みなさん、こんにちは。とどける係の藤岡です。 プロジェクトの公開から現在に至るまで、プロジェクトページをご覧いただいた皆様、またお問合せやご支援をいただいた皆様、誠にありがとうございました。 今回のプロジェクトは、残念ながらサクセスするには至りませんでした。 サクセスしなかった要因について 要因として考えられますのは、①前回サクセスしたこともあり、金額設定がチャレンジングであったこと②ページ公開から現在に至るまで、情報発信等のフォローアップができなかったこと ・プロジェクト内容を細やかにお伝えできず、内容が不透明であったこと ・現在除草用にヤギを飼育し同じ悩みを抱えていたり、また除草ヤギの飼育に興味がある人たちなど、特に共感していただける層への発信が不十分であったこと③プロジェクトとして得たい成果物や製作過程が里山ホテル単体で行うもので、パトロンの方々を含め、人の巻き込みをできる要素が薄かったこと以上の大きく3点と考えております。 「頑張ってください!」とメッセージとともにご支援いただいた皆様や、ご宿泊いただいた方のなかにも本プロジェクトについてお問合せいただいたお客様もいらっしゃいました。ご支援いただきました皆様にも、プロジェクト成功に至らなかったことをお詫び申し上げます。 CAMPFIRExTsukuba×里山ホテル ときわ路コラボイベント『クラウドファンディングで最高の仲間をみつけよう〜2017 X’mas version〜』 さて、今冬12月9日には、里山ホテルを舞台として、CAMPFIRExTsukuba『クラウドファンディングで最高の仲間をみつけよう〜2017 X’mas version〜』が開催されます。プロジェクト起案者たちの夢の種を多くの方々へお届けし、お披露目できるようなひと時にしたいと思っております。CAMPFIRExTsukubaのみなさまとご協力しながら、里山ホテルならではの時間をお過ごしいただけるよう、企画してまいりたいと思っております。本イベントのプレゼンターや参加者、「こんなイベントいいんじゃない?」といった素敵な企画のご提案も募集中です。まだ3か月先のイベントではございますが、皆さまと一緒に盛り上げていくイベントにできればと思っております。 新プロジェクト!里山にサテライトオフィスを創りたい! さらに里山ホテルでは、今秋にも多くの方々に後押しいただき手を取り合いながら、新たな挑戦や多くのイベントを予定しています。 そのうちの一つに、茨城県北クリエイティブプロジェクト様と企画している『サテライトオフィス計画』があります。 里山ホテルの敷地内の木陰に、集中して作業のできるような、里山の「おこもりオフィス」を創りたいという思いです。 鳥がさえずり、木々や草花がそよぐ森のなかでお仕事をすれば、いつものお仕事が少し和やかで楽しいものになるかもしれません。 疲れたら、森でマウンテンバイクやトレイルランで身体を動かしたり、大浴場の広いお風呂に浸かったり、レストランで美味しいイタリアンを口にする。地域に住むおじちゃんおばちゃんと話す、そんな出会いもあるかもしれません。 その『サテライトオフィス計画』に先立ち、日本仕事百貨様が手掛ける『働き方を考える視察ツアー 奥茨城編』が秋の2回の日程に渡って開催されます。このイベントでも、自分のいまの働き方や理想の働き方を見直す時間となりそうです。 この“「里山のおこもりオフィス」を創りたい!”というプロジェクトでも、この茨城県北地域へ多くの人にお越しいただきたい、みなさまとともに創るプロジェクトでありたいという思いがあり、クラウドファンディングの力を借りて行いたいと考えています。 デザインは弊社咲かせる係の舘が、設計は里山ホテルの代名詞・里山グランピング『マッシュルーム』の制作にも携わってくれる菊池建築工業様にご依頼する予定で、森にマッチする可愛い『ホビットハウス』を製作する予定です。 近日中にプロジェクトを公開したいと思っております。今回のプロジェクトでの経験を活かしながら、次回は必ず実現に向けて動いてまいります。ご期待ください。 最後に この地域で、私たちが、次世代が、生きていきたい里山は、どんなところだろう。里山ホテルは、ホテルや宿泊業にとどまらず、新しいあり方を模索し、挑戦し続けます。 引き続き温かい見守りとご支援のほど、お願い申し上げます。
7月9日、つくば学院大学にて行われた『クラウドファンディングで最高の仲間を見つけよう』にて、里山ホテルから新しいプロジェクトを公開いたしました。 魅力的なゲストの方々、熱い思いを抱いたプレゼンターの皆様、準備から当日まで奔走してくださった運営者の皆様、応援して下さる会場の皆様と出会えたことが、里山ホテルから参加していた、てきか係の藤野、とどける係の藤岡にとっては、本当に大きな収穫でした。ありがとうございました。 会場で、「3・2・1・めぇぇぇぇ~!」と公開したプロジェクト。その主役は…..、この看板社員です。 プロジェクトのタイトルは….、『柴刈り係はヤギにお任せ!~ヤギとヒトのけがを無くす除草システムを創りたい!~』 里山ホテルでは、2014年秋より芝刈り係のラッキー、モカと一緒に働いています。 そもそもなぜヤギを飼っているのか? 2014年8月、里山ホテルで新しい事業を考えるブレインストーミングを行いました。 アイデアをたくさん挙げていくブレインストーミングですが、軸にあるのは、『里山3.0』。それは、「里山をただ保全するのではなく、時代に沿った技術を使い新たな価値を見出す」という考え方です。そのアイデアのひとつが、『ヤギが社員の造園会社』だったのです。 『ヤギを活用した除草』は、茨城大学農学部安江教授が研究を進めておられます。アドバイスをいただき、ホテルでの飼育も、さほど難しくはないことが分かりました。 『ヤギを飼いたい!』と声を上げていたところ、お隣の常陸大宮市にお住まいの方から譲っていただけることとなり、2014年11月にラッキーとモカがやってきました。 実際のところ効果はどうなのか? 雨降りの日でなければ、ヤギさんは毎日お外でお仕事をしています。首輪のリードで届く半径約2mの円の範囲内の草をムシャムシャと食い尽くし、夕方小屋に帰るころにはミステリーサークルができることもあります。 ほかにも、ラッキーとモカが来てから、「えっ!ヤギがいるの!?」とお客様の人気者です。また、そばに動物がいると社員も癒されます。 また、イノシシなどの害獣がホテルの敷地内に近づかなくなり、自家菜園の農作物の被害も防いでいます。昨年はその被害を恐れて菜園で育てられなかった芋類も、ヤギのおかげで収穫できるようになりました。 でも…、飼育すんの容易だねえんだ。 ヤギと働いて2年半。だんだんと、茨城弁で『容易だねえ』、つまり大変な点がいくつか挙がってきました。 次回は、クラウドファンディングに挑戦することとなった経緯をお話します。 とどける係