こんにちは！FreeD19期部長のさえこです！

この度はFreeDのクラウドファンディングページをご覧いただきありがとうございます。

今日からブログリレーがスタートします！第一回目ということで緊張もありますが、よろしくお願いします！今回私は、「部長としての思い」について書いていこうと思います。

新型コロナウイルスの影響で、FreeDは3月16日から対面での練習が中止となりました。

それまで練習していた、私たちが幹部代になり初めて行われるはずの新歓ライブの演目は、発表の場を失い、全て消滅し、当時はやるせなさしかありませんでした。幹部代として初めてのイベントである新歓ライブに向けて、かなり力を入れて準備していたので、不完全燃焼に終わってしまい、悔しい思いでいっぱいでした…。

しかし、それ以降はオンラインでの活動に全力で取り組みました！

新歓のイベントもすべてオンラインで行ったため、インスタライブを行ったり、IGTVに過去の動画作品をアップしたり、オンライン体験練習・座談会を催したりと、これまでに行ったことのない新しい試みに挑戦しました。不安はありましたが、どれも新鮮で、実際に行ってみるととても楽しかったです！

新歓期間では、同期や後輩のみんながこれらの試みに積極的に協力してくれたお陰で、また、きっと私たちよりも何倍も不安であっただろう1年生がFreeDを見つけ、色んな情報を調べ、興味を持ってくれたお陰で、無事にたくさんの新入生を迎えることができました。感謝と喜びでいっぱいです！

新入生が入った後も、対面練習再開の目処が立たなかったため、オンラインでの練習がスタートします！

基礎練会や、短い振付を踊るワークショップのような練習会を開くと、たくさんの部員が参加してくれました！その後は、例年行っている内部イベントや冬の自主公演に向けた各作品の練習も開始しました。

振付師さんたちは、予め振付の動画を撮って画面上で流したり、補修練を行ったりと、練習を有意義なものにすべく、ありとあらゆる工夫を凝らしてくれました。またメンバーたちも、それに応え、通常の練習場所より何倍も狭い部屋の中で、積極的に練習に参加し、基礎練から振り入れまで真剣に取り組んでくれました！

オンラインという制限された中での練習は、きっと部員のみんな、特に初心者の子たちにとっては難しいものであっただろうとは思いますが、部員全体の協力のおかげで、離れていてもみんなの笑顔を見ながら練習が行えたことはとても幸せでした。

練習後のお話会を開いたり、スクリーンショットで集合写真を撮るなど、自粛期間ならではの思い出も増えました！

その後しばらくして、大学側の活動制限が解除され、対面での課外活動は各団体の判断で実施できることとなりました。ただ、大学側からの制限が解除されたとはいえ、世間的には感染者数が過去最高を記録するなど危機感が高まっていたので、すぐに対面練習を再開することはできませんでした。

それまでの期間も前例のない状況での対応に悩みましたが、ここから先は難しい判断を突きつけられ、部長として非常に苦悩しました。

しかし、対面での練習禁止が長引けば本番に間に合わず、舞台での公演開催を断念せざるを得なくなります。つまり、これまでの部員たちの努力も熱意も、何も残せないということです…！

自主公演は、学園祭のステージや内部イベントのようなショーケースの作品とは違って、すべてのMがストーリーを介して繋がり、大きな感動を生み出す特別な舞台です。全員の気持ちが一つにならなければ完成しません！公演のストーリーは、1月から何度も話し合い、自粛期間中も通話で会議をするなど、多くの時間と労力を費やして少しずつ練り上げたものです。そして振付師さんたちはその世界観に沿って曲を探し、振りや構成を熟考し、音源編集や衣装案の作成を行なっています。

この思いの詰まった公演を何としても形にしたい！そして後輩にもこの経験や感動をこれからの活動に繋げてほしい。例年通りの完璧な公演でなくても構わないから、今できる最大限のものを残したい！そのような思いから、対面練習を開始するための準備を進めました。

そして幾度も会議を重ねた結果、感染症対策係を設置し、対策のガイドラインや練習参加の同意書を作成したうえで、8月末から、安全に配慮して対面での活動を実施することに決めました 。

その後はサークル全体に感染症対策を呼びかけ、部員個人個人で意識を高めながら、対面での練習に力を注いでいます！やはり部屋の中で1人で踊るのとは違い、みんなのエネルギーを近くに感じて一緒に踊ることができるとそれだけで活力が湧いてきます。後輩の指導も、構成の確認も、振り揃えもできて、これまでとは比べ物にならないほど濃密な練習時間を過ごせています！残りのわずかな時間で、公演の作品を完成させるため、みんな全力で頑張っています！

このような時代だからこそ、すべてを諦めるのではなく、出来る限りの手を尽くしたうえで活動し、自分たちの大好きなものを守る必要があるのだと強く感じています。本当に温かくて素敵な人しかいない場所で、自分の好きなダンスを無我夢中で頑張り、そして楽しむことができる。みんなで一丸となって一つの作品を作り上げ、心を込めて踊る。そんな素晴らしすぎる経験をさせてくれるFreeDを、これまでもこれからもずっと大切にしていきたいです！

現在、新型コロナウイルスの影響で学内の施設が利用禁止であることや、感染対策として広めの外部施設を利用していることなどから、例年より施設費が非常に高額となり、さらに今回の公演は無観客開催のためチケットによる収益もありません。このような施設費や公演費の値上がりから今年の活動を断念する部員も多く、部長としては心苦しいばかりです…。

公演を無事に成功させ、これからもFreeDの伝統を受け継いでいくために、皆様のお力をお貸しして頂けないでしょうか。

この困難な時期を共に乗り越えてきた部員一丸となって、これまで多くの時間を費やし練習してきた作品を、今できる最高の形で完成させたいと思っています！！

皆様のご支援とご協力、どうかよろしくお願い致します！

長々と読んで下さりありがとうございました！

次はこのクラウドファンディングを進めるうえで尽力してくれたそうかいに回します～！よろしくね！

2020.11.1

19期部長　さえこ