みなさまからのお力添えで、4人目の希望者様が体験に入られました。
■「張り合いができました」。4人目の希望者様談
「聴導犬希望者様3名」と申し上げておりましたが、希望者様は、4名様に
人生にはいろいろな節目があって、これまでとは全く違う生活パターンになる方もいらっしゃいます。4人目の希望者様もそのお一人。心配されたご子息の勧めで、聴導犬希望者に申請。お嫁さんとお越しくださいました。お嫁さんも聴導犬訓練を体験されました。最初のご相談で、
「できるかしら」と、自信なさげでいらっしゃいましたが、とんでもない。すばらしい記憶力と動きで、すぐに訓練を理解されました。同行のお嫁さんも一緒に、体験。ご家族が訓練のサポートをしていただくためには、みなさんで聴導犬との生活ができるように、訓練も多少は覚えていただきます。
■途中ですが、クラウド報告:
みなさまからのお力添えで、(あと16日間)目標額750万円まで、なんと、約35万円になりました。目標額に達成したく、できましたら【シェアとご支援】のお願いいたします。
(※おかげさまで、一瞬だけ《ご支援先人気2位 in GoodMorningソーシャルグッド》
■断捨離利中ですが、、4人目の希望者様が、体験にGo!(コロナ対策万全:体温測定。全身消毒。フェイスシールド&透明マスク。頻繁なうがいと手洗い)
訓練にあたったスタッフ以外は、29日から倉庫近辺で断捨離で埃まみれ。軍手をはめて、ドンドン(重いものを置く音)、パタパタ(物を出した後の空段ボールをたたむ音)。ゴンゴン(スチール棚の組み換えでの金づちの音)と、有馬の「あっちをこうやってね。こっちをこうやってね」という、声。倉庫周辺でスタッフはバタバタと走り回っておりました。
次に、初の音訓練:毎朝、候補犬の体調を確認したら、音の訓練です。当たり前のことですが、希望者さんは音を教えてもらうためのタイミング、動作、合図、ご褒美などをご存じありません。訓練した子で音訓練を一緒にすると、タイミングがずれたり、褒める時に、躓いて、候補犬を怖がらせてしまたっりします。せっかくきちんと音を教えたにも関わらず、怖がられる(=いやなことが起こる)と、「教えてはいけないんだ」と、候補犬の脳に一瞬で入ってしまい、元のように音を喜んで教えることができなくなったりします。
なので、初期の音訓練は「ヒト犬」、スタッフが犬役となり、音の動作だけでなく、犬の気持ちをお伝えしていきます。「ヒト犬」のキャラは結構、ワガママ犬に設定。「報えたんだから、フツー褒めるワン」「ご褒美、忘れてますワン」などの手話や文字でお伝えします。タイマーが基礎となるため、まずはタイマーでユーザーとしての動きを習得していただきます。ある程度動作を習得されたら、今度は、その方の候補犬ではなく、訓練を習得したベテラン子を入れます。
K様、時短で覚えられ、とってもお上手な動作。スタッフが判断して、今回の先生となるデモ犬ひめちゃんを入れました。ひめちゃんも嬉しそうに教えてくれました(* ´ ▽ ` *)。ご家族様のご協力も大事なので、お嫁さんにも毎回、違う子で実践していただきました。
ひめちゃん談「アタシすごいでしょ?こうやって音の訓練するのよ」と、自信満々にK様を誘導してました(さすが! 笑)
■絆作りにもつながる 歩行訓練。ちょっとペット犬さんの歩行訓練とは違います
日本聴導犬協会では、絆作りの基礎は、歩行訓練と考えています。K様。お嫁さんともとても優しく、笑顔で楽しんで歩いてくださいました。歩行訓練、とてもお上手でした!!
説明が難しいので、はしょりますが、大声でも、力でもなく、犬の行動に合わせた歩行訓練です。
希望者さんが体験される候補犬との訓練は、「聴導犬の役割」や「聴導犬が心の支えになる」ということを実感できる、とても嬉しい時間です(*/∀\*)