こんにちは。
男性が妊活に協力的な社会を目指しています!オオタヨシタカです!
今日はこの妊活パンツを作ろうと思ったその経緯について少しお話させていただこうと思います。
きっかけは僕自身が男性不妊になったことです。
男性不妊を告知された時は本当に青天の霹靂で目の前が真っ暗になりました。
そんな中で、少しでも改善しようといろいろな情報を調べているときに精巣が熱に弱いことを知りました。
一般的には熱のこもりやすいブリーフタイプよりもトランクスタイプの方が精子づくりに良いとされています。
しかし、トランクスを履いていると太腿と陰嚢が汗でくっつきやすくなるので、熱が溜まり易いというデメリットを感じていました。またトランクスはしっかりした生地のものが多いので、もう少し通気性のよい生地が望ましいと感じていました。それに椅子に座っている状態だと下着内部に熱がこもる心配がありました。
つまりブリーフタイプほど熱がこもらず、トランクスタイプのデメリットを感じない下着が、男性用妊活パンツとして適切なのですが、そんなパンツは世の中に存在しなかったのです。
そこで無いなら自分で作ろうと考えたのが、この男性用妊活パンツ「Cool Nuts クールナッツ」です。
精巣は涼しい環境にする方がよいので通気性のいい生地でできているのはもちろん。
太腿の熱を陰嚢に移さないようにするために間に布が挟まれるような構造にする必要がありました。
パンツといえば、ボクサーブリーフタイプかトランクスタイプのどちらかが一般的ですが、どちらも太腿と陰嚢の間に布が挟まっている構造のものは存在しません。
この一般的には存在しない構造をどうすれば実現するのが一番苦労したポイントでした。
実際、数ヶ月かけて何種類ものパターンを作成し、試作品を自分で何度も履いてみてはその履き心地を試しながらより適切な構造を模索しました。
その上で、長時間のデスクワークでも下着内部に熱を溜めないようにする必要がありました。
1時間椅子に座っていると陰嚢の温度が2℃上昇するという研究データがあります。
このデータを見たときに驚きました。
もちろん立ったりして下着内部の空気の入れ替えをすればいいのでしょうが、座っているだけで2℃温度が上がるなら、ちょっと集中してデスクワークをしているだけあまりにもリスキーです。
なので、座った状態であっても通気性を良くするために下方開放タイプの構造をこの妊活パンツに取り入れました。
男性の精子は過去40年で半分以下に減っていることが研究によってわかっています。
その原因は特定されていませんが、生活環境やライフスタイルが影響が一因であると言われています。
無意識に過ごしている生活環境やライフスタイルが影響しているのであれば、当たり前として着用しているパンツもアップデートする必要があるのではないでしょうか。
それが男の妊活パンツ「Cool Nuts(クールナッツ)」なのです。
はやく完成して皆様の手元に届けたいです!