339名のみなさまに、感謝申し上げます。夢のようです。
コロナ禍で、精神的な不安と経済的な脆弱さを痛感しながら、スタートした2020年。それから1年。みなさまからのお力添えで、最終日2021年1月22日、ネクストゴール900万円を越え、913万1300円に達成できました。暗い坂道の先に、光を見いだせたような、心放たれる体験になりました。
■最終日2021年1月22日、ネクストゴールを越え913万1300円達成! 暗い坂道の先に光を見いだせたような、心放たれる体験でした
現在、18名の聴導犬と介助犬ユーザーさんと、6名(スタート時点から3名増えました)の希望者さんの訓練、面接や説明を行っております。協会所属犬40頭(うち、ソーシャライザーさん宅で10数頭育てていただいています)の育成を進めております。年明けの段階で、クラウドファンディングの第一目標額750万円に達成できましたが、希望者さんが増える中、運営費の不安定さは否めません。この状況で、1月10日。帰省した協会関係者が発熱。13日にPCR検査陽性判定となり、急遽入院。入院できて感謝でした。他のスタッフへの感染拡大防止のために、事務方にはすべて休職をいただき、希望者さんの訓練もキャンセルになりました。「接触」と「濃厚接触者」は保健所の指示にしたがって、PCR検査を受け、緊張しての結果待ちでした。協会犬たちの安らかな寝息を聞きながら、思い悩むのは「これ以上陽性が出たら、23頭のケアができなくなる」。
不幸中の幸い。訓練スタッフはすべて陰性に。でも、14日間の待機となりました。協会内にはいくつか個室があるので、他の方との接触を避ける待機場所として使用していただき、各々が受け持ちのワンズとの生活が始まりました。通常、交替でお休みはあっても9名での犬ケアです。4名だけで23頭を世話するのに施設内を走回っていました。コロナ禍に加え「先行きはどうなるのだろう」と気持ちが弱くなる日々です。「接触」者となった何名かさらに検査を受け、結局、全員陰性と判定され安堵しました。寝ていても肩に力が入り、頭がキリキリする毎日でした。
そんな中、GoodMorning日本聴導犬協会のネクストゴール900万円に達成できました。
繰り返しになりそうですが、同じ景色がパッと明るく見えました。
たくさんの方が、日本聴導犬協会をさせてくださっている。
この想いで、前に前にと進めます。4チーム達成のために訓練をしっかりとさせていただき、ご報告もきちんといたしますね。
末筆になりますが、この大変な時期、なにとぞご自愛のほどお願い申し上げます。