支援者の皆様まずはゲームの発売を大変お待たせしておりますこと、お詫び申し上げます。アルファテスト開始から2カ月弱。テスターの方々には通常の初回通しプレイは言うに及ばず、全エンディングパターンの達成テスト、全アチーブの達成テスト、あらゆる分岐やプレイパターンの違いを試行してのバグの洗い出し、数万匹を釣っての蛙全種類の釣上げテスト、クエストや釣りの難易度、アイテム価格やアイテム出現率などのゲームバランスの検証、日本語表記や英語表記の検証など、開発検証に必要な全ての要素についてプレイを通じた協力をいただいております。こういったテストプレイは、ゲームを作品として楽しむことを遥かに超えたプレイになるため、なかなか無頓着に人に頼めるものではありません。テスターの方々には、こちらの厳しい要求に十分以上に応えていただいており感謝しております。開発状況につきましては、テストプレイから得られたフィードバックの一つ一つに対して無数のアップデートが施され、ゲームはほぼ完成に近づいたことでアプリストアへの申請準備も始まりました。ゲームの発売が待ちきれない思いの方が多々いらっしゃることは重々承知しております。開発から販売準備へフェーズが移行しつつある状態であることをご理解いただきお待ちいただけたらと存じます。重ねて、予定より大幅にリリースが遅れていますことをお詫び申し上げます。【デジタル版設定画集につきまして】こちらも大変お待たせして申し訳ありません。既にご案内の通り、設定画集の編集はゲーム開発が一段落してからの開始予定でしたが、今月中には編集作業を開始いたします。こちらに関しましても完成の目途がつき次第あらためて報告させていただきます。
ガラージュ完全版はアルファテストを開始いたしました。ここに至るまでに既に実装済みのシナリオに対する大幅なシナリオ変更が2回ありました。これは単なる台詞の変更ではなくクエストそのものの変更であったため、出来上がっているものをもう一度組み直す作業となりましたが、その分より完成度の高いシナリオになったものと思っています。また全体のゲーム進行を優先で開発していたため、後回しになっていたシステムの実装が必要でした。もっとも大きなものがビンドウと釣の設定反映作業です。これらはどちらもビンドウウィンチの設置場所や釣場ごとの種族設定があります。オリジナル版の蟹と蛙は全40種類でしたが、その2倍以上の多様な蟹と蛙がこの世界に生息することになりました。釣情報にも生息地のヒントが記載されるようになりましたので、このヒントを元に様々な蛙釣を楽しむことが出来ます。他にもキャラクターの身体改造具合を確認できるステータス画面なども実装され、ゲームとして実装されるべきものは全て整った状態になりました。これでリリースに向けての一山をやっと超えたことになります。
アチーブメント機能が実装されました。アチーブメント機能は、やり込み要素としての指標というよりも、プレイヤーを導くナビとしての要素や、プレイの中断により目標を見失った時のリマインダーとしての役目を重視して作っています。どんなプレイをしても、誰もがほとんどのアチーブ項目を達成できるようにしたいとも思っています。とは言え、極一部に難易度の高いものもありますが、こちらはお楽しみ要素のご紹介ということで。これでゲーム完成までに必要なシステムは全て実装完了となりました。ここからテストプレイを通しての調整作業に入ります。場面修正や釣のバランス調整も行いながらの作業です。釣といえば、完全版ではタカシが釣場に出張して釣の手ほどきをしてくれることになりました。ちょっとだけ寂しくないガラージュになります。
開発当初の予定にはなかった機能ですが、ログ機能が実装されました。ゲーム進行に重要な台詞、サブクエストの対象となる台詞を聞くと、それらをいつでも参照できるようになります。全ての台詞ではありませんが、これで読み逃しやミスタップによる台詞飛ばしがあっても確認が可能になります。スマホゲームでは昔のようなメモを取りながらのプレイは現実的ではないですし、ゲームを中断せざるを得ない状況が頻繁に起こることもあるでしょう。中断が長引いた結果、何をしていたのか忘れてしまうこともあるでしょう。そういうプレイ環境では、これが無いとまずいよな、という判断の上での実装です。これでまた、このゲームに触れていただいた方が、クリアまでプレイできる間口が広がったものと思っています。
現在の開発状況についての報告です。まずシナリオについて。シナリオは当初の予想の1.5倍を超えて2倍ぐらいの19万字以上になりましたが、アナザーエンディングを含めた全ての台詞やテキストが決定し、実装も完了。全ルートがプレイアブルな状態になっています。釣システムも完成し、オリジナル版+αの40種類の蛙が実装されていますが、まだ増える予定です。釣システムはオリジナル版の改良版となっており、スマホへの最適化はもちろんのこと、より快適に楽しめるものとなっています。そのほか、現在地表示を実現した地図や、複数セーブが可能なセーブ機能も実装済みとなっています。釣のシステムまで完成したことで、現在のプレイ感覚は、オリジナル版のプレイ感覚の再現としてはほぼ達成済みとなっています。つまり単なるリマスターということであればアルファテストに持ち込める完成度なのですが、実際のアルファテストに持ち込むには、まだ大量の作業を残しています。アチーブ機能の実装であったり、改良したクエストや釣のバランス調整であったり、水棲機械の追加であったり、画像のレタッチ作業もまだ半ばです。発売時期の発表にはもう少しお時間を頂かなければなりませんが、楽しみにお待ちいただけたらと思います。