高崎演劇鑑賞会の第392回例会「あの夏の絵」が、2002年12月17日(木)高崎市文化会館で開かれました。
会員を迎える準備をする運営サークルメンバー
参加者125人、参加率69、8%。新加入会員は5人でした。 感想を紹介します。 ◯テーマが素晴らしい。難題にのぞむ高校生の姿がとても生き生きとしていた。被爆者の話を聞き絵に表現していくという「語り部」。演劇を通して広めていってほしいと心が願っています。 ◯コロナ禍の中、今までのように文化会館で観劇できてよかった。こういう時期ではありますが、コンスタントに観劇出来ることを祈ります。今日の劇はとてもよかったです。 ◯原爆は如何に人間を苦しめ被害をもたらしたか、老齢の被爆者、白井の具体的な証言を聞き、今、現実に目の前で起こっている出来事のようにリアルに感じ、心が痛んだ。被爆の悲惨さを証言という形で示すのは観ているほうにも理解しやすい。 ◯原爆の記憶を“継承する”ということは、そのことを知り、どう向き合うのか、どう行動するのかと考えるのではなく、ようく聴いて、行って、視て、共有し、表現する=行動することだと思いました。演劇はまさしく記憶や念いを“継承する”営みだと確信しました。また今回、演劇部員の高校生と一緒に鑑賞できたことがとてもうれしく、演劇鑑賞会の活動に大きな勇気をもらいました。
鑑賞後インタビューを受ける高校生
演劇は生きる糧 心の栄養です。高崎演劇鑑賞会でご一緒に演劇を楽しみましょう。