みなさん、おはようございます。
ついにこの瞬間がやってきました…!
そう、本日2021年2月1日は、わたしたちの再スタートとなる記念日。
新しい農園に付けた名前をみなさんにお伝えする日なのです。
昨年の夏の終わり。
親元就農の可能性を失い愛着のあった畑を後にして、新しい土地へ移り夫婦でやり直すことを決意した、あのときから3か月。
とても長い月日のように感じます。
畑に出られないこと、土に触れることができないのがこんなにも苦痛に感じるなんて、二人とも想像できていませんでした。
今は冬、長野県の中でも標高の高いこのあたりでは、一日中氷点下である「真冬日」が続きます。
そのため、早く畑作業を始めたいと思ってはいても、土が凍っていて手を加えることができないのです。
わたしたちにとって、いまは辛抱のとき。
静かに春が来るのを待ちながら、各種書類や年間計画、事務仕事など、できることを行なっています。
(産直アプリ「ポケットマルシェ」の生産者としての活動は継続中)
≫ポケットマルシェ生産者ページ≪
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さて…
\いよいよ新しい農園名発表です!/
先日の報告の中でもお伝えした通り、みなさんからいただいたアンケート結果をもとに、イメージを固めてきました。
【わたしたちのイメージ】
・仲間
・縁
・絆
・共感
・未来
・繋ぐ
上記のキーワードに加えて自分たちの想いも交えつつ、導き出した名前。
それがこちらになります。
【信州塩尻 つむぐ農園】
■「つむぐ」という名前に決めた理由
「紡ぐ」という言葉には、「ひとつひとつの言葉をつなげ、ひとつの物語を作り上げること」「“思い” “幸せ” “人生” “命”など貴重なもの、形の見えないものをひとつにつなげる」という意味があります。
「紡」という漢字は、「糸」と「方」。
「方」は農作業で使用する「すき」を意味することから、農作業を並んで行なうことを表します。
「つむぐ」という言葉が、わたしたちの目指す農業のイメージと合致しています。
■「信州塩尻」と前付けする意味について
わたしたちの新しい農地は、自宅のある岡谷市に隣接する「塩尻市(しおじりし)」に決まりました。
その理由として、
・こどもたちの生活環境については現状維持する
(今までと変わらない学校生活を送ることにより、心の安定を図る)
・農地は自宅から通える距離感である
(新しい農地までは片道10~15分圏内)
・従来とあまり変わらない環境で農業を続けられる
(土地柄、気候、標高など)
・従来とあまり変わらない耕地面積を確保できる
(収支を含めた計画の見通しなど考慮し、最初のうち大幅な変化は避けるため)
上記の条件を満たすことができる土地が塩尻市に見つかったためです。
そして、農業をする上でわたしたちが大切にしていること。
それは…
「その土地のもの、こと、ひとを大切にすること」
そのため、農園の名前にも地名を含めることにより、より一層の愛着を示していくことができると考えました。
本日よりわたしたちは「信州塩尻 つむぐ農園」として活動してまいります。
つむぐ農園の目指すビジョンやコンセプトなど詳細については、また後日!
引き続き、みなさまに愛される農園として発展できるよう尽力いたします。
今後とも、よろしくお願いいたします!