今若年層の引きこもり、不登校、メンタルヘルスの問題などが深刻化しています。
主催者である私、隼人ポルナレフにも今年の5月に生まれたばかりの子どもがいます。
生まれてきたこの子や、この子の子どもがいつか生まれてきたことを後悔するような社会には絶対にしてはならない。そんな思いを強く持ち教育事業について活動しています。
誰もが自分の「やりたいこと」や「生きたい生き方」を見つけ、やりたいことを「出来る」に変える為の「実行力」と「思考力」を身に付ける教育空間をこのプロジェクトを知った一人一人の方と一緒に創り上げたいのです!
まもなく2020年も終わろうとしていますが、今年は本当に激動の年だったと誰もが感じていることと思います。経済や地方行政、世界的な環境の問題などあらゆる分野の警鐘が鳴りっぱなしでSDGsへの関心も高まっている中、マゼルプロジェクトではその根本的な問題の解決を図るには若者の活力が絶対的に必要だと考え、人材を育てることが重要と捉えています。
最近では中高生向けのキャリア教育事業も様々増えていますが、概ねその中で実施されているのは「お仕事体験」や「社会人とのトークセッション」のような内容かと思います。
マゼルプロジェクトももれなくその2点を軸として考えている訳ですが、重要視しているのは文化祭的な「体験」ではなく、その後の人生の血肉となるような「経験」を積む環境を整えたいということ。
俗っぽい言葉にすれば経営も対話も“ガチ”で長期的に挑む訳です。
失敗しない段取りの組まれた経営では意味がないし、子供を暖かい目で見守る人生相談的な対話でもあまり意味がない。まして経営なんて何年も関わらないと浮き沈みを乗り越える経験が出来ません。
私が教育に関心を抱いたのは芸能人の養成所で勤めた経験から。養成所では高校生でも小学生でも5歳児でも、子供扱いはされません。子どもは“小さな人間”です。
大人と同じように経営の苦労を知り乗り越えることが出来るし、時に大人よりも鋭い意見を持っています。
恐らく芸能養成の経験から教育事業を行っている人間はあまりいないと思うのですが、年齢関係なく仕事をすることを前提とした教育機関という意味では芸能養成の現場は非常にユニークで今必要な考え方を実践してきた現場ではないでしょうか?
マゼルプロジェクトの具体的な取り組みは、「考える力」と「行動する力」の2つの力を身に付ける4つの企画を実践しています。
(公式ホームページをご覧頂くとより詳しい内容をご覧頂けます!)
今回のクラファンはその中でも最も特徴的な取り組みである『中高生が経営する小学生向けプログラミング教室』の活動を各地に広げたい!!という思いで実施しています。
この取り組みでは経営を通して実践的な社会経験を積むことを目的としています。
中高生に教室運営なんて出来るの!?と思われるかも知れませんが、プログラミングの知識が不要なカリキュラムを提供するロジカアカデミー様の教材を活用するので、中高生もプログラミングを学びながら取り組むことが可能ですし、中高生と一般の企業家の主な違いである社会(就業)経験については常に相談役となるメンター役の大人が身近でサポートをしています。
またマゼルプロジェクトでは既存の基礎学習(いわゆる国語、算数、理科、社会)が不必要という立場ではなく、基礎学習にとって重要なのは学習プロセスであり、その学習プロセスの経験値を社会活動に変換する能力が必要であるという立場からアウトプットの場としてこの経営の機会を活用してもらいたいと考えています。つまりこの活動に取り組むことで結果として基礎学習を学ぶ本当の意味に気付いてもらうことが狙いです。
更に【小学生でプログラミング(論理的思考)を学ぶ】→【中高生になり経営に挑戦】→【大学生になり中高生達のメンターになる】→【社会人になり企業人として当プロジェクトに参画】という継続的な関係構築を目指し、独自の教育文化を創り出すことを目指しています!
現在具体的に展開を検討している地域は
滋賀県(大津市)、岐阜県(恵那市)、大阪府(泉大津市)
奈良県、愛知県(名古屋市)、高知県
です。
様々な地域の中高生に取り組んで頂き、その地域の中高生同士がオンラインで交流を持つことで、地域性を知りつつ観点を増やしていく相乗効果を狙っています。
この【中高生が経営するプログラミング教室】の取り組みはどの地域でもメンターとなる大人がいれば可能になります。
学校に行く意味がわからなくて不登校になっている方や、発達障害と言われて居場所を失っている方にとっても、自分が何かの役割を担うことが出来ると知ってもらう為に、一緒にこの教室を全国各地に広げていきたいのです!
今現在教育に関わっている方もそうでない方も、「うちの地域でもやってみたい!」という方がおられれば飛んでいきますのでぜひお声かけください!
メンターに必要な考え方や、評価の仕方、教材などについてお伝えさせて頂きます。
様々な地域の中高生が同じ取り組みを行い情報共有することで、それぞれの地域性や経営手法について多角的な視点を持つことが出来ると考えています。
本クラウドファンディングでは120万円を目標金額にしています。
集まった費用は14%がCAMPFIRE(Good Morning)の手数料、10%がマーケティングコンサルの手数料で、
残った90万円が3ヶ月分の
・中高生が赤字を出し続けても続けられるだけのプログラミング教室の運営費
・【中高生が経営するプログラミング教室】を各地域で展開する為のポルナレフの活動費
→ 滋賀と岐阜の2地域での4月までの開講を目指し、視察とPC等を調達します。
→ 名古屋、大阪、奈良での展開の為、月に複数回視察に向かう予定です。
・中高生を募集する為の広告宣伝費
・「生きる力」を身に着ける為の様々なまなび講座(食育、情報リテラシー、経営塾など)の開催費用
として活用させて頂きます。
マゼルプロジェクトの取り組みは最終的には企業と人材を繋げることで事業化させていくことを目標としていますが、それには人材が企業に提案出来るレベルまで育つ必要があり、時間がかかります。
それまでの資金は企業を交えた様々なイベントなどでも調達することを考えていますが、定期的なクラウドファンディングや寄付も必須となります。ぜひ子ども達の未来、そして日本の未来の為にご協力をお願い致します!
実は今回のこのクラウドファンディングでは、本来は完全寄付型の形式を考えていました。
結果的に法人格が必要だった為寄付型には出来なかったのですが、これは教育は本来“消費”ではなく“投資”で行うべきという考えを貫こうという考えに基づきます。
社会人、一人一人が教育にコミットし、投資(お金に限らず時間や労力も含めて)することで巡り巡って自分に還元されると思うのです。
そこで今回ご支援頂いた方に対しての“返礼”は基本的に自分自身が得る為の返礼ではなく、中高生達に与える為の返礼を考えました。この考えは非常にニッチで人を選ぶことになるかも知れませんが、まずは同じ志を持つ同士と繋がりたいという想いでこの形を取っています。
こんなコロナの時代です。お金のご支援は余裕のある方だけで十分です。知恵のある方は知恵を、身体を動かせる方は身体を、想いのある方は想いを、届けて下さいませんか?
最後に、マゼルプロジェクト が目指す重要な取り組みが『早期スカウト型就活』です。
今日本の教育は大学受験を目的とした学習と言う構造があり、“社会に通用する能力開発”ではなく“有名大学への入学”が目的となってしまっていることで「学校から社会・職業への移行」がスムーズに行われないと言う問題を残してきました。
そこでスポーツの世界のように中高生の段階で学生が企業との接点を持ち、コミュニュケーションを重ね、就きたい仕事に就く為に進むべき大学を企業の方と一緒に考え、大学入学後数年にかけインターン等で企業と長期的な関わりを持つという就活形態を目指したいと考えています。
これにより企業と人材のミスマッチのリスクを減らし、「採用したけどすぐに辞めてしまった。」「入社したけど思ったような会社じゃなかった。」というお互いの不幸を減らします。
とはいえ現状の高校生の就職活動・採用活動には厳格なルールがあります。
これは「仕事に関する知識・経験に乏しい高校生」を守る為のルールであり、「学業の優先」を守る為のルールです。
マゼルプロジェクトでは改定された学習指導要領を元に【優先させるべき学業とはなんなのか】という問いにスポットを当て、「生きる力」を身に付ける為の機会提供と仕事に関する知識・経験を蓄積する機会提供を行いつつ、最終的には保護者と連携しながらこの『早期スカウト型就活』の実現を目指します。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る畑で子ども食堂 開催!
2024/11/13 11:30先週末は畑で子ども食堂を開催しました♫総勢40名の親子に参加頂き、保護者は畝立てや薪割り、子ども達には保護者から離れてご飯作りを。保護者の皆さんには完成系の畝を見せて「失敗していいのでこれと同じものを作って下さい」と無茶振り^^;実はこれ子ども達にも同じように指示してるやり方で、知識のコピーではなく自分で創意工夫する訓練なのですが、保護者の皆さんには「自分で考える」体験を通して子ども達に必要な学びについて体感して欲しいという意図でした。こちらが保護者に立てて頂いた畝 バッチリです!そして子ども達は保護者から離れてご飯作り。いつもは作ってもらうだけのご飯も、今日は自分達が作ってあげる側。今回の参加者は小さい子が多かったので私がやる!僕がやる!と比較的積極的に頑張ってくれました^^ちなみに先日元麹町中学校長の工藤勇一先生がFBで「主体性は生まれた時から全員が持っている」「赤ちゃんが一番主体的」という記事をあげていましたが、まさにその様子が見られた子ども食堂でした。脳機能学者で小児科医の成田奈緒子さんも年齢に合った役割を与えることで自発的に育つということをおっしゃっています。まさにこの子ども食堂では子ども達の主体性に任せて役割を与えることを実践しています!そして今回も鶏の丸焼きにチャレンジしました!本来は子ども食堂ではあまりにも贅沢な鶏の丸焼きですが、今後余裕のあるご家庭向けの農業体験イベントの目玉としてこの丸焼きを提供して収益化しようと考えているので、今回はその試作。味付けなどは良い感じだったんですが、今回は火力や加熱時間の問題で中心部が生焼けに。僕自身も試行錯誤しながらもう少し追求してみたいと思います!そして今回なんと言っても参加してくれたお母さんのこの笑顔♫普段忙しくてほっこりする時間のないお母さんも、たまには土に触れたり火に触れたりして癒されてもらえるとこちらがとっても嬉しくなります。参加頂いた皆さんとても素敵なご家族ばかりでこちらが元気をもらいました!ありがとうございました!☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★新プロジェクト挑戦中!城陽農育クラブ、不登校支援、子ども食堂を継続させる為のクラファンです!プロジェクトページだけでもご覧下さい! もっと見る
遠足企画!動物達に触れ合ってメンタルを整えよう!
2024/11/04 21:49昨日は農育クラブの子ども達とポルンチに参加している平日組とで大阪のワールド牧場に遠足に行きました!ヤギや羊、ウマ、猫、犬、鳥なんでもいる動物好きにはたまらない場所です!なぜか野外で写真を撮り忘れていて室内の写真のみ、、、というのも元々は古参の農育メンバー(中学1年)の子が家庭で色々あり農育に参加出来なくなってしまったのが心配で、お母さんとも相談して彼を呼び出す口実を作って僕らの方から話をします!ということで企画したんですが、残念ながらその子は来てくれる予定だったものの当日の朝に「やっぱり行けない」と言われてしまいました。。。その子についてはボランティアスタッフともどう対応するか相談して、改めてご飯に誘うことを考えています。しかし今回の遠足企画ではもう一つ、不登校組の小4の男の子を農育メンバーと馴染ませるという目的もあったので、そちらはとてもいい感じに達成出来たと思います!実はこの子も色んな居場所に参加しては1ヶ月程度で行かなくなってしまうということで、5箇所ほど渡り歩いてきたというツワモノ!先週末のマルシェにも参加してくれたものの、初めてのマルシェでかまって欲しくてもお客さんがいる時には付き合ってもらえないという環境や、マルシェ経験者の同い年の子達の活躍を見て少し怯んでしまった様子を感じてお母さんに聞くとやっぱり「もう行かないと言ってます」とのこと。専門家のアドバイスも受けた上で、なんとかもう一回話す機会を作って「初めてのマルシェよく頑張った!こういう部分が良かったよ!」ということを伝えたいと思っていました。他人の評価が気になるお年頃の子ども達にとって、「自分の強みは〇〇だから、全部出来なくてもいい」と理解することは生きやすさにつながります。蓋を開けてみたら今回は自分から遠足に参加すると言ってくれたので、動物と触れ合うことでメンタルも整い、隙を見て話してみると「次のマルシェ何売ろうか?」とノリノリでした。笑「教育」とは子ども達の人生そのものに関与する行為だと考えているからこそ、マゼルプロジェクトでは普通の教育事業では踏み込まないところまで子ども達と向き合い踏み込んでいます。子ども達との関係も先生と生徒ではなく、〇〇くんとポルという関係になれているのもとても理想的な状態だと思っています。子ども達のためにも、なんとか踏ん張ってこの取り組みを続けていきたいので、どうか引き続きお力をお貸しください! もっと見る
動画更新【離婚しそうだった話】【活動報告3月】
2021/04/08 16:24こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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