2020/12/03 17:33
<あと2日となりました。ご支援よろしくお願いいたします。>
プロジェクトも残りわずかとなりましたが、今日は改めて被災地の人吉球磨地方で支援活動をされる“榮立寺の村井紘美さんから伺った貴重な現地のお話を元に、”人吉球磨地方の豪雨災害は終わった話じゃない。復興がまだまだ遅れている現実”についてお伝えしたいと思います。
7月に起きた豪雨災害ですが、たくさんの家などが流され、避難所生活を余儀なくされたり、または半壊した家で不便な生活を送る方が2,000人以上出ました。ですがもう5ヶ月近くたった今大阪に住む一般の方々に熊本豪雨災害支援のお話をしてももう終わった話じゃないのか、支援は必要ないのでは?と思われる方がほとんどです。
ですが現実は違うのです。私たちもびっくりしました。災害当初、恐ろしいほど出た泥の“泥だし”作業がまだまだ残っているのです。それに、飲み水がまだ整っていなくて、まだ水を配っている地域があること。(熊本地震から考えても5ヶ月経ってありえないそうです。)また半壊した家のリフォームも3月以降しかしてもらえないところがあるなどなど・・
なぜその状況をほとんどの方が知らないかというと、“コロナ”です。だいぶ前に被災地に入った報道陣が“コロナ“を持ち込んでしまったそうです。そのことで報道陣が規制されることになり県外に細かい報道がほとんどされなくなりました。その上、ボランティアも県外からの受け入れを許さず、許可したのは10月になってからなので、泥だし作業がおわらないのもある意味当たり前で、そのこともほとんど伝わらなかった訳なのです。
現在、避難所生活の方は300名になり仮設住宅をお待ちになっています。
仮設住宅に入られた方が増えてきましたが、せっかく入っても馴染めず出られる方もおられたり、みなし仮設住宅(注1)に入られた方も生活家電や家具などが揃わず、台所も使えず食べることに困られる方もまだまだおられます。
そして復興の遅れの現状を知らないためもあり、10月以降も関心が薄くボランティアが集まらず、何より支援金も底をついてきてかなり厳しい状況です。
そんな中榮立寺さんは、1食ずつ渡すと言うより、自立を促すため鍋で家の台所を使ってもらえるような意識をした炊き出しをされています。
また先日支援された暖房機器を配った結果30台足りず、支援金が足りないとも言えず榮立寺さんが自腹でカバーしたそうです。(それでも全体ではまだまだ足らない現状です。)
公的な支援などが当てにできない現状です。
なんとか少しでも支援物資を増やせますよう、皆さまのご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

注1:みなし仮設(みなしかせつ)は、災害などにより、居住できる住家を失い、自らの資金では住宅を新たに得ることのできない被災者に対し、地方公共団体が民間賃貸住宅を借り上げて被災者に供与し、仮設住宅に準じるものとみなす制度。
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熊本豪雨災害支援共同プロジェクト
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