたたかい応援を、宜しくお願い致します!