2021/06/02 12:00

ご支援いただいた皆様へ

寺田明日香は6/1に大阪で行われました木南記念大会にて12.84のタイムで今シーズン2度目の日本記録を更新しました。

今シーズンは全てのレースで12秒台という安定した走りを見せており、今回もいい結果を皆様にご報告できてよかったです。

今回のタイムはオリンピック参加標準タイム(12.84)に0.03秒届かず、また次回の6/6の鳥取布施大会に持ち越しとなりましたが、引き続き、頑張っていきたいと思いますので、変わらぬご声援をどうぞよろしくお願いします!


左から高野コーチ・寺田明日香・齋藤トレーナー

尚、オリンピック出場条件を寺田のご主人の佐藤さんがわかりやすくまとめてくれたので、こちらに添付させて頂きます。以下↓ご参考までに。

【寺田はオリンピック行けるの?行けないの?】

寺田を応援してくださる皆様、ありがとうございます!「日本新記録!しかし、参加標準突破ならず」という状況で、「寺田はオリンピックに行けるのか?いつ決まるんだ?」という声や、「代表にも決まっていないのにしゃしゃり出るなよ」みたいな誹謗中傷も受けるので(笑)、少し解説を・・・。

長いので結論を書きますが、

・参加標準記録を突破しなくても出られます!

・決まるのは6月26日の日本選手権(@大阪)決勝後ですが、現状ワールドランクで圏内にいるのでかなり有力です!

こちら( https://www.jaaf.or.jp/files/upload/201907/01_171958.pdf )が選考要項ですが、抜粋&補足します!

(専門家ではないので、誤っているところもあるかもですが、おおよそこんな感じです)

陸上競技女子100mハードルでオリンピックに出るには、下記の5通りがあります。

1)日本選手権(6月25日:予選、26日:決勝)で3位以内&日本選手権終了時までに参加標準記録(12秒84)を突破
2)日本選手権(6月25日:予選、26日:決勝)で3位以内&7月1日公表のワールドランクにより出場資格を得た競技者
3)参加標準記録(12秒84)を満たした競技者
4)ワールドランクにより出場資格を得た競技者
5)ファイナルエントリー後に WA から追加による出場資格が認められた競技者


1)については、参加標準記録を突破したからOKというわけではなく、日本選手権で3位以内に入る必要があります。ちなみに、寺田の自己記録(=日本記録)は12秒87で、参加標準記録にはまだ0秒03足りません。また、陸上復帰後の寺田の日本選手権の成績は2019年3位、2020年2位です。


2)については、女子100mハードルのターゲットナンバー(定員のようなもの)は40人で、5月25日現在のワールドランクは34位です。
このワールドランクは大会の格・順位・記録で点数化され、期間内の上位5大会の平均の点数です。また、オリンピック陸上競技での同一種目の出場は1か国3人までになっているので、その国の4位以下の選手は除外されます
(※6月1日の木南記念での予選・決勝の日本記録更新・優勝によって、ランキングは10位近く上昇し、20番台中盤に入るものと思います)


3)は1)のうち、4)は2)のうち日本選手権で3位以内に入らなかった場合です


5)の場合は、タイムやランキング上位者から、辞退者による繰り上げが行われます

というわけです。
参加標準記録突破とランキングを上げるための大会が続いており、順位も関係する最重要の大会が、6月25・26日の日本選手権というわけです。


お分かり頂けたでしょうか??
悶々とする代表選考ですが、残りの出場予定は6月6日(日)の布施スプリント@鳥取、25・26日の日本選手権@大阪です。


是非是非楽しんでご覧ください!