■お詫びとご報告「コロナ禍の移動規制で希望者訓練日数に足りず認定試験は2021年度に。新規希望者様3組と計7組様が今年、受験予定です」 339名のみなさまからのご支援で、2020年度4組様用の聴導犬育成はできましたが、コロナ禍での移動規制で、希望者訓練日数が基準に足りず、2020年度の身体障害者補助犬認定試験の受験ができませんでした。この4組様と新規の3組様とを合わせて、計7組の方の受験を、2021年度にさせていただきます。2021年度の認定試験受験に向けて、スタッフ一同、精進してまいります。 まだワクチン接種もままならない現状で、どこまで希望者さんのご意向に沿えるか、不安はいなめません。みなさまからのご支援をいただきながら、身体障害者補助犬認定試験への受験が果たせなかったこと、なにとぞご寛容のほど、お願い申し上げます。
障がい の付いた活動報告
339名のみなさまに、感謝申し上げます。夢のようです。 コロナ禍で、精神的な不安と経済的な脆弱さを痛感しながら、スタートした2020年。それから1年。みなさまからのお力添えで、最終日2021年1月22日、ネクストゴール900万円を越え、913万1300円に達成できました。暗い坂道の先に、光を見いだせたような、心放たれる体験になりました。■最終日2021年1月22日、ネクストゴールを越え913万1300円達成! 暗い坂道の先に光を見いだせたような、心放たれる体験でした 現在、18名の聴導犬と介助犬ユーザーさんと、6名(スタート時点から3名増えました)の希望者さんの訓練、面接や説明を行っております。協会所属犬40頭(うち、ソーシャライザーさん宅で10数頭育てていただいています)の育成を進めております。年明けの段階で、クラウドファンディングの第一目標額750万円に達成できましたが、希望者さんが増える中、運営費の不安定さは否めません。この状況で、1月10日。帰省した協会関係者が発熱。13日にPCR検査陽性判定となり、急遽入院。入院できて感謝でした。他のスタッフへの感染拡大防止のために、事務方にはすべて休職をいただき、希望者さんの訓練もキャンセルになりました。「接触」と「濃厚接触者」は保健所の指示にしたがって、PCR検査を受け、緊張しての結果待ちでした。協会犬たちの安らかな寝息を聞きながら、思い悩むのは「これ以上陽性が出たら、23頭のケアができなくなる」。 不幸中の幸い。訓練スタッフはすべて陰性に。でも、14日間の待機となりました。協会内にはいくつか個室があるので、他の方との接触を避ける待機場所として使用していただき、各々が受け持ちのワンズとの生活が始まりました。通常、交替でお休みはあっても9名での犬ケアです。4名だけで23頭を世話するのに施設内を走回っていました。コロナ禍に加え「先行きはどうなるのだろう」と気持ちが弱くなる日々です。「接触」者となった何名かさらに検査を受け、結局、全員陰性と判定され安堵しました。寝ていても肩に力が入り、頭がキリキリする毎日でした。 そんな中、GoodMorning日本聴導犬協会のネクストゴール900万円に達成できました。 繰り返しになりそうですが、同じ景色がパッと明るく見えました。 たくさんの方が、日本聴導犬協会をさせてくださっている。 この想いで、前に前にと進めます。4チーム達成のために訓練をしっかりとさせていただき、ご報告もきちんといたしますね。 末筆になりますが、この大変な時期、なにとぞご自愛のほどお願い申し上げます。
クラウドファンディングも、あと8日間になりました。 みなさまとのせっかくのご縁を活かして、今後も年間を通じた交流をさせていただきたいです。毎月、聴導犬&介助犬についての知識や訓練動画送信や、年1回以上のイベントへのご招待など、日本聴導犬協会の活動をもっともっと知っていただき、一緒に聴導犬&介助犬の育成を支えていただきたいと願っております。GoodMorningコミニティ『タッチ&スマイル:全国への聴導犬と介助犬育成を、一緒に支えてください』https://community.camp-fire.jp/projects/view/367689 11 月からスタートしたGoodMorning日本聴導犬協会です。 お力添えの賜物で、目標額750万円に達成。ネクストゴール900万円に挑戦中です。23年間に渡る育成費用の95%以上は、皆様からの寄付や募金で支えられてきました。しかし、新型コロナウイルス感染の広がりにより、収入が激減したことはみなさまご存じのことです。政府からの「持続化給付金」にも該当しません。 GoodMorningコミニティ『タッチ&スマイル:全国への聴導犬と介助犬育成を、一緒に支えてください』を立ち上げ、みなさまにメンバーになっていただくことで、聴導犬&介助犬についてもっと理解していただき、聴導犬&介助犬育成を一緒にささえていただきたいと願っております。なにとぞ、ご参加のほどよろしくお願いいたします。
もうすぐ、神奈川県の希望者さん宅に行く、聴導犬候補犬なかちゃんからの活動報告です。 みなさんこんにちは! ボクはマルチーズとシーズーのMIX犬、マルシーの「なか」っていいます。かわいい顔をしているからよく女の子に間違えられるけどこう見えて男の子なんです。ボク、聴導犬候補犬です! これから希望者さんと認定試験に向けて頑張るんだ! 希望者さんは、ボクのことがとっても好きみたいで、たくさんかわいがってもらえそうです。早く一緒に生活出来るように訓練頑張らなくちゃ。 <ボク「なか」のお願い>➀ ご支援とシェアのお願い。GoodMorningクラウドファンディングにお力添えを②「いいね!」クリックを「facebook(福)日本聴導犬協会」にお願いします。https://www.facebook.com/nihonncyoudoukennkyoukai※「いいね!」が増えるとご支援や取材が増えるんです。募金箱も置いてくれるとうれしいなぁ みなさまからのあたたかな応援を頂きましたこと、お礼申し上げます。日本聴導犬協会のみんなとっても喜んでます。 では、今からこの前ボクも同行した聴導犬ももちゃんのユーザーさんの自宅訓練についてお話ししますね。ボクたち、コロナで他県への移動自粛で、なかなか行けなかったんだ。ボクの先輩「ももちゃん」がユーザーさんと快適に暮らしてもらうための自宅指導に、石川県まで一緒についていったんだ。ボクはお泊り訓練も兼ねて「旅籠屋」さんに泊まったよ。ももちゃんは石川県で唯一の聴導犬なんだよ。写真がももちゃんとユーザーさん。 シーズーの女の子でとってもかわいいんだ。自宅訓練では、ユーザーさんが聴導犬を同伴する病院、お店、郵便局に「聴導犬」って何なのかをスタッフが説明したり、信頼できるカットのお店や獣医さんにご挨拶に行ったりするんだよ。石川県までは日本聴導犬協会の本部から車で4時間くらい。車がちょっと苦手なボクにはちょっと大変でした。途中、途中のサービスエリアではお散歩をたくさんしました。いろいろな風景を見て、楽しかった。協会の人たちはみんなおいしそうなものを食べていて、ボクも欲しかった。でも、聴導犬になる子は、我慢。我慢。 やっと、到着! 海の見えるとっても素敵な街でした。車で渚を走れる観光名所がすぐ目の前だったよ。ボクは海なし県の長野で暮らしているから久しぶりに海が見られて嬉しかったな。 ももちゃんのユーザーさんはボクたちのことを大歓迎してくれました。ももちゃんも久々にユーザーさんに会えて、ものすごく嬉しそう。しっぽなんか、取れちゃうんじゃないかっていうくらいふってたんだ。ご指導したのは、まず初めに、ももちゃん特製のごはんの作り方。ももちゃんは、少し太っているので、訓練用のご褒美を考えてフードの量を注意しなければならないんだ。ボクも、最近太ってるっていわれるから気をつけないと。あと、もしもお腹の調子が悪くなった時の説明もしたよ。★1日目は、長野から石川県までの移動でみんな疲れていたからこれでおわり。ももちゃんはユーザーさんのおうちでお泊まりで、ボクたちはホテルに泊まりました。初のお泊まり訓練。ボク、「お泊りだぁ~。お泊りだぁ」って、うれしくてテンションあがっちゃった。★2日目。朝、メールで打合わせして、ユーザーさんのおうちに入るときにドアベルをならして、ももちゃんがちゃんと教えられるかチェック。そしたら、ももちゃんちゃんと教えてくれたみたい。さすが! ももちゃん。ユーザーさんもとってもお上手でした。午前中は聴導犬がおしえる音(ドアベル、タイマー、ドアノックなど)の訓練したんだ。 他には、家の中で「どこでもトイレ」の訓練をしました。「パティ、パティ(幼児英語「おまる」の意味)」とかけ声をすると、ももちゃんは家の中でも外でもトイレが出来るんです。家を出る前に、トイレをしておけば人も犬も安心だよね。ちなみにボクは、「どこでもトイレ」の練習中です。トイレが終わったら、出発。まずは、ももちゃんがお世話になるペットサロンにご挨拶に行きました。そこでは聴導犬の説明をお店の方にしたり、カットの内容の打合せをしました。シーズーは目が傷つきやすいから、毛が目に入らないようにももちゃんは毛を伸ばしてゴムで縛っているんだ。だから顔の毛はカットしないようにお伝えしたよ。★3日目は、すごい雨だったんだ。そんな中ドッグランに行ったんだけど、土砂降りでボクはスタッフの長いレインコートの裾で雨宿りしてました。久しぶりのドッグランで嬉しかったけど、もう雨の日には行きたくないな。ビッショビッショになっちゃった。 この日はいろんな場所に挨拶に行きました。まずは石川県庁で補助犬担当の方に挨拶したみたい。ボクたちは待っている間に兼六園の近くをお散歩しました。近くにある21世紀美術館はとってもきれいでおしゃれだったなあ。 その後はユーザーさんのおうちに戻って、ももちゃんのお顔の毛を縛る練習と体重を測る練習をしました。ユーザーさんは毛を縛るのはとても難しそうで、初めは苦戦していたみたいだけど、何回か練習するととっても上手に結べてました。リボンもとってもかわいい! 体重計測は健康管理をする上でとても大切なんだって。ももちゃん痩せれると良いね。★4日目。朝、音の訓練をして、ももちゃんととうとうお別れの日。ボクは少し寂しかったけど、ももちゃんはユーザーさんと一緒で嬉しそうだったな。ボクも、ももちゃんのように立派な聴導犬になれるように頑張るぞ!また会おうね、もも先輩!ボクたちが毎日楽しく過ごせているのも応援してくださっている皆様のおかげです。これからも日本聴導犬協会の応援よろしくお願いします!!
協会犬りょう君からのお礼状:ご支援をいただきましたみなさま りょうNo.1(№276)<ボク「りょう」のお願い。「いいね!」クリックを「facebook(福)日本聴導犬協会」にお願いします。https://www.facebook.com/nihonncyoudoukennkyoukai 「いいね!」が増えるとご支援や取材が増えるんです>募金箱も置いてくれると、うれしいなぁ。 あたたかなご支援を頂きましたこと、お礼申し上げます。日本聴導犬協会のみんなとっても喜んでます。 これって、ボクからの初・お礼状なんだ。 はじめまして! ボクは千葉県のブリーダーさんから譲渡していただいた、「ラブラドゥードル」と「スタンダードプードル」のMIX犬「ラブラドゥードル」の「りょう」って言います。茶色い体と透き通った綺麗な瞳がチャームポイントなんだ。かっこいいでしょ?ボク、最近ソーシャライザーさんのところから帰ってきたばかりで、とても体が大きいのにまだ1歳未満なんだ。食べること&遊ぶことが大好きで、好きなこといっぱいしてたらいつの間にかこんなに大きくなっちゃった! 久しぶりに協会の人たちに会ったら、あまりの成長にみんなすごくびっくりしてたな~。まだまだ大きくなるのかな? そうそう、ボク担当のOさんは、静岡県の御殿場市ってところの出身なんだって「家の窓からおっきい富士山が目の前に見える」って、いつもボクに自慢してるよ。ボクは、富士山がなんあのか、わからないんだけどさ。「家の前の水田で逆さ富士も見える」んだって!さ、きっといい所なんだろうな~! ボクもいつか行ってみたいな。 さて、初めてのボクからのお手紙は協会での活動を紹介しようかな。先日、聴導犬ユーザーFさんの滞在訓練アフターケアが5日間にわたって行われたよ。 Fさんの聴導犬、たく君と一緒に協会の中で音の訓練をしたり、外に出てバスや電車の乗車訓練や歩行訓練、お買い物訓練や飲食店での訓練をしたりしたよ。その様子を少し紹介するね。 まず乗車訓練、お買い物訓練、飲食店訓練、どの訓練の前にも必ず必要なことがあるんだ。 それは犬にトイレのチャンスを与えることと、お水を飲ませること。訓練をするうえで犬に成功体験をさせること、失敗させないことがとても大切になるから、この2つは絶対に確認してほしいんだ。ボクたちもお店や慣れない場所に行くのは緊張することもあるし、大事なお仕事だから、少しでもストレスになるものは取り除いてもらえると万全な状態でお仕事が成功できるよ。あとは、入る前にはコートを着せるのも忘れずにね。聴導犬って周りの方に暖かく受け入れてもらえるように、コートは大事な役割があるからね。 お仕事が終わった後にもお水とおトイレ確認。そしてたくさんたくさん褒めてほしいな。褒められると嬉しいし、寝ている間でも脳で「上手にできた」っていう自信にもつながるんだ。たく君もFさんにたくさん褒めてもらえるのがすごく嬉しいんだって! 飲食店訓練の様子を説明するね。聴導犬は、席についてからはユーザーさんの足元の安全な場所でリラックスして自由に過ごしているよ。ほら、たく君もとてもリラックスした表情で待ってるでしょ?リラックスしているから、横になって寝て過ごすこともあるよ。 こんな風に待てるためには、もちろん慣れもあるけど、ユーザーさん自身で犬を守れる安全な席を選んだり、リラックスして過ごせる場所を選んで敷物を敷いたり、荷物で目隠しをしたりなど、ユーザーさん自身の訓練も必要なんだ。これはバスや電車に乗る時も同じだよ。 聴導犬とユーザーさんというのは、どちらも必要な訓練をして、お互いに支え合ってるということなんだね。だから一緒に過ごしていくうちに絆もどんどん深まっていくんだ。とても素敵な関係だね。ボクもユーザーさんと早く出会いたいなぁ←「まだまだ赤ちゃん過ぎて、無理!」とスタッフ。 たく君とFさんも、とても絆が深まっているのが伝わったよ。たく君、Fさんのためにお仕事をするのがすごく楽しい」って言ってた。これからもこんな素敵な関係の人たちが増えていくといいなぁ。ボクもたく君を見習って、かっこいい介助犬になれるように頑張ろう! 皆様からの応援がボクたちの活力になっています。これからも応援をよろしくお願いします。介助犬候補犬 りょう P.S.これからもボクたちを応援してね。GoodMorning日本聴導犬協会「コロナ乗り越え、全国に聴導犬・介助犬を届けたい」https://camp-fire.jp/projects/340835 を今後ともよろしくお願いいたします。