病院勤務の頃、患者さんから「もう死んだ方がいい」と聞くことがよくありました。
病気や怪我で痛みや身体の不自由があったり、身の回りのことが出来ずに介助を受けるようになると、そう思うこともあるのだろうと思います。
私は病院内で患者さんの笑顔を引き出すよう取り組んでいましたが、患者さんにとっては退院してからの生活が本番であり、「生活の質」は地域の力に大きく左右されると思います。
地域の中に助け助けられる関係が網の目のように広がり、元気で生活できるための仕掛けがいろいろ揃っているといいなと思います。「100年生きたらおもしろかった」を目指すNurse and Craftは、現在病気や怪我をしている方への訪問看護を行い、少しでも良い状態で過ごせるようお手伝いをしています。
それと並行して、病気や怪我がない方にもその元気が長く続くような提案もしていきたいと思っていて、その一つが今回のアプリ開発です。
「死んだ方がいい」よりも「今日もおもしろかった」と言える人を増やしたいです。
ご協力の程どうぞよろしくお願いします。
Nurse and Craft 作業療法士 中村