2021/01/11 21:20

よろづや観光のクラウドファンディングプロジェクトチームの佐竹です。

少しずつ、ご支援の輪が広がってきていることに関して、心強さと新しい希望への糧となってきております。本当にありがとうございます。

今回の活動報告は、私が考える「温泉エンターテイメント」について書きます。


コロナ感染恐慌の中での
よろづや観光の新たな挑戦

昨年から続いている世界的なコロナ感染恐慌は、生活様式・仕事・娯楽の考え方を大きく従来の概念を覆す結果となってきました。

観光業界やエンタメ業界=人を楽しませる産業 ⇒不要不急のビジネス(今は我慢)

という構図となってきており、首都圏の緊急事態宣言やGo To トラベルの停止延長で、更なる産業へのダメ-ジは言うまでもありません。

しかしながら、プラスの考え方をすれば、従来の固定観念からでは発想できなかったことが、新しい生活様式として急速なスピ-ドでデザインしなければならない大きなきっかけになったかと思います。

ビジネスにおけるエンターテイメントという言葉には幅広い意味がありますが、いずれも「人の心を魅了して離さないもの」という共通点があり、芸能、映画、音楽関係などを「エンタメ業界」と称し、娯楽施設におけるエンターテイメントは類義語である「アミューズメント」というニュアンスで表現されます。

弊社が掲げている温泉エンターテイメントという造語は、加賀温泉郷というエリアにある温泉旅館という施設を舞台にして、施設におけるアミュ-ズメント性とイベントを通したエンタ-テイメント性をどういった形で融合・調和できるかを想像しながら企画の具現化を進めております。

2019年の「加賀温泉郷フェス」の様子


私は、イベント会社・芸能プロダクション経て、よろづや観光に入社しました。
これまで、大・小問わず様々なジャンルのイベントを経験してきたのですが、少子化が進む中、地域活性を目的に“温泉エンタ-テイメント”という言葉にニッチな世界感と魅力を感じ、現在は、旅館内および周辺地域の催事の企画・制作・運営に取り組んでおります。

最近ではバ-チャル体験やオンラインでのコミニュニケ-ションに違和感がなくなってきた時代ですが、温故知新の言葉通りで、私としては、リアルイベントというものへのこだわりを改めて強く感じながら、イベント開催を我慢をしている最中です。

リアルイベントは、同じ空間にいるすべての方との楽しさの共有と高揚感が最大の魅力。

そして、イベントの楽しさに合わせて、日本古来の温泉地にて温泉に入っていただくことによって、“癒し”“おもてなし”“人情味”という効能がプラスされ、日本人特有の機微の体感につながると思っております。

瑠璃光のボイラー室もステージに。
浴衣で音楽に身を委ねられるのも「加賀温泉郷フェス」ならでは


クラウドファンディングのトライは
多くの支援者の方と繋がりたい!から

まだまだコロナの情勢が落ち着くには時間がかかるかと思いますが、人と人がつながっていく様子が、支援者数や支援金として数字で表現されるクラウドファンディング。

今回の挑戦については、目標予算というよりも共感頂ける支援者の方との繋がり(支援者数)にこだわりたいと思っております。

温泉エンタ-テイメントという言葉は、いち企業だけのものでなく、加賀温泉郷周辺地域に住んでいる方や、イベント開催における関係者や参加者へ「一緒に元気に頑張ろうという想い」や「日常生活を少し離れて楽しむことによって生活への潤いを与えることができる」言葉として共感いただき、応援していただけると幸いです。


現在は・・・

・大浴場で裸の付き合いをしながら、音楽ライブや落語もいいなぁ~

・宴会場で浴衣を着てディスコパーティ-もいいなぁ~

・温泉旅館ならではの会席料理を目の前に、外国の方とのお国自慢大会もいいなぁ~

など、現実的・非現実的なコトも踏まえプロジェクトチ-ムを中心に構想中です。

今回ご縁を頂いた方々へ、来るべき日には真っ先にご案内させて頂き、楽しい思い出を一緒に作りたいと考えております。


私たち、よろづや観光へのご支援の程、引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。