2021/03/27 08:57
こんにちは。関東多胎ネット代表理事の水野かおりです。
本日は中学生の女の子をもつママで、多くの多胎児をケアしたご経験をもつ助産師さんからのメッセージをご紹介させてください。
こんにちは。(中略)現状、乳幼児を育ててらっしゃる皆様、本当に家族力で頑張ってらっしゃることと思います。心より応援しています!
支援側として、とても胸が痛いのでありますが、アウトリーチがどうにも出来ない状況が、ワクチン騒動が収まるまで続きます。
保健師の新生児訪問だけでなく、保育の一時預かりも停止していたり、ボランティア団体も身動きが取れず、ありとあらゆる子育て支援サービスが手を引かざるを得ない状況です。
行政は「今年はコロナに全勢力を注ぐので、相談事業が窓口を閉じているのですが、電話などでも相談される方がいないということで、多分大丈夫だと思います(生存してます)」と認識するのが精一杯です。その様な中、関東多胎ネットさまが責任を負う人が存在する法人として、持続可能にしていく取り組みは、本当に素晴らしいものです。心ばかりですが、応援させてください。クラウドファンディングが上手くいくことを心より願っています。
私は、市町村や県の保健師の方々と色々活動をしていますが、所属は病院での助産師、大学で博士課程の大学院生という名目で研究や色々な繋ぎをしています。(中略)何組も多胎の方をケアしてきましたが、産婦人科は妊娠のゴールであり、子育てのスタート地点に過ぎません。
子育て支援こそが、一番大事ですよね。
北海道や山梨と違って、都内は人口密度が高く、核家族が多いので、多胎の方の御家庭の大変さは、本当に良くわかりますし、ニーズが高く事業化も上手くいくことと思います。どうか、長く活動が続きます様、願っています。
時期が許せば、妊婦さんへのアプローチもしていただけると嬉しいです
実際に多胎児ケアと向き合う助産師さんからこのようなメッセージをいただき、大変嬉しく思います。関東多胎ネットでも妊娠期からつながりを作っておくことが非常に大切だと感じており、以下のような活動をしていきます。
・ご夫婦で妊娠期から参加できる多胎両親学級の開催(自治体や多胎出産のある病院と連携)
・母子健康手帳交付時に、地域多胎サークルや産前産後ケア、多胎支援制度についての情報提供を自治体へ依頼
できるだけ多くの方に漏れがないようアプローチしていくこと。そして切れ目のない支援をしていくことを目指しています。