昨日は農育クラブの子ども達とポルンチに参加している平日組とで大阪のワールド牧場に遠足に行きました!ヤギや羊、ウマ、猫、犬、鳥なんでもいる動物好きにはたまらない場所です!
というのも元々は古参の農育メンバー(中学1年)の子が家庭で色々あり農育に参加出来なくなってしまったのが心配で、お母さんとも相談して彼を呼び出す口実を作って僕らの方から話をします!ということで企画したんですが、残念ながらその子は来てくれる予定だったものの当日の朝に「やっぱり行けない」と言われてしまいました。。。
その子についてはボランティアスタッフともどう対応するか相談して、改めてご飯に誘うことを考えています。
しかし今回の遠足企画ではもう一つ、不登校組の小4の男の子を農育メンバーと馴染ませるという目的もあったので、そちらはとてもいい感じに達成出来たと思います!
実はこの子も色んな居場所に参加しては1ヶ月程度で行かなくなってしまうということで、5箇所ほど渡り歩いてきたというツワモノ!先週末のマルシェにも参加してくれたものの、初めてのマルシェでかまって欲しくてもお客さんがいる時には付き合ってもらえないという環境や、マルシェ経験者の同い年の子達の活躍を見て少し怯んでしまった様子を感じてお母さんに聞くとやっぱり「もう行かないと言ってます」とのこと。
専門家のアドバイスも受けた上で、なんとかもう一回話す機会を作って「初めてのマルシェよく頑張った!こういう部分が良かったよ!」ということを伝えたいと思っていました。他人の評価が気になるお年頃の子ども達にとって、「自分の強みは〇〇だから、全部出来なくてもいい」と理解することは生きやすさにつながります。
蓋を開けてみたら今回は自分から遠足に参加すると言ってくれたので、動物と触れ合うことでメンタルも整い、隙を見て話してみると「次のマルシェ何売ろうか?」とノリノリでした。笑
「教育」とは子ども達の人生そのものに関与する行為だと考えているからこそ、マゼルプロジェクトでは普通の教育事業では踏み込まないところまで子ども達と向き合い踏み込んでいます。
子ども達との関係も先生と生徒ではなく、〇〇くんとポルという関係になれているのもとても理想的な状態だと思っています。
子ども達のためにも、なんとか踏ん張ってこの取り組みを続けていきたいので、どうか引き続きお力をお貸しください!