途中経過報告と御礼
この度は、一般財団法人あしなが育英会のプロジェクト『Power of Hope:遺児たちに希望のチカラを届けたい』をご支援くださり、本当にありがとうございました。
年越し緊急支援金送金について
11月30日の記者発表とその後のニュースや本会からのメールを見てご支援くださった方が多くいらっしゃると思いますが、年越しを前に倒れてしまう家庭が出てくることを防ぎたい!と緊急決定した「全奨学生への一律20万円、返還不要の『年越し緊急支援金』」につきまして、12月中に送金を実施しましたことをお知らせしておきます。
遺児家庭からはさっそく「ひとり親家庭で今コロナ禍の中、仕事も減り食べるものも食べれなくて親子3人路頭に迷うところでした。早速食べ物を買いに行き食べながらありがたいねと言いながら泣いて食べていました」といった声が届いております。ご支援者のみなさまのおかげで、多くの遺児と遺児家庭が心休まる年越しを叶えられたということをぜひ知っていただけましたら嬉しいです。
年越し心のホットライン(緊急電話相談)について
また、12月19日と20日に遺児家庭の保護者を対象に『年越し心のホットライン(緊急電話相談)』を開設し、2日間でのべ48名の方からお電話がありました。
相談窓口に寄せられた保護者の声の一部をご紹介します。
みなさまのやさしさとあたたかいご支援は、本会の奨学金、心のケア、各種教育プログラム、保護者支援というかたちで、確実に遺児家庭に届き、苦境にある方々を支えています。
本会はこれからも、奨学金を通して遺児を経済的に支援するとともに、単なる奨学金団体ではなく、遺児と遺児家庭の心に寄り添いながら、未来を背負う人材育成を続けて参ります。
ご支援くださったみなさまもどうか、ご自愛のうえ、心休まる年末年始をお迎えください。
御礼まで
一般財団法人あしなが育英会
担当:林