聴導犬と介助犬育成はまだまだ続きます 1月28日。コロナ感染の予防待機が終了。希望者さんの訓練2月から開始です 前回の活動報告で、お礼を申し上げました。 繰り返しになってしまいますが、GoodMorning日本聴導犬協会 クラウドファンディング「収入が激減。コロナ乗越え、全国に聴導犬・介助犬を届けたい!」の挑戦は、 339名のみなさまのお力添えで、最終日2021年1月22日ネクストゴールを越え、913万1300円に達成できました。 暗い坂道の先に、光を見いだせたような、心放たれる体験になりました。 せっかく頂いたご縁を活かして、今後も年間を通じた交流をさせていただきたいです。 可能でしたら、毎月聴導犬と介助犬の育成のサポーターになっていただけませんか? 毎月、1000円から応援をいただけるサポーター・コミュニティをつくりました。 コミュニティを通じて聴導犬&介助犬についての知識や訓練動画送信。年1回以上のイベントへのご招待など、日本聴導犬協会の活動をもっともっと知っていただき、一緒に聴導犬&介助犬の育成を支えていただきたいと願っております。 ご一緒いただける方はぜひ以下のサイトからご参加ください。 GoodMorningコミニティ 『タッチ&スマイル:全国への聴導犬と介助犬育成を、一緒に支えてください』 https://community.camp-fire.jp/projects/view/367689 どうぞよろしくお願いいたします。タッチ&スマイル:全国への聴導犬と介助犬育成を、一緒に支えてくださいcommunity.camp-fire.jp
動物愛護 の付いた活動報告
みなさまからのお力添えで、4人目の希望者様が体験に入られました。■「張り合いができました」。4人目の希望者様談「聴導犬希望者様3名」と申し上げておりましたが、希望者様は、4名様に 人生にはいろいろな節目があって、これまでとは全く違う生活パターンになる方もいらっしゃいます。4人目の希望者様もそのお一人。心配されたご子息の勧めで、聴導犬希望者に申請。お嫁さんとお越しくださいました。お嫁さんも聴導犬訓練を体験されました。最初のご相談で、「できるかしら」と、自信なさげでいらっしゃいましたが、とんでもない。すばらしい記憶力と動きで、すぐに訓練を理解されました。同行のお嫁さんも一緒に、体験。ご家族が訓練のサポートをしていただくためには、みなさんで聴導犬との生活ができるように、訓練も多少は覚えていただきます。■途中ですが、クラウド報告: みなさまからのお力添えで、(あと16日間)目標額750万円まで、なんと、約35万円になりました。目標額に達成したく、できましたら【シェアとご支援】のお願いいたします。(※おかげさまで、一瞬だけ《ご支援先人気2位 in GoodMorningソーシャルグッド》■断捨離利中ですが、、4人目の希望者様が、体験にGo!(コロナ対策万全:体温測定。全身消毒。フェイスシールド&透明マスク。頻繁なうがいと手洗い) 2020年 年末。聴導犬希望のK様 ご年齢や体力的な面での不安もあり、今回は、滞在体験。新たな一歩です。K様がお嫁さんと一緒に初めて日本聴導犬協会にお越しくださいました。スーパー・デモ犬のひめちゃんも大張切りです(^-^)/。 訓練にあたったスタッフ以外は、29日から倉庫近辺で断捨離で埃まみれ。軍手をはめて、ドンドン(重いものを置く音)、パタパタ(物を出した後の空段ボールをたたむ音)。ゴンゴン(スチール棚の組み換えでの金づちの音)と、有馬の「あっちをこうやってね。こっちをこうやってね」という、声。倉庫周辺でスタッフはバタバタと走り回っておりました。 では、K様の滞在体験のメニューです。まずは、大事な候補犬の健康チェックとブラッシング、歯などのチェックなどから体験していただきます。 次に、初の音訓練:毎朝、候補犬の体調を確認したら、音の訓練です。当たり前のことですが、希望者さんは音を教えてもらうためのタイミング、動作、合図、ご褒美などをご存じありません。訓練した子で音訓練を一緒にすると、タイミングがずれたり、褒める時に、躓いて、候補犬を怖がらせてしまたっりします。せっかくきちんと音を教えたにも関わらず、怖がられる(=いやなことが起こる)と、「教えてはいけないんだ」と、候補犬の脳に一瞬で入ってしまい、元のように音を喜んで教えることができなくなったりします。 なので、初期の音訓練は「ヒト犬」、スタッフが犬役となり、音の動作だけでなく、犬の気持ちをお伝えしていきます。「ヒト犬」のキャラは結構、ワガママ犬に設定。「報えたんだから、フツー褒めるワン」「ご褒美、忘れてますワン」などの手話や文字でお伝えします。タイマーが基礎となるため、まずはタイマーでユーザーとしての動きを習得していただきます。ある程度動作を習得されたら、今度は、その方の候補犬ではなく、訓練を習得したベテラン子を入れます。 K様、時短で覚えられ、とってもお上手な動作。スタッフが判断して、今回の先生となるデモ犬ひめちゃんを入れました。ひめちゃんも嬉しそうに教えてくれました(* ´ ▽ ` *)。ご家族様のご協力も大事なので、お嫁さんにも毎回、違う子で実践していただきました。 ひめちゃん談「アタシすごいでしょ?こうやって音の訓練するのよ」と、自信満々にK様を誘導してました(さすが! 笑)■絆作りにもつながる 歩行訓練。ちょっとペット犬さんの歩行訓練とは違います 日本聴導犬協会では、絆作りの基礎は、歩行訓練と考えています。K様。お嫁さんともとても優しく、笑顔で楽しんで歩いてくださいました。歩行訓練、とてもお上手でした!! 説明が難しいので、はしょりますが、大声でも、力でもなく、犬の行動に合わせた歩行訓練です。 希望者さんが体験される候補犬との訓練は、「聴導犬の役割」や「聴導犬が心の支えになる」ということを実感できる、とても嬉しい時間です(*/∀\*) 宮田村は雪がそれほど降らないのですが、天候が悪化しそうでしたので、1日繰り上げて、2日間の体験をしていただきました。お疲れ様でした!!
あけまして、おめでとうございます。 なんと249名様からのあたたかなご支援の賜物で、約660万円(目標額87%)に達することができました。おかげさまで、日本聴導犬協会の約40頭の子たちもつつがなく2020年を越えられました。年末には、コロナ対策万全で、4人目の希望者さんが楽しく、訓練に参加されました。 みなさまからのお力添えの賜物です。心から、感謝申し上げます。 2021年。丑年。子年での良いことも悪いことも残すことなく、反芻しながら、エネルギーに変えてしまいましょう。コロナ禍で、すべてがノロノロと牛歩のごとくです。日本聴導犬協会は、商いではありませんが「運営も、牛の涎」。せっかちではなく、辛抱強く、さらに、勇モウ精進。聴導犬&介助犬の育成も、勇敢で精力的に図ってまいります。 本年もよろしくお願いいたします。 ADI国際認定試験合格団体 厚生労働大臣指定法人 社会福祉法人 日本聴導犬協会 会長 有馬もと
あたたかなご支援を頂きました。お礼申し上げます。日本聴導犬協会のみんな、とっても喜んでます。 ■候補犬れお姫のウキウキレポート:「日本聴導犬協会の朝から夜まで」 皆様はじめまして。アタシは「れお姫」っていうの。でもみんなからは「れおちゃん」って呼ばれてるわ。男の子みたいな名前でしょ? アタシの相棒(世話役)の学院生Kさんにも一度「れお君」って呼ばれたことがあるの。ほんとに失礼よね! まずはアタシの自己紹介からね。みてみて!! 上の写真! これがアタシ。垂れ耳がチャームポイントなの。かわいいでしょ? アタシは沖縄の宮古島から来たの。海がとってもきれいな島で、砂浜をかけまわるのが大好きだったな。飼い主さんがいるような、いないような飼われ方だったみたい。あーあ、久しぶりに海に行きたくなっちゃった。長野は海なし県だからなかなか行けなくて残念。それと、アタシ、生卵を殻をバラバラにしねいで中身だけ食べる特技があるの。スッタフさんは「ねぇ、れおちゃん、もしかしたら、海で生卵、鳥さんか亀さんかのを、食べてたんじゃない?」。うたがい深い顔でアタシを覗き込むけど「記憶にありません」。ママが教えてくれたのかもね。 じゃあ、これから協会での1日について紹介するわね。アタシたち夜はね、ユーザーさんが泊まる部屋が空いているときは、アタシたちワンズとお泊り担当のスタッフさん一緒に寝てるの。朝は、きちんと座った子から外に出られるの。まず朝は、協会の中にあるドッグランでリフレッシュ。 みんなと一緒に、思いっきり走るの。アタシは走るより、地面に穴を掘るのが大好きなのに、見つかると、スタッフさんとか学院生さんに汚れるからって、いつも止められるのよね。 リフレッシュでは走り回るのはもちろん、リコール(呼び戻し)の訓練もするの。スタッフさんが犬笛という、音域の幅を変えられる笛を遣って、とっても高い音でアタシたちを呼ぶ練習よ。聴導犬は耳の不自由な方に生活で必要な音を報せるんだけど、聴覚に障害のある方の中にはまったく声が出せない方もいるの。ユーザーさんと離れてしまったときに、アタシたちを呼び戻す連中よ。それにね、協会で火災なんかがあった時には、犬笛を使って安全な場所までアタシたちを一カ所に集めなくてはならないでしょ。聴導犬や介助犬の若い候補犬、10数頭はソーシャライザーと呼ばれるボランティアさんの家で社会化してもらっているけど、協会内には引退した先輩犬やPR犬。キャリアチェンジ犬、訓練に入った候補犬など、いつも施設内にはいつも30頭ちかいワンズがいるので、毎日練習しているのよ。 その後は、相棒さんと歩行練習。歩き出す時や曲がるときは太ももを2回ポンポンとたたいて合図をするの。アタシ、リードでつなげられるのがあまり好きじゃないから、ほんと歩行訓練はあまりやりたくないけど、頑張って歩けばおいしいご褒美がもらえるのよ。そのあとは待ちに待った、朝ごはん。 協会ではね、フードに鰹節スープ(天然のアミノサプリなんだって)をかけて、生野菜のスムージーと手作りヨーグルト。素焼きの魚をトッピングしたものを食べているの。とってもおいしそうでしょ! アタシのお気に入りはやっぱり焼きサンマかな...。魚やお肉はね、業者さんだけが買える特価で大量買いの通販で買っているんだって。 ごはんを食べた後は、ケアタイム! 中性水で濡らしたガーゼや日本手ぬぐいを使って鼻の上、お口周り、歯茎や歯をやさしく拭いてもらうの。これがとっても苦手。でもこれをやらないと歯石がたまって、内臓の病気にもつながるので、とっても大事なのよ。あと、アタシのように垂れ耳の子は、耳の中が蒸れやすくて匂うことがあるから、特別な液を耳にシュッとスプレーしてきれいにするの。それを人の手で拭くと、手の菌がはいっちゃうから、ブルブルして乾かすのよ。 ぜんちゃんのようなシーズーは、目が大きくて出っ張っているので、人と同じようにアイボンで目の汚れを洗い流すのも眼病予防なの。 ケアが終わったわ。次は聴導犬の訓練についてお話しするね! 候補犬の訓練は、毎日行われます。聴導犬の役割は、生活に必要な音を教えること。盲導犬や介助犬とは違って、ユーザーさんに指示されて動くのではなく、犬自身が「この音は教える音なのか、教えない音なのか。どうやって教えるのか」なんて、アタシたちが考えて動かなければならないの。だからどんな犬でも聴導犬になれるのではなくて、適性のある子を見極めることが大切になるわね。 特に、タイマーの音は基本なので、教える訓練の様子を説明するね。 まず、タイマーの近くでごほうびをあげてタイマーの場所を教えます。そしてタイマーをセットして、離れた場所に座ってじっと待ちます。タイマーがなって、犬がタッチをしてくれたらごほうびをあげます。「なに?」と両手を開いて犬の後をついて行き、音源まで導くことが出来たら、ごほうびをまたあげてたくさん褒めてあげます。その繰り返すを、毎日繰り返して、「ぽ戸がしたらタッチして教えると褒められる」と、アタシたちに刷り込んでいくの。 写真は聴導犬ももちゃんが音を教えるためにタッチをしているところなの。ちなみにアタシは訓練の時にごほうびが食べたくてバタバタしちゃうの。それに、いろいろな物が怖いってこともある。だから聴導犬には向いていないって言われちゃった。今、アタシの家族になってくれる新・家族を募集しているのよ。一生幸せに暮らせるように新しい家族の一員として迎え入れてくれると嬉しいな。 アタシたちが毎日協会で楽しく過ごせているのも応援してくださっている皆様のおかげです。これからも日本聴導犬協会の応援よろしくお願いします!!
写真は候補犬のぎ太君のオレオレ顔。片肘かけて、カッコつけてます。日本聴導犬協会の子たちは、ノイノビと個性を生かしながら育っています。■151名様のお力添えで目標額750万円の半分。375万円を超えられました&ワンズバスローブと正装もプレゼント 寒くなってきました。コロナだけでなく、インフルエンザ、ノロウィルスも心配な冬です。みなさま、ご自愛のほどお願いいたします。出勤する日本聴導犬協会スタッフは、インフルエンザワクチンを全員接種できました。ワクチンによる、コロナとインフルエンザとの交差免疫も、期待したいです。 みなさまのお力添えのおかげです。151名様からのご支援により、目標額750万円の折り返し点、375万円に到達できました。3頭分の育成費用として、今回の目標額を立てました。おかげさまで、1頭半分の育成費用ができました。あと、約40日です。あと1頭半分の育成費用を目標にがんばります。 素敵なワンさん用バスローブ、正装に遣えるフォーマルウエアをいただきました。ブランド名は、SunSunです。協会犬のさんちゃんから命名。サイズも色も限りがあるのですが、だいたいの大きさをお教えくだされば、お送りできます。 ご芳名。ハンドル名。ご支援日、ご住所、連絡先、メールアドレスもお送りくださいね。リターンとは別にお送りできます。