関東多胎ネット代表理事の水野です。クラウドファンディング残り6時間となりました。最終日にまたも大変嬉しいメッセージをいただきましたので、ご紹介させてください。多胎児の養育にはいくつものたいへんさが存在しています。妊娠している間のたいへんさ、出産そのもののたいへんさ、そしてその後の育児のたいへんさ。実際に、多胎児の低出生体重児比率は 7 割を超えています。いのちを守り続けること自体が親のいのちをかけた闘いみたいなものです。でも、多胎児の親たちはみな懸命に子どもを守り育てています。今も、です。そのこと自体に感動を覚えます。そんな多胎児が日本では年間 1 万人前後も生まれています。今までの育児支援はこうしたたいへんさを抱えた親の心のヒダに手が届くものとは言えませんでした。それならばと多胎児の親たちは自分たちで繋がって支え合おうとしてきました。その彼女たち彼たちが次の一歩を出そうとしています。心から応援します。このプロジェクト中、何度泣いたかわかりませんが、このメッセージを読んでまた泣いてしまいました。ありがとうございました。この挑戦で得たことこのプロジェクトで得たことは数え切れません団体を法人化し継続支援の礎をつくる資金当事者ではない方に多胎ってなに?と知っていただけたこと全国の多胎家庭の方々から、がんばってと背中を押していただけたこと私たちの目指す包括的支援にご賛同いただき、福祉、医療、大学、保育、子育て支援団体、企業など様々な機関から、協力や協業のお話をいただき、新たなプロジェクトが進んでいること多胎を妊娠中の方、今大変な時期真っ盛りの多胎家庭の方に、「こんな支援ができるなら嬉しい!」と小さいかもしれないけれど明るい光をお届けできたことこの御恩は一生忘れません。ここからが本当のスタート。独りよがりにならない、何十年も続いていく、本当に必要な支援活動を、こつこつとつくっていきます。もし今後、みなさんが多胎について「これはどこに聞けばいいんだろう?」と思ったら、ご友人やご家族、周囲の方が多胎について悩んでいたら、関東多胎ネットのSNSやウェブサイトから気軽に連絡してみてください。どんな些細なことでも結構です。関東のことでなくても大丈夫。私たちメンバーの原点は「目の前の困っている人不安な人を、なにかサポートできないかな?」という気持ちです。大きな仕組みやサポートも大切。でも一つ一つ小さな不安や問題を解決していくことも同じく大切です。その一つの訴えから、新たなサポート体制が生まれることもある。全て解決することはできないかもしれない。でもその先につなげたり、一緒に悩んだりすることはできます。「多胎ネット」というなんだか堅い名前の団体ですが、中身はそれぞれの地域で一人一人とのつながりを大切にする人たちのあつまりです。さいごに。プロジェクト達成のために、必死で一緒に動いてくれたカンタのメンバーや、登録サークルのメンバーさんたちに、心から感謝をこめて。本当にありがとう。
応援メッセージ の付いた活動報告
こんにちは。関東多胎ネット代表理事の水野かおりです。本日は二児のママ(下の子は5ヶ月)であり、看護師の副師長として勤務されている方からのメッセージをご紹介させてください。『素敵な取り組みですね、微力ながら協力させていただきます。いま5ヶ月の赤ちゃんがいますが、コロナ禍、大変ですね。(中略)子育てサロンなど社会的サービスは軒並み休業や利用制限。生後すぐの保健師訪問すらこちらは無くなってました。(中略)やはりこういった未知の状況になったときには、公的なサービス以外に、何重もの支援の輪が必要ですよね。応援してます。』『ある用事でこのまえ産後ケア施設に行ったのですが(私も利用したかったけどコロナのお陰で上の子が一緒に入れないため、諦めた、、)、そこに双子ちゃんのママが。初産でこのご時世だから旦那さんも入院中面会できないので当然退院後に全てが初めてで。実家の支援も受けられず。そんな中で4ヶ月も子育て頑張ったようで。ケア入院の中で一緒に起きて授乳のペースをつくれるように調整されていましたが、自宅で自分しかいないのにそんなことまで出来ずただただ一生懸命だった、、と。助産院に産後ケア入院で産院退院後まっすぐ利用しに来る方もいますが、施設数や料金から、みんながすぐに利用できるような状況ではないなと思いました。地域に出た時に相談できるところ、駆け込み寺になるところがたくさんできるといいですね』この方は病院病棟勤務が長く、「ママたちが働きやすい、腰掛けでなく、やりがいを持ちながら生き生きと働いていける環境を作りたい」ということを目標にされているそうです。そして「医療だけでなくいろんなサービス、他職種が協同して地域を支えていくシステムの構築」が必要との想いを伝えてくださいました。関東多胎ネットとしても医療との連携は必須です。様々な角度からのご意見をいただき、大きな支援の輪を構築していきます!【活動報告】3月18日(木)午前7時時点で、クラファン達成率が51%となりました。また、支援者数も111名と、本当に多くの方にご支援頂いております。関東多胎ネットがこのクラウドファンディングで目指すものの1つに「法人化」があります。法人化することで、社会的な信頼を得ることが出来、行政・医療・福祉との連携が進めやすくなり、助成金の獲得がし易くなります。法人の設立にあたっては、各種申請書類や定款の作成など、本当に多くの手続きがありますが、私達の趣旨に賛同し、私たちの活動を側で見守って下さっている専門家の方と共に、間違いのないようにしっかりと進めてまいります。
日々沢山のご支援を頂き、ありがとうございます。ついに支援者数が100人を超えました!こんなに沢山の皆様に応援して頂けている事、本当に心強く、励みになっています。昨夜は企業さんと連携を図るためのチームミーティングがありました。多胎児家庭に限らず、家事育児を助けてくれる便利グッズは、パパママの負担を減らしてくれることがあります。「こんなグッズがあるよ」「これ使ったらよかったよ」カンタでも、より多くのパパママに情報をお届け出来たらいいなと考えています。さて、今日は素敵な応援のメッセージをいただきましたのでご紹介させていただきます。「私は2歳の子を持つ一児の母です。今回皆さんの活動を通して多胎育児の現状を知り、私も少しでも力になりたいと思いました。「関東多胎ネット」が今の子育て環境を大きく変えるきっかけとなり、お父さんお母さんや子どもに対してもっと社会全体が協力してくれるような、優しく温かい社会に繋がるよう応援しています。」この方は、支援者に双子ちゃんを持つ当事者が多いことを気にされていて、「私なんかがいいのかな…」 とコメントするのが不安だったそうなのですが、単胎の方達にも知ってもらえたらいいなぁと思いメッセージを下さったそうです。私たち関東多胎ネットのメンバーは、このクラウドファンディングを通して「当事者以外の方々」にもぜひこの活動を知っていただきたいと思っています。クラファンサイトにも想いを掲載しましたが、私達は「多胎(双子や三つ子)だから特別扱いして欲しい」と思っているわけではありません。 多子でも、多胎でも、年子でも、スペシャルニーズのあるお子さんでも、全ての育児が「楽しい!」「安心!」と思えるような社会を目指しています。男性が育休を取ることが当たり前な世の中になったら。行政やヘルパーさんを頼ることに、罪悪感を持たないパパママが増えたら。そして、そのシステムがより使いやすいものになっていったら。きっと今よりもっと、「安心して楽しく」育児が出来る世の中になると思うのです。冒頭の応援メッセージからは、そんな想いもこめられているように私たちは受け取りました。3月13日(土)本日の達成率46%支援総額 692,500円支援者数 104人本当に本当にありがとうございます。皆様からのご支援を、最大限有効活用できるよう、引き続き頑張ってまいります!