おばんです!本格的な寒さは来週から…と聞いていましたが、
今日この時間からすでに寒さが身に沁みます!
広報担当の内海です。あったかいおしるこが恋しくなります……
みなさんは、ずんだのおしるこを召し上がったことはありますか?
意外かもしれませんが、豆のこっくりとした甘さが小豆とはまた違う
おいしさでたまりません。
機会があったらぜひためしてみてください!
さて、本日はリターン品のご紹介として、
【紙製 政宗公兜 + 70年間フリーパス・名誉会員カード付】
の政宗公の兜を制作して下さる甲冑師の藤田さんに
インタビューをしてまいりました!
藤田さんは普段、当館で行っている甲冑着付け体験の着付け作業や、
甲冑の修復、手入れ等を行ってくださっている方です。
ー今回制作する兜は、紙製とのことですがどの様なつくりに
なっているんでしょうか。
藤田さん) 厚紙のような素材を、4枚重ねたものになっています。
ー質感や、実際の重さはどれぐらいになるんでしょうか
藤田さん)重さは大体500gぐらいでしょうか。最後の仕上げとして
合成漆を塗っていますので、つるりとした質感になっています。
ー確かに、触った感覚は紙とは思えないですね
藤田さん)はい。ですので実際見て頂くとよりわかりますが、見た目も
実際の素材で作った兜とほぼ変わらないんですよ
昔ながら受け継がれてきた技法に、今の進化した技法が加わって
時代によって制作技法も少しずつ変わってきています。
ーなぜ紙という素材で兜を作り始めたんでしょうか
藤田さん)五月人形の職人をしていた経験がありまして、その技術や経験を
活かして甲冑、兜を作ることができないかと取り組みはじめたのがきっかけです。
ー甲冑・兜を作る際に大変なことはありますか
藤田さん)塗装に大分時間がかかるところでしょうか。
また「おどし糸」という小札(こざね)板を結ぶ糸があるんですが、
このおどし糸を通す穴を1つ間違えただけで、やり直しになってしまうところです
ーちなみに、伊達政宗はお好きでしょうか
藤田さん)大好きです!彼の成し遂げた事というより、「人」としての
政宗のことが好きなんです。悪運が強いところも魅力の1つですね。
藤田さん、ありがとうございました!
現在藤田さんには、ご支援頂いた
【紙製 政宗公兜 + 70年間フリーパス・名誉会員カード付】
の兜の制作に既に取り掛かって頂いております。
その制作風景も今後ご紹介して参りますので、ぜひご覧ください!
ここまでご覧いただき誠にありがとうございました!
ぜひ「自分もこの兜に触れてみたい、かぶってみたい!!」という
方がいらっしゃいましたら、リターン品ページもごらんになってみてください!