みなさんこんにちは!
クラウドファンディングのプロジェクトも残すところあと11日。
最後のフェーズに向けて、回転数をあげて走っていきたいです。同時に今、これまでに出会ったいろいろな方と改めてメッセージをやりとりしたりしていて。そのひとつひとつに勇気づけられてます。
今日は先週日曜日の夜に開催した、プチ対談シリーズ「根ほられ葉ほられ」第4回!のレビューを伴走のなおちゃんが文章で&協力助っ人のまきちゃんがグラレコでそれぞれ書いてくれましたので、そちらをお届けします。
本日の対談の伴走者のなおこです。
今回のゲストは井上貴至さん。
(*井上さんがとても多いこのプチ対談シリーズ。実は私の苗字も井上なんです笑)
公務員として働きながら、地域の「ミツバチ」としていろんな街に出向き、素敵な人や事例をつたえて、つなげていらっしゃる井上さん。
今回の根掘られテーマは、実は決めていなかったのですが、
「人と人の縁を紡いでいく」という言葉がぴったりかなと。
舞さんと井上さんの共通点は、
「人と人をつないでいること」。
井上さんは人に会ったり、街に出ることが本当に大好きで、東日本大震災の時に毎週東北に出向き、何か自分ができないかなと考えたのがきっかけで、中と外をつないだり、官と民をつなぐって本当に大事だなと思ったそう。そして今は「ミツバチ」として様々な地域に出向き、人や事例をつなげて花を咲かせるべく、種を運んでいるそうです。
舞さんは、カンボジアのコンポントムという土俵で、そこへ訪れる人と地域に根を張って暮らしている人たちを「旅」というカタチでつなぐ“仕込み”をしていて、そこにホテルという舞台もこれから加わるというフェーズ。
そんな2人の目に、今映るものとは?!
地方や田舎にある特有のゆたかさ。
観光というと首都や世界遺産などのいわゆる有名どころばかりになりがちなイメージ。でも、地方にこそゆたかさがあるな、と思う理由の一つを「野球のチーム」に例えた井上さん。
>都会=100人部員がいる野球部
人数が多いし様々な便利なものが充実している。だからこそ自分自身を発揮する機会は田舎に比べて少なく、レギュラー争いがきびしい。
>田舎=部員7人の野球部
人が少ないからこそ、練習機会、本番に出る機会が多く、ちょっとしたハプニングにも、今いる人、あるものでどうにかしないといけない。
何かが起きた時、どの会社に電話したらいいとか、誰に助けを求めようと考えるのではなく、まず自分でやってみようマインドが生きる様々な知恵を与えてくれると思います。
そういう本当に「暮らしている」という体験や時間が、ゆたかさについて考える機会をくれるのではないかと。
「地域と訪れる人を結ぶ存在」
お二人の訪れる場所を選ぶ基準は、「その地域のことをよく知っている人」がいるかどうか一択だそう。
やはりその地域に溶け込んだ人がいないと、地域の「普通の暮らし」中にお邪魔する糸口には出会えない。
「これを食べる」とか「あれを見る」という→(矢印)が一方向の体験ならさっときてもできるけれど、出会う地域の人にも安心感を与えてくれる「つなぐ人」がいることで、暮らしの中の「当たり前」にお邪魔させてもらって、初めて双方向の→←が向かい合う時間が生まれる。
「古代から続いてきた旅は、これからも無くならない。」
多様な素敵な暮らしが世界にはたくさんあって、それに出会うのが、旅の醍醐味です。そこに水先案内人みたいな人がいることもまた大事。
今の世界の状況で、旅が難しい時代になってくるかもしれないと言われるけれど、大昔から続いてきた「旅」そのものは、このコロナの状況が続いてもきっと無くならない。
いろんな人のご縁の糸をたぐっていく。そういうカタチの旅は何回いっても楽しいし、時間を経て、何度も出会うことで生まれる喜びもある。
そういう出会いが、私たちが生きる時間をよりゆたかにしてくれるきっかけになるんだなぁと今日の配信を聞きながら、改めて感じていました。
実はライブ配信ではもっと様々にテーマが飛んで、一瞬どこにいくの?というようなタイミングも。でも、それぞれがそれぞれにつながっているんです。
当日の配信はぜひこちらから!